本日プロジェクトが達成しました。 前回のプロジェクトは最終日に駆け込みでなんとか達成したのに対して、今回は6日目、一週間を待たずの達成です。ご支援頂いた皆様、本当にありがとうございます。 まだまだプロジェクトの期間は残っていますので、ここからはストレッチゴールの達成を目指す事になります。今回はプロジェクトの達成目標を低く設定し、たくさんのストレッチゴールを設けています。すでにご支援頂いた方も、「どこまで達成するか」をともに注視し、楽しんで頂ければ幸いです。 更新情報としては、引き続きリターンに設定している、各ゲームの紹介、またプロジェクトが達成しましたので、ストレッチゴールについての解説もしていきたいと考えています。 もちろん、アマヤギ堂様のイラストが完成した際には、都度発信させて頂きます。プロジェクトの達成度合いに合わせて、こうした更新情報も引き続き楽しんで頂ければと思います。 それでは引き続き、よろしくお願いします。
「陰陽賽(おんみょうさい)」はクラウドファンディング達成後にリリースした二作目のボードゲームです。 プロトタイプはゲームマーケットのイベント企画として作成し、その後完成版としてルールを追加修正してリリースしました。 ゲームの概要 テーマはタイトルからイメージできるとおり「陰陽師」。平安時代は双六(今で言うバックギャモンに近いゲーム)も流行ったとされることから、「陰陽師+サイコロ」をテーマにし、舞台は御前試合としました。白河法皇も「ままならぬもの」として双六の賽の目を挙げており、パッケージにはその歌も載せています。 ゲームでは写真のように4×4のマス目にサイコロを配置し、得点を競います。ただし、普通のサイコロゲーム(ダイスゲーム)がサイコロの上面を見るのに対して、このゲームでは主にサイコロの「側面」を使います。 ゲームは2~4人で行いますが、自分の方を向いたサイコロの目がそのまま点数になります。また各プレイヤーにはカードが配られており、そのカードに示された「色」が追加点になります。 カードは他のプレイヤーには見えないので、バレずに配置できれば高得点が狙いやすくなります。 このように「配置」と「転がす」を繰り返して、点数の高いプレイヤーがラウンドに勝利。合計2ラウンド勝利したプレイヤーが最終的な勝者です。 ゲームの特徴 「サイコロを使いつつ、運の要素の低いゲーム」を目指しました。その狙いはうまくできていると思っています。 派手な見た目と、1ラウンド15分ほどと短いながらも考えどころのあるルールが好評を頂いており、私が制作したゲームの中では現状一番の売れ筋です。ぜひ頭を捻りながら楽しんでください。 限定拡張パック「二階建」について 今回のクラウドファンディングの限定拡張パックとして、「二階建」をお付けします。商品としてリリースするには中途半端なので、おそらくはこのクラウドファンディング限定になるかと思います。 「二階建」は写真のような、大きなサイコロのようなデザインです。(写真は試作品です)これをスタート時に中央の2×2マスを覆うように置きます。このゲームではラウンド中一回だけ「転がり上がる」という特殊なアクションが使えます。これを使うとサイコロが重なることができるのですが、拡張パックではボードの中央が最初から「二段目」になります。 この結果、各プレイヤーから見えるサイコロの数は通常より多くなり、点数も高くなります。標準ルールより乱打戦になりますので、点数を稼ぐ戦略も変わって来るかと思います。いつもの「陰陽賽」とは別ゲームとして、二度美味しく楽しんで頂ければと思います。上にもあるとおり、写真は試作品です。お届けする際には、サイコロと高さが合うよう、高さをもっと低く調整します。 すでに「陰陽賽」をお持ちの方で「二階建」が欲しいという方 何らかのご支援を頂き、コメント欄に「二階建希望」と分かるように書いて頂けば、リターン発送時に併せて発送させて頂きます。 すでに何名かから送付希望を頂いております。いつも遊んで頂いてありがとうございます。
