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「パパに会いたいプロジェクト」原発事故自主避難の子どもたちに家族の時間を届けたい

原発事故自主避難の多くは母子避難です。父親は福島県に残り家族の生活を支え続けています。母親は一人我が子を育て、子どもたちは年に数回しかパパに甘えることが出来ません。そんな子どもたちにパパを届けたいのです。

現在の支援総額

160,000

32%

目標金額は490,000円

支援者数

24

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/05/20に募集を開始し、 24人の支援により 160,000円の資金を集め、 2016/07/19に募集を終了しました

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現在の支援総額

160,000

32%達成

終了

目標金額490,000

支援者数24

このプロジェクトは、2016/05/20に募集を開始し、 24人の支援により 160,000円の資金を集め、 2016/07/19に募集を終了しました

原発事故自主避難の多くは母子避難です。父親は福島県に残り家族の生活を支え続けています。母親は一人我が子を育て、子どもたちは年に数回しかパパに甘えることが出来ません。そんな子どもたちにパパを届けたいのです。

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これまでに「パパに会いたいプロジェクト」で多くのご家族へパパを届けてきました。

そのメッセージをお読みください。

2015年4月29日~5月6日 森松様

 

【森松様 お父さんよりメッセージ】

4月29日、電話予約していた乗車券を受け取りに郡山駅へ。仕事帰りの磐越西線が30分遅延してヒヤヒヤしたが、いつもの窓口氏は感じ良く発券してくだ さった。元々は、新幹線で行く予定であったが、ギリギリで夜行バスの予約をとる事ができた。

5月1日の大阪行きのギャラクシー号だ。水曜どうでしょうという番組で地獄の夜行バスとして有名になった夜行バスだ。

妻子と別れて福島に残って3年11ヶ月、月に1回夜行バスで大阪と往復する生活を続けている。
4年前、原発事故が起きた時、自宅も崩壊して水浸しになり、職場に1ヶ月家族で住み込んだ。その後、妻子を大阪へ一時避難させたところ、そこでの原発事故に対する評価と、福島県内での評価のあまりの違いに驚き、2011年6月に本格的に母子避難が始まったのだ。
それ以後、大阪と福島を行き来している。以前は自家用車であったが、低覚醒運転による事故未遂からやめた。

5月1日、予定通りのバスに乗車。満席だった。水曜どうでしょうという番組では地獄の夜行バスと言われるギャラクシー号だが、私にとっては家族と再会できる天国への夜行バスなのだ。
3列シートで深々リクライング。前後のシートピッチがもう少しあれば、なんの文句もない。

すでに東名高速道路は大渋滞。しかし、福島交通のバスはどうやったのか分からないが、いつの間にか渋滞をすり抜けて、吹田付近の渋滞につかまりながらも 少々遅れて大阪に到着。地下鉄と路線バスを乗り継いで家族と再会した。
今回は、4月3日ぶりということもあり、息子が大歓迎してくれた。

娘はなんだか恥ずかしそう。昼ごはんを食べてから、3人で梅田や住之江公園へ出かけることにした。
住之江公園の児童広場は娘がまた行きたいと言っていた場所。たいそうハッスルして遊んでいたが、すっころんで肘を怪我して終了。100円ショップで絆創膏を買ったり、100円ソフトクリームを買わされたりと楽しいゴールデンウイークだった。

たっぷり遊んで、子どもたちの精神状態も落ち着いたようだ。母親だけでは受け止められない子どもたちの気持ちを父親が解消できているか心配だが、今回はそれなりに長く居られたので満足したようだ。
娘は、父親と餃子作りをしたかったようだから、次回にとっておこう。息子は、車で車中泊をしてみたいらしいから、郡山に連れてきた時にマイカーでどこかへ行って一緒にキャンプをしてみよう。子どもたちとやりたいことはいっぱいある。
あとは、10年間連れ添ってくれてい る妻に感謝しないとあかんな。

【奥様よりメッセージ】

このたびは、【パパに会いたいプロジェクト】に応募させて頂きまして、本当にありがとうございました。
我が家は4年前のGWの長期休暇をきっかけに、母子だけが福島を離れるという母子避難を決断することになりました。
ですからGWには特別な思いがございます。(家族バラバラになることを決断した日でもあり、子どもたちにとっては試練の連続の日々でもありますから・・・)

そのような中、今年の家族GWの家族再会は諦めかけていたのですが、こちらの【パパに会いたいプロジェクト】のおかげで、家族一緒に過ごすことが出来ました。

最近、荒れていた子どもたちも、家族が揃うと本当に落ち着いて、父母2人の目が行き届くと2人の子どもたちも穏やかに休暇を過ごすことが出来ました。

何気ない日常を、数日の間ではありましたが取り戻せました。
本当にありがとうございます。

休暇が終わり、また一家離散の生活に戻りますが、また一緒に過ごせる日が来ることを信じて、何気ないあたり前の安全で平和な日常がある事自体に感謝しつつ母子避難を続けてまいりたいと思います。

今回のご支援、心から感謝申し上げます。
3.11をさかいに、一家離散、家族バラバラになられたご家庭は我が家だけではないと思います。
皆さまの善意と温かいお気持ちで今回家族再会が果たせましたが、このご支援にたどり着けていない多くの被災の皆さまにも等しくこのような支援が行き渡るよう、国の制度として確立してくださったら良いのになぁと思います。

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