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「パパに会いたいプロジェクト」原発事故自主避難の子どもたちに家族の時間を届けたい

原発事故自主避難の多くは母子避難です。父親は福島県に残り家族の生活を支え続けています。母親は一人我が子を育て、子どもたちは年に数回しかパパに甘えることが出来ません。そんな子どもたちにパパを届けたいのです。

現在の支援総額

160,000

32%

目標金額は490,000円

支援者数

24

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/05/20に募集を開始し、 24人の支援により 160,000円の資金を集め、 2016/07/19に募集を終了しました

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現在の支援総額

160,000

32%達成

終了

目標金額490,000

支援者数24

このプロジェクトは、2016/05/20に募集を開始し、 24人の支援により 160,000円の資金を集め、 2016/07/19に募集を終了しました

原発事故自主避難の多くは母子避難です。父親は福島県に残り家族の生活を支え続けています。母親は一人我が子を育て、子どもたちは年に数回しかパパに甘えることが出来ません。そんな子どもたちにパパを届けたいのです。

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2016年1月16日~1月18日 Yさんより

 

この度は、「パパに会いたいプロジェクト」をご利用させていただきまして、ありがとうございました。
今回は、お正月に帰省できなかった事もあり、こどもたちのおじいちゃんとおばあちゃんに避難先の北海道に来ていただきました。
避難前は、車で20分のところに住んでおり、月に1~2度お互いの実家を行き来しながらこどもの成長をともに楽しんでおりました。震災後は、自主避難北海道定住を決意しましたので、主人は10年以上勤務した会社を辞めました。
年収が半分以下に激減してしまい1~2年に1度帰省がやっとでした。
今回はおじいちゃんおばあちゃんが北海道に来るということで、カレンダーを見てはあと何回寝たら来るの?と楽しみにしていた子供たち。
JRの改札口から祖父母の姿が見えると、「じーちゃーん!ばーちゃーん!」と嬉しそうに走り寄っておりました。祖父母も会えなかった時間を取り戻すかのように孫たちを愛おしそうに抱きしめておりました。
北海道滞在は3日間。せっかく北海道に来るのだから、いろんなところに観光へ連れていってあげたいと計画をしておりました。ところが、「孫の顔を見にきただけだから、観光なんていいよ。孫たちとゆっくり過ごしたいな。」と祖父母が言いました。
その一言で、純粋に孫に会いたい。そんな思いが伝わり、切なくなりました。
同時に少し落ち着いていた怒りや悲しみがこみ上げてきて、なんとも言えない感情が再び沸き上がりました。
事故直後の2ヶ月間の関西での集団自主避難生活。高校の同窓会館をお借りし、総勢30名の不安や疲労のたまる避難生活。北海道への自主避難を決意し、主人が無職からの再スタート。
頼る人がいない中で、行き場のない怒りや悲しみを抱えながらの生活と子育て。最初の2年は、現実を受け入れることができずに、半ノイローゼになりながらの生活でした。
自分を殺すことなく、なんとか持ちこたえさせてくれた存在が「こども」。
私たちは、「こども」を守るために、親である私たちいろいろな事に我慢をし、耐え、それぞれの考え、方法でこどもたちを守っています。
3.11からもうすぐ5年になろうとしている今でも、国や東電の煮え切らない対応に憤りを感じます。
たくさんの人が、それぞれに置かれた状況の中、まだまだ精神的にも経済的にも心身ともに苦しんでいるのが現状です。
まだ原発も収束の兆しも1ミリもなく、むしろ現状は日に日に悪化している中、自己を風化させ忘れさせようという流れが見え隠れしております。まだ全然終わってないのに・・。
 そんな中、私たちをわすれないでくださってありがとうございます。
一番大切な家族との繋がりを守ってくださる活動をしていただいており、ありがとうございます。この場をお借りし、感謝申し上げます。

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