※このトップ画像は、「アマヤギ堂」様の過去の作品から作ったイメージ画像です 私がゲームを作るきっかけとなり、またCAMPFIREの前回のプロジェクト実施作品でもある ゲーム「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」。 今回のプロジェクトではこのゲームの再販も行います。 ゲームの概要について 「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」 「三千世界の烏を殺し、主と添い寝がしてみたい」であったとも言われますが、 幕末の志士、高杉晋作がうたったとされる都々逸(三味線の歌)の一部です。(歌った人物についても諸説あります) 「明日をも知れぬ志士の身、遊郭で戯れても、烏が鳴けば帰らなければいけない。ならば世界の全ての烏を殺しても、現を忘れて過ごしたい」 という遊郭をテーマにした艶めかしい背景から、 なぜか「だから鳥を殺す」とひたすら鳥を虐殺するという、バカバカしいゲームになっています。そしてゲームからの脱落は「死亡」や「敗退」ではなく「帰宅」。鳥が鳴いたプレイヤーは、遊郭から追い出され帰宅の途につくわけです。このギャップが受けたのか、国内のみならず海外の方にも多数ご購入頂き、今回の再販の流れとなりました。 変更点と問題点 このゲームは初めての制作作品という事もあり、今となっては修正したい点がいくつかあります。 まずは「カードが弱い(薄い)」ということ。その印刷会社で一番厚めの紙を使ったのですが、やはりカード専用紙に比べると品質の違いは明白。海外のプレイヤー評価で「カードが薄いので注意」といったコメントも頂きました。今回はボードゲーム制作の経験が豊富な印刷会社様にお願いし、カード専用紙での印刷をお願いします。 ちなみにカードゲームで使うカードは複数枚の薄い紙を重ねることで強度を保ち、透けないようにしているそうです。単に厚いだけじゃないんですね。この辺も自分でゲームを作るようになって勉強しました。 また、いくつかのカードの変更を行うことで、ゲームバランスも調整します。 特に一撃必殺で「強すぎてバランスが悪い」という声の多かった 「猿轡(さるぐつわ)」を廃止し、以下のカードを追加します。 (調整により変更される可能性があります) 【鳥カード】・鶏×2:鶏2羽【三味線カード】・鏡 :攻撃を任意のプレイヤーに跳ね返せる・口笛 :全プレイヤー、鳥カードを一枚引く そしてカード・箱デザインもアマヤギ堂様のイラストで一新します。 イラストは現在制作を頂いています。 進捗がありましたら、都度こちらで発信させて頂きます。 どんなイラストになるのか? 私も今からわくわくしています。
2年ぶり2度目のクラウドファンディングがスタートしました! 久しぶりの皆様はご無沙汰です。 初めての皆様、はじめまして。 「CAMPFIRE出身のボードゲームデザイナー」ろい と申します。 https://twitter.com/pen_n_dice 今回は新作「百怪夜行」の制作および、「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」の再版のため、2度目のクラウドファンディングを実施させて頂きます。 なぜこの2作品か? それはこの2作品の絵を「アマヤギ堂」様にお願いするためです。 トップ画像はイメージですが、このような妖怪絵をたくさん描かれている「アマヤギ堂」様に、「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」のイラスト刷新、および新作のイラストをお願いしています。 皆様により知って頂くため、そしてその制作費用を集めるため、2度目のクラウドファンディングを実施させて頂くこととしました。 今回はストレッチゴールも付けていますので、ご支援頂いた方はお祭りとして、より良いリターンのために他の方を巻き込んで頂ければと思います。 更新情報としては制作状況の他、各ゲームの紹介を順次させて頂きますので、併せてご注目頂ければ幸いです。 なお、この原稿を書いている時点でも複数名の方にご支援を頂いております。 まずはご支援・拡散に対して御礼申し上げます。 それではプロジェクト終了までの約二ヶ月間、お付き合い頂けましたら幸いです。 よろしくお願いいたします。