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障害があってもなくても!「誰でも受けとめてくれる」学び、遊べる図書室をつくりたい

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

開発途上国に暮らす障害者が利用可能な書籍(点字、音声、大活字本など)は非常に限られ、毎年出版される本の中でわずか1%以下と推定されます。エファは紙の本の購入はもちろん、カンボジアとラオスでデジタル図書を開発して、障害がある子どもたちを中心に届けます。また子どもたちの学びの場となる図書室を整備します!

現在の支援総額

2,427,000

80%

目標金額は3,000,000円

支援者数

288

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/06/21に募集を開始し、 288人の支援により 2,427,000円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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現在の支援総額

2,427,000

80%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数288

このプロジェクトは、2024/06/21に募集を開始し、 288人の支援により 2,427,000円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

開発途上国に暮らす障害者が利用可能な書籍(点字、音声、大活字本など)は非常に限られ、毎年出版される本の中でわずか1%以下と推定されます。エファは紙の本の購入はもちろん、カンボジアとラオスでデジタル図書を開発して、障害がある子どもたちを中心に届けます。また子どもたちの学びの場となる図書室を整備します!

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本の紹介 の付いた活動報告

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エファは、20周年を記念し、心を動かされた本、人生を変えた本など、皆さんの大切な一冊を募集しています。→「私と本とのエピソード」の投稿はこちら40年前、エファの前身である自治労の子どもの家設立事業に携わられていた支援者様が、メッセージを添えて大切な本についてご紹介くださいました。『母』ゴーリキー 著 、横田 瑞穂 訳 岩波書店 1963年刊行     ほか▼支援者様のメッセージ心を強く動かされたり、人生に影響を与えた本はいくつかありますが、高校生の頃読んだゴーリキーやドストエフスキーなどちょっと暗い小説です。描かれているのはロシア帝政時代末期の人々の貧しさ、その中で「社会を変えよう」という意識の変革が社会の変革につながっていく人々の姿を描いたものが多かったと思います(一番印象に残ったのはゴーリキーの「母」という小説です)。 私がエファの前身である自治労の子どもの家を設立する調査に関わったのが今から40年前、当時ベトナム戦争終結から20年、カンボジアのポルポト政権崩壊から15年ほど経った頃でした。その時、私が現地を訪れて感じたのが「貧しさ」でした。それぞれの国の「貧しさ」に共通していたのは「物がない」「食べ物が足りない」「医療の貧困」などでしたが、それでも子供たちは目を輝かせて元気に遊んでいました。服はボロボロ、靴はない、本も文房具もほとんどない状態、それでも子供たちの目の輝きは日本の子どもたちよりよほど活き活きしてました。 その後を訪れる機会は何度かありましたが、国の変貌、街の変貌はそれぞれ違う方向に向かい、子供たちの姿も違って行くように見えました。カンボジアはいち早く中国経済と連携し経済成長を目指し、ラオスもそれを追うように中国と連携を強めながら経済を成長させようとしています。ベトナムは中国経済依存ではなく、独自のスタンスで経済成長を遂げようとしています。経済成長に伴う貧富の格差の広がりはどこも同じですが、私がいまだに息苦しくなるような貧しさを感じたのはカンボジアです。トレンサップ湖の周辺の家々や水上生活者、その子供たちの生活を見ると本当に心が痛みます。 いま世界中で戦争に巻き込まれ、貧困のどん底にあえいでいる計り知れない子供たちに何とか生き延びて学ぶ機会を持てるようエファをはじめたくさんのNPOが頑張っている活動に少しでも希望を託したいと思っています。 私がかつて本で読んだロシア帝政末期の貧困状態が今なお現実として存在し続けるこの世界をもう一度見つめなおす機会にしたいと思います。


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エファは、20周年を記念し、心を動かされた本、人生を変えた本など、皆さんの大切な一冊を募集しています。→「私と本とのエピソード」の投稿はこちら本日は、クラウドファンディング支援者様がお寄せくださった一冊をご紹介します。はらぺこあおむしは、多くの方が挙げてくださる人気の絵本ですね!「はらぺこあおむし」 作・絵: エリック・カール訳: もり ひさし出版社: 偕成社▼支援者様コメントエリック・カールの絵本は、どれをとっても美しい。手に取るだけで、ドキドキする。特に「はらぺこあおむし」は、しかけ絵本の工夫もあって、誰でも夢中になってしまう。幼い子どもに読み聞かせるのも楽しい。何度もせがまれて読むうちに、今度は読んでくれると言う。めくるたびに、びっくりして見せると、大満足。物語では、お月様が空から見つけた小さな卵から生まれた青虫が、お日様に見守られながら成長し、最後に綺麗な蝶に変身する。見届けると、「ぼくもわたしもみんなひとつずつ大きくなるんだ」と、明日への夢や希望で小さな胸がいっぱいになり、目を輝かせる。絵本は、モノではなくて、体験だ。人生を歩む術を、仲間と共に学ぶ場だ。


