美味しいメロンで地元を盛り上げたい!

空き家を改造した植物工場でメロンの栽培を行っています。 この「空き家で植物工場プロジェクト」を成功させて、閑散としてしまった温泉街の新しい観光や名物に繋げていきたいと考えています。

現在の支援総額

394,000

39%

目標金額は1,000,000円

支援者数

27

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/09/12に募集を開始し、 27人の支援により 394,000円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

美味しいメロンで地元を盛り上げたい!

現在の支援総額

394,000

39%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数27

このプロジェクトは、2023/09/12に募集を開始し、 27人の支援により 394,000円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

空き家を改造した植物工場でメロンの栽培を行っています。 この「空き家で植物工場プロジェクト」を成功させて、閑散としてしまった温泉街の新しい観光や名物に繋げていきたいと考えています。

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皆様、いつも温かい応援を賜りまして誠にありがとうございます。


■ご報告

ハダニ、根腐れの影響が大きくなり、前回のご報告よりも早く対策を取りました為、改めてご報告致します。

(2/17実施)


※ハダニの駆除について

ハダニは非常に小さく繁殖力・薬剤耐性の面でも完全な駆除は困難と考え、ユニットの植物を全て撤去することといたしました。

ユニット本体にも成体や卵が付着している可能性もあるため、殺ダニ剤の燻煙処理を行いました。また、1℃程度の低温にて卵の不活性化を行いました。

孵化の可能性はゼロではございませんので、定植前に再度別種の殺ダニ剤の燻煙処理を行います。


※根腐れ対策

植物の撤去時に、原因となるいくつかの株が見つかりました。養液タンク内の銀イオンシートでは除菌が追いつかず、菌の繁殖につながったようです。

TOP写真のように360穴全てにスポンジを入れた育苗カップで蓋をし、水路を次亜塩素酸ナトリウム溶液にて24時間、その後真水にて濯ぎ作業(24時間×3)を行い、本日終了予定となります。

根腐れの原因となりますピシウム菌はほぼ100%除菌できているかと思いますが、今後銀イオンシートの枚数を増やすことで再発を防いでいきたいと思います。


■今後の予定

今後は横型ユニット(DFT)を一株多果取り用、縦型ユニット(NFT)を一株4果取りとして栽培を進めてまいります。

現在抱えている問題としまして以下2点が挙げられます。

・実の肥大不足

・着果率の低さ


これらの解決策としまして以下の内容を実施いたします。

・育成ステージに合わせた液肥の使用

・溶存酸素濃度の増加(エアレーションの追加)

・人工授粉後、離層部へのベンジルアデニン塗布


■育成ステージに合わせた液肥

成長によって必要となる栄養素が変化してまいりますので、今までの全ステージ同配合ではなく、6ステージに分けて液肥を変化させることとします。

1:育苗(0〜2週)…根と葉の成長促進[EC値1500uS/cm]

2:生育(3〜6週)…ツルや葉の発育強化[EC値2500uS/cm]

3:開花・受粉期(7〜8週)…花・果実の形成[EC値3500uS/cm]

4:果実肥大期(9〜10週)…果実のサイズUP[EC値4000uS/cm]

5:糖度向上期(11〜13週)…糖度UP・水ストレス管理[EC値4500uS/cm]

6:収穫前(14〜15週)…最終調整(甘み向上)[EC値4500uS/cm]


ステージごとの各栄養素増減は以下の通りです。(メロン栽培時は養液が酸性へ偏りますのでアンモニア態窒素(A-N)は含んでおりません。)

窒素(硝酸態窒素N-N)を徐々に減らし、カリウム、カルシウムを増加させることで、実の肥大と糖度アップにつながると考えております。

また、育成初期では根の浸透圧ストレスを抑えるため養液濃度(EC値)を低めにし、酸素を多く送りながら徐々に濃度を増加させることで、根を成長させ、実の肥大につなげます。


■離層部へのベンジルアデニン塗布

人工授粉を行っても受粉に失敗することが多いため(成功率 約35%)、人工授粉後8日目を目安に、ホルモン剤ベンジルアデニン(ベンジルアミノプリン液剤)を0.1%の濃度にて、離層部(茎と実の境目)へ塗布いたします。

露地栽培でも高い着果率(76%以上)を示している濃度・塗布方法のため、今後の着果率の大幅向上に期待しております。また、実の肥大にもつながります。


以上の内容にて今後のメロン育成に努めて参りたいと思います。種子は2/18に播種しまして、現在液温26.5℃を保ち発芽を促しております。

明日にも発芽が始まり、ユニットへの定植は週明け前半を予定しております。


以上が前回のご報告からの変更点となります。

返礼が遅れており誠に申し訳ございません。今しばらくお時間を頂けましたら幸いです。

何卒よろしくお願い致します。

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