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潰されてしまったケニアに住むLGBTQIA難民が営むレストランを再開させたい!

ケニアの首都ナイロビには、今年5月に最高刑が死刑の反同性愛法が施行されたウガンダなどからやって来た難民が多く暮らしています。その人たちのシェルター、職と食を提供するためのレストランが脅迫を受け閉鎖と移転を余儀なくされました。その再開に向けた資金が必要です。

現在の支援総額

1,251,000

156%

目標金額は800,000円

支援者数

135

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/12/25に募集を開始し、 135人の支援により 1,251,000円の資金を集め、 2024/01/31に募集を終了しました

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潰されてしまったケニアに住むLGBTQIA難民が営むレストランを再開させたい!

現在の支援総額

1,251,000

156%達成

終了

目標金額800,000

支援者数135

このプロジェクトは、2023/12/25に募集を開始し、 135人の支援により 1,251,000円の資金を集め、 2024/01/31に募集を終了しました

ケニアの首都ナイロビには、今年5月に最高刑が死刑の反同性愛法が施行されたウガンダなどからやって来た難民が多く暮らしています。その人たちのシェルター、職と食を提供するためのレストランが脅迫を受け閉鎖と移転を余儀なくされました。その再開に向けた資金が必要です。

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しばらく活動報告が止まってしまい申し訳ありませんでした。

植田は8月25日から29日までケニアに滞在し、レストランを含めたLGBT難民シェルターの現状を見てまいりました。いいニュースと悪いニュースがあります。まずは悪いニュースからです。

ケニア政府は、IMFとの合意に基づき財政赤字の縮小のために、増税法案を国会で審議していました。これに対してGen Zと呼ばれる2〜30代の若者を中心に大規模な抗議デモを起こし、6月25日には国会議事堂を占拠するに至りました。ケニア政府は鎮圧に乗り出し、50人の死者、多数の行方不明者を出す事態となりました。増税法案は下院で可決されたものの、ルト大統領は結局、撤回に追い込まれました。

抗議活動に関する情報共有はTikTokなどのSNSで行われたのですが、そこには少なからずデマが混じっていました。その中には
「ウガンダのムセベニ大統領が裏で糸を引いている」
「ムセベニがケニア人を拉致した」
などと言った荒唐無稽なものもあったようで、
ナイロビCBD(市内中心部)のウガンダハウスというビルが放火されるなど
ウガンダに関連する施設が、デモに乗じてデマに煽られた人々に襲われました。

残念ながら、皆さんの浄財で再開に至ったLGBT難民シェルターが営むレストランもその標的となってしまいました。何者かにより投石され、大切な商売道具である液晶テレビ(サッカーの試合を放映しお茶代、おやつ代をもらうビジネスモデル)3台やその他の設備が盗まれてしまいました。

なお、彼らが難民であることは地域住民に知られていますが、LGBTであることは安全上の理由から絶対に秘密にされていて、ほぼ誰も知りません。

【画像】液晶テレビが設置されていた枠

普段から懇意にしている警察から「当面は店を閉めたほうがいい」とのアドバイスを受け、泣く泣く長期の臨時休業に入りました。店では難民6人とケニア人2人を雇っていたのですが、仕事がなくなってしまいました。

警察は事件の捜査に乗り出しましたが、難民の皆さんは有耶無耶になることを望んでいます。監視カメラを設置していたので犯人の目星はある程度付いているようですが、もし警察が逮捕に踏み切り、その犯人が地域住民だった場合は、「ウガンダ人がケニア人を警察に売った」と言われ、報復されることが火を見るよりも明らかだからです。

【画像】ひっそりとした店内

ここからはいいニュースです♪


一連のプロジェクトに賛同してくださっている社民党の大椿ゆうこ参議院議員が一緒に現地で視察を行い、地元の警察署長、町長に会うことになりました。大椿さんは、レストラン再開に向けて協力して欲しいと署長に要請したところ、署長はぜひ協力したいと約束してくれました。


日本と異なり、ケニアにおいて上院議員は雲の上の人扱いらしく、会うことだけで非常に名誉なことらしいです。そんな日本の上院議員(=参議院議員)に頼まれては断るわけにはいかないようです。【画像】(左から)町長代理、大椿ゆうこさん、警察署長


また、駐ケニアの岡庭建日本大使の仲介で、隣の選挙区(とは言っても通りの反対側なのでほぼほぼ地元です)選出のチェゲ下院議員がシェルターと訪れ、大椿さんやシェルターの皆さんとお話をしたのですが、それもいい影響を与えたようです。


【画像】再開に向けて久しぶりに明かりが灯ったレストラン(今月4日撮影)

他にもご報告すべきことは多くあるので、何度かに分けます。

なお、細々とした活動報告やカンパのお願いなどは、僕個人のTwitterで行っております。 #ケニアLGBTQIA難民サポートで検索してみてください。

https://x.com/yoox960093/status/1831585300201795954

【画像】レストランの外観。久々に鍵を開けました

【画像】テレビが盗まれてしまった裏の部屋
【画像】2階の部屋。営業終了後に真っ暗な夜道をシェルターまで徒歩で帰るのは危険なので、ここで寝るそうです
【画像】2階の部屋に上がる急な階段

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