こんにちは、エファの高橋です。
夏休みも真っ盛り、課題図書など本に触れる子どもたちも多いのではないでしょうか。
本日は、以前アンケートで皆さんから募集した「これからの未来を担う子どもや青年たちへ贈りたい本」を2冊、ご紹介します。
皆様も、周りにいらっしゃるお子様にお勧めしてみてはいかがでしょうか?
『もったいないばあさん』作:真珠まりこ
【選んだ理由や本との思い出】
モノを大切にするということ、それがエコとなり環境保護につながるということにつながることがわかる絵本です。
【子どもたちへのメッセージ】
少しずつでもいいので、自分の興味の世界を広げていってください。それが将来の選択肢を増やしてくれます。
『リンの谷のローワン』シリーズ 作:エミリー・ロッダ
【選んだ理由や本との思い出】
村人から軽んじられている主人公が、知恵で村の危機を何度も救っていくという筋立て。様々な困難を乗り越えていく過程が面白く、またコンプレックスを抱えたキャラクターたちに共感して励まされる子供が多いと思う。何よりも透徹した自然観が魅力的(日本でいえば上橋菜穂子のそれに似ている)。小学生~中学生にかけて何度も読み返した。
【子どもたちへのメッセージ】
好奇心は人間に与えられた最大のギフトだ、という言葉が恩田陸「ねじの回転」という小説に出てきます。「知りたい」という気持ちを大切にすると、人生が楽しめると思います。
エファは本の力を信じ、子どもたちに本を届ける活動を行っています。
20周年を記念し、心を動かされた本、人生を変えた本など、皆さんの大切な一冊を募集しています。ぜひ皆さんの一冊も教えてください!
教えていただいた本のエピソードは現地の子どもたちに伝えます。
→「私と本とのエピソード」の投稿はこちら