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差別のない大学にするために、差別を止めるためのガイドブックを作りたい!

大学から差別をなくしたい! 外国人留学生や女性・セクシャルマイノリティなど、様々なマイノリティが安心して大学生活を送れるための反差別ガイドブックを作成し、大学生に配布させてください!

現在の支援総額

1,121,000

112%

目標金額は1,000,000円

支援者数

148

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/04/24に募集を開始し、 148人の支援により 1,121,000円の資金を集め、 2018/07/12に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,121,000

112%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数148

このプロジェクトは、2018/04/24に募集を開始し、 148人の支援により 1,121,000円の資金を集め、 2018/07/12に募集を終了しました

大学から差別をなくしたい! 外国人留学生や女性・セクシャルマイノリティなど、様々なマイノリティが安心して大学生活を送れるための反差別ガイドブックを作成し、大学生に配布させてください!

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ーARICの学生ボランティアに、普段の活動への思いを聞きました。

 

 

 

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私は日本生まれ、日本育ちの大学生です。これまでに差別と向き合う機会・差別について考えることはほとんどありませんでした。今でもはっきりと覚えていますが、高校生の頃、連日ニュース映像で盛んに「ヘイト・スピーチ」が取り上げられました。映像から流れてきた、特定の集団へ向けた「殺せ」「出ていけ」という叫びなどには、確かに強い不快感を覚えました。

 

でも、それだけでした。「ひどい」と思っても、何か行動を起こすことはありませんでした。周囲にこの問題に対して強い関心を示す人もいなかったし、近所でヘイト・デモもありませんでした。日本で起きているのに、遠い世界の話のように他人事として捉えていました。

 

それどころか最近まで、ニュースで小耳にはさんだ、「ヘイト・スピーチ対策法」が出来たことでだんだんと無くなっていくだろう、と思っていました。ヘイト・スピーチなんて、一部の変な人たちがやっているもので放っておけばいい、と。

 

しかし、先日ヘイト・デモを初めて見て、「何か行動しなければ」と痛感しました。

 

ある日曜日の午後、新宿でヘイト・デモが堂々と行われました。

デモが行われるコースに従い、過剰なほどの警察官が待機し、デモの参加者側をしっかりと守ります。デモ参加者は、デモをやめさせようとする人たち(カウンター)や一般市民の前で白昼堂々、差別的な言葉をちりばめたプラカードを持ち、楽しそうに叫び続けました。カウンターたちを楽しそうに罵倒し、通りすがりの人達を煽り、堂々と靖国通りに憎悪表現たっぷりの言葉を流し続けました。通りすがりの親子連れの家族や観光客と思われる外国人、一般の人達は不快な表情を浮かべました。その差別的表現の対象がたとえ自分ではなくても、良い気分には到底なれません。

 

最も衝撃を受けたのは、参加者の中に同じ年くらいの若者が先頭に立っていたことです。ヘイト・スピーチを扱った書籍によくあるような、「社会的にうまくいっていない、40代ほどのほんの一部だけがヘイト・デモに参加している」わけではないと思います。最近では、こうしたデモ参加者に若者が続々と増えているようです。もはや、「一部の変な奴ら」では済まなくなってきていると感じます。

 

月並みな表現かもしれませんが、ヘイト・スピーチは、ターゲットになる人はもちろん、それを聞くすべての人の心を壊すものだと、このデモから強く感じました。ヘイト・スピーチの標的になる人が、自律した生活を送れないほど打ちのめされます。アイデンティティに向かって「殺す」「出ていけ」などと叫ぶことは、「表現の自由」を悪用した脅迫です。

 

私たちは、日本で起きているこの大きな問題を、このまま「知らないフリ」し続けるのでしょうか?私達が今アクションを起こさない限り、憎悪を放置し、差別は助長され続けます。それが、今後大きなヘイト・クライムにつながる危険性もあります。

 

ヘイト・スピーチで注目されるのは在日コリアンのことです。しかし現状は、日本にやって来る留学生が外国人差別の対象になり、事件に巻き込まれる可能性も高まっています。実際にARICには、「電車の中、母語で話していたら、突然腕をつかまれ蹴られた」などの、留学生からの被害相談が寄せられています。

 

私たちはヘイト・スピーチに限らず、「差別に向き合ったとき、どうするのか?」について取り組んでいます。

 

ぜひ私達とともに、差別とたたかいましょう。

 

 

M.T.

 

 

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