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こんにちは、エファの高橋です。夏休みも真っ盛り、課題図書など本に触れる子どもたちも多いのではないでしょうか。本日は、以前アンケートで皆さんから募集した「これからの未来を担う子どもや青年たちへ贈りたい本」を2冊、ご紹介します。皆様も、周りにいらっしゃるお子様にお勧めしてみてはいかがでしょうか?『もったいないばあさん』作:真珠まりこ【選んだ理由や本との思い出】モノを大切にするということ、それがエコとなり環境保護につながるということにつながることがわかる絵本です。【子どもたちへのメッセージ】少しずつでもいいので、自分の興味の世界を広げていってください。それが将来の選択肢を増やしてくれます。『リンの谷のローワン』シリーズ 作:エミリー・ロッダ【選んだ理由や本との思い出】村人から軽んじられている主人公が、知恵で村の危機を何度も救っていくという筋立て。様々な困難を乗り越えていく過程が面白く、またコンプレックスを抱えたキャラクターたちに共感して励まされる子供が多いと思う。何よりも透徹した自然観が魅力的(日本でいえば上橋菜穂子のそれに似ている)。小学生~中学生にかけて何度も読み返した。【子どもたちへのメッセージ】好奇心は人間に与えられた最大のギフトだ、という言葉が恩田陸「ねじの回転」という小説に出てきます。「知りたい」という気持ちを大切にすると、人生が楽しめると思います。エファは本の力を信じ、子どもたちに本を届ける活動を行っています。20周年を記念し、心を動かされた本、人生を変えた本など、皆さんの大切な一冊を募集しています。ぜひ皆さんの一冊も教えてください!教えていただいた本のエピソードは現地の子どもたちに伝えます。→「私と本とのエピソード」の投稿はこちら


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こんにちは、エファの高橋です。本日も「これからの未来を担う子どもや青年たちへ贈りたい本」をご紹介するシリーズ!エファのプログラムマネージャー、鎌倉が選んだ本をご紹介します。いまの仕事につながる本との出会いは、中学生のときのことでした。『ビルマの竪琴』作:竹山 道雄出版社:新潮社/偕成社 他【選んだ理由】中学生の時、偶然に見つけた町の本屋さんに入った。そこに座っていたのは気難しそうな店主。歳は私の祖父くらいか。特に目的もなく入った本屋さんだったので買いたいと思っていた本はない。入り口にどんと座っている店主の脇を手ぶらで通り抜けることもためらわれた。「何か買わなきゃ」ときょろきょろしていた時に、目に飛び込んできた本が「ビルマの竪琴」だった。なぜか、その本が私を見つけてくれたような気持になった。 手に取って、恐る恐るレジに向かう。「ビルマの竪琴」を店主に差し出し、財布を取ろうと鞄に手を伸ばした時、そのこわもての店主が私に声をかけた。その言葉は 「…いい本を選んだね」 私は自分が選んだ本が褒められたことがうれしかった。なんか自分が認められた気がした。 そしてビルマの竪琴の中に、私のいまの仕事につながる文章を見つけた。捕虜になった日本人がビルマ人のことを語り合うシーンだ。近代国家からは程遠く、自然の中で静かに暮らすビルマ人は野蛮だという兵隊に、別の兵隊が言う。「文化を守り静かに暮らすビルマ人こそ崇高じゃないか。その生活を銃で踏みにじる私たちのほうが野蛮ではないか」と。 中学生の私は経済的な発展こそ開発だと思っていたが、そうではないのではないか。その問いかけをくれたのがこの本だ。 そしていまその国の人たちの歴史、文化、信仰などを大切にしながらどのように事業を行うかを日々模索している。「日本流」を押し付けてはならないー現地との対話を大切にしながら、事業を進めたいと思っている。【子どもたちへのメッセージ】自分で選んだ本には、生き方を考えるヒントが必ずあるエファは本の力を信じ、子どもたちに本を届ける活動を行っています。20周年を記念し、心を動かされた本、人生を変えた本など、皆さんの大切な一冊を募集しています。ぜひ皆さんの一冊も教えてください!教えていただいた本のエピソードは現地の子どもたちに伝えます。→「私と本とのエピソード」の投稿はこちら


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こんばんは!エファの高橋です。皆様クラウドファンディングの応援をありがとうございます。本日までに96名から811,000円のご支援をいただきました。引き続き目標達成を目指して頑張ります!「これからの未来を担う子どもや青年たちへ贈りたい本」をご紹介するシリーズで、今晩は、エファ事務局長の関が選んだ本をご紹介します。『おおきな木』作・絵: シェル・シルヴァスタイン訳: 村上 春樹出版社: あすなろ書房【選んだ理由】幼いころから男の子が育つ姿を見守ってきた“大きな木”。成長するにつれ、自分勝手な人間になっていく彼を見ても、見放すことなく、帰ってくればいつでも無償の愛で彼を包む。大人になり、当時付き合っていた人(今の妻です(笑))からプレゼントされたこの本を読んだ時に、それまで少し距離を置いていた両親の姿が重なって見え、胸が熱くなったのを覚えています。何かのときに誰かへいつもプレゼントしてしまう絵本です。両親や大人たちが自分のことをわかってくれないと思うこと、ありますよね。中学生になった時、高校生になった時、もしかしたらもう少し大人になった時なのかもしれませんが、思い出してぜひ読んでみてほしい素敵な一冊です。エファは本の力を信じ、子どもたちに本を届ける活動を行っています。20周年を記念し、心を動かされた本、人生を変えた本など、皆さんの大切な一冊を募集しています。ぜひ皆さんの一冊も教えてください!教えていただいた本のエピソードは現地の子どもたちに伝えます。→「私と本とのエピソード」の投稿はこちら