世界遺産と温泉の町 “ゆのつ” にみんなが集える「シェア文庫」を作りたい!

島根県西部に位置する人口1000人弱の温泉津(ゆのつ)地区に、地域住民や旅行者にとってのサードプレイスとなるシェア文庫「本と舍(あらか)」を作ります。本との出会いはもちろん、地域住民同士、地域住民と旅行者の交流が生まれるような仕組みも提供します。乞うご期待!

現在の支援総額

3,253,000

162%

目標金額は2,000,000円

支援者数

239

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/11/01に募集を開始し、 239人の支援により 3,253,000円の資金を集め、 2025/01/18に募集を終了しました

世界遺産と温泉の町 “ゆのつ” にみんなが集える「シェア文庫」を作りたい!

現在の支援総額

3,253,000

162%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数239

このプロジェクトは、2024/11/01に募集を開始し、 239人の支援により 3,253,000円の資金を集め、 2025/01/18に募集を終了しました

島根県西部に位置する人口1000人弱の温泉津(ゆのつ)地区に、地域住民や旅行者にとってのサードプレイスとなるシェア文庫「本と舍(あらか)」を作ります。本との出会いはもちろん、地域住民同士、地域住民と旅行者の交流が生まれるような仕組みも提供します。乞うご期待!

地域おこし協力隊のためのクラファンで、あなたもプロジェクトに挑戦してみませんか?

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怒涛の年度末。1年のなかでも繁忙を極める3月。現象舎は決算月が4月なので、この年度末から新年度はもっとも慌ただしくしています。

右往左往してはあれやこれやととにかく目につくものから片付けて。どさくさに紛れて甘いお菓子をプロテインで流し込んでなかったことにしてきた日々がもはや懐かしい‥。

というのも、先日行なった内覧会(自治体関係者さま向け)により、令和6年度事業に一区切りをつけることができたのであります。

今日はそんな内覧会の様子を経過報告にてお伝えしていきたいと思います。

石見銀山と暮らしの町・大森町から巡る内覧会
群言堂で有名な㈱石見銀山生活観光研究所 河村家から始まる

今回の内覧会ツアーは石見銀山と暮らしの町・大森町で改修をした2つの一棟貸し物件からスタート。実は今回の本と舍を含む合計6つの施設改修は、観光庁の「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業」を活用させていただいており、島根は大田市、大森と温泉津の、世界遺産・石見銀山エリアで連携して行いました。そのため島根県と大田市にもご協力いただいたことから今回の内覧会への運びとなったのです。

この大森町と温泉津町で連携し取り組んだ事業。コンセプトは「人の交流が育んだ無形の観光資源を通し、町の住⺠になりたくなるような中⻑期滞在型の観光体験を提供する」こと。

そのためメインターゲットには、①時間‧場所に縛られないビジネスパーソン ②都会の子育て環境に課題感を持つご家族 ③地方創生‧創業に関心があるインターン生‧MI層を、そしてサブターゲットには既存旅館客‧湯治客を据えて実施いたしました。

当年度に大森にて改修された河村家・橋本家とも、中長期滞在者の中でも保育園留学に取り組まれる子育て世帯を主なターゲットととした一棟貸し物件として改修されました。

本と舍はというと‥?

まずは本と舍の様子をお写真にて公開していきましょう!

こちらは1階の絵本と暮らしの書籍のコーナー。

切りっぱなしの無垢板を互い違いに構成しました。おもしろいのは流木柱。とにかく上下の面を合わせて切るのに苦労しました。光つけという方法で、いびつな形の裁断面を点でマーキングをしてから線を引いて切る方法を学び実践いたしました。(教えてくれた大工Kさんありがとうございます!)

こちらは違う角度から。筋交いのところにこちらも無垢のL字けやき材を据え置き、丸太で支えています。ここは新刊を置いたり、選書家の本を陳列するコーナーにする予定です。

そして靴を脱いで急な階段を上がると和室の一間がのぞきます。まあるいペンダントライトと昭和のソファが愛らしい。

こちらの壁は、アート・美術・写真・デザインなどを書籍を並べる予定。いずれも整然として分類分けするというより、ある種雑然と、なにか関連するもの同士が隣り合わせになるように配架していく予定です。

こちらはその対角にある壁。工藝・民藝・ものづくりに関連する書籍が配架される予定です。こちらはたがい棚を設計。28ミリの三六合板から無駄の生じないよう計算し棚板と棚足を切り出して、ユニット単位で製作をして組み合わせました。高さはハードカバー・雑誌・タブロイドが収まる定型サイズに調整しています。

工藝に関わる古い書籍は比較的豆本系も多く含まれているため、割を多くしたのが工夫のポイントです。

2階はこうしたソファシートをいくつか用意しているため、1階のオープンな縁側ベンチとは違ってゆったりひっそり本に集中したい方におすすめの空間にしています。

そしてこちらは「37度のひめごと」コーナー。ムフフな書籍やアイテムが陳列される予定。大人のあなただけが楽しめる場所としてご活用いただけます。

本と舍はどういった思いで作られたのか

ではここでお得意のスピーチです笑

いつも簡潔にを心がけますが、毎回なかなか熱くなってしまう。

先ほど大森町の段でお伝えした通りのコンセプトに含まれる「中長期滞在者が滞在時間を伸長できる場になること」が本と舍のテーマとして事業計画には綴っていますが、わたしとしてはこのクラファンでお伝えしたように、地域のコミュニティの場であること、そして集われた地域の方とのコミュニケーションを、旅人に楽しんでいただくことを大切にしたいと思っています。

温泉津を旅先に選ばれる方の殆どが、ランドマーク観光やリゾート滞在を目的としない知的探究心層が多くいらっしゃるであろうと考えられます。

そんな彼ら/彼女らが旅を通して得るだろう嬉しい体験とはなにか。

それは、地元の人・モノ・ことを通じた「一歩、ローカルに踏み込んだ旅」。それが生まれる場所になればということで作ったのです。

この日のスピーチではそれについてそれはそれは熱く語らせていただきました。


というわけで、随分棚もできてきたところであとはプラスアルファの意匠を加え、利便性が高まるナビゲーションボードなどを製作していく段階にはいってきました。

そしてクラウドファンディングの返礼についても少しずつ準備を進めてまいりますので、おまたせしておいて大変恐縮ではございますが、もうしばし西田にお時間をいただけますと嬉しいです。

そういえばタイムリーにこんな記事がでていました。

アパレル企業が過疎地域再生の一助に 島根県大田市長が語る

ここ最近の大田市の動きをよくまとめてくださっている記事です、ぜひご一読いただけますと嬉しいです!(西田もちょっとでてる嬉)

それでは、本日の経過報告については以上です!

次は本と舍のタグラインとステートメントについてお知らせしたいと思います◎

これからも引き続き、よろしくお願いいたします‥!

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