「手にした本が、ふたたび希望をくれた」奥能登を走るブックカフェで本を届けたい!

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

能登半島地震で被災した珠洲市や輪島市の仮設住宅やコミュニティスペースへ「本」を届けるブックカフェを運行します。本を通じて、孤立しがちな暮らしの中に静かな希望と再生の時間を届けたい。奥能登の皆さんの声に応える、本で寄り添うプロジェクトです。ご支援は、本の購入やブックカフェの運行に充てさせていただきます

現在の支援総額

1,051,493

131%

目標金額は800,000円

支援者数

122

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/08/01に募集を開始し、 122人の支援により 1,051,493円の資金を集め、 2025/08/31に募集を終了しました

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「手にした本が、ふたたび希望をくれた」奥能登を走るブックカフェで本を届けたい!

現在の支援総額

1,051,493

131%達成

終了

目標金額800,000

支援者数122

このプロジェクトは、2025/08/01に募集を開始し、 122人の支援により 1,051,493円の資金を集め、 2025/08/31に募集を終了しました

能登半島地震で被災した珠洲市や輪島市の仮設住宅やコミュニティスペースへ「本」を届けるブックカフェを運行します。本を通じて、孤立しがちな暮らしの中に静かな希望と再生の時間を届けたい。奥能登の皆さんの声に応える、本で寄り添うプロジェクトです。ご支援は、本の購入やブックカフェの運行に充てさせていただきます

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

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Local Knowledgeさんのオンラインイベントに登壇させていただけることになりました!ご参加をお待ち申し上げております。8月26日(火)の19:00~オンライン開催です。こちらイベントページからの抜粋です。---「本の場」では昨年8月に、NPO法人エファジャパンによる「障害があってもなくても!『誰でも受けとめてくれる』学び、遊べる図書室をつくりたい」という、カンボジアやラオスの子どもたちを応援するクラウドファンディングを応援するイベントを開催しました。いまエファジャパンの鎌倉幸子さんは、こんどは能登半島地震で被災した方々を本で応援する活動に取り組んでおられます。他の団体と協力して、仮設住宅やコミュニティスペースを回って移動式のブックカフェを展開し、なかなか本に触れることができない住民の方々に向けて貴重な読書の機会をつくっているのだそうです。震災から1年半以上が過ぎ、外からは徐々に見えづらくなってきた現在の能登。「本を読むのは1年ぶりだ」「人とお話ししてかぎ針の本見たら、またやりたいなぁって思ったよ」「おっくうになって料理もあまりつくらんなくなった。けどまたこの本にあるものから作ってみようと思う」「あまり考えずに読める写真が多い本がいいね」――ひさしぶりに本に触れた多くの人のさまざまな声からは、今も続く被災のリアルが伝わってきます。8月26日の「本の場」では、1年ぶりに鎌倉さんに登場いただき、能登の今の様子やエファジャパンの取組みと今後の計画について、詳しくお話を伺います。開催概要手にした本が、ふたたび希望をくれた」奥能登を走るブックカフェで本を届けたい! ― 鎌倉幸子さんのお話を聴いて、エファジャパンのクラウドファンディングを応援しよう日時2025年8月26日 (火) 19:00~20:30※お申込みいただいたみなさま全員に見逃し配信を行います。イベント終了後一両日中にはアーカイブ動画配信を開始し、約1週間のあいだご視聴いただけます。イベント形態Zoomミーティングを利用したオンラインイベントです。※お申込みいただいた方には参加URLを事前にメールにてお送りします。参加費無料詳細・お申し込みはこちらからhttps://www.localknowledge.jp/2025/08/2017/チケットの申込期限は当日8月26日の18:00までとさせていただきます。主催本棚演算株式会社


明日から能登半島入りし珠洲市、輪島市、能登町、穴水町、七尾市をまわります。大雨の被害の状況の調査、能登の置き本、書店、図書館などの被害状況を確認します。9月にブックカフェを行う予定の輪島市は、予定されている場所の周りも確認したいと考えています。前回のモニタリングで使用したリストを見返しながら、スケジュール組をしています。


 今年1月、珠洲市蛸島の仮設住宅団地集会所にお邪魔して、「奥能登を走るブックカフェ」を開かせていただきました。 地震、そしてその後の豪雨による水害。 幾重にも重なる被害は、地域の方々の暮らしに深く、長く影を落としています。 その中で、民宿を営む女将さんがこう語ってくれました。 「震災では心が折れそうだったけど、その後の水害では心が折れてしまったの」 避難生活が続くなか、水も物資も足りない日々。 ようやく再開できた宿でも、食事の提供はできず、タオルや寝間着も持参してもらわざるを得ない。 そんな中で女将さんが、涙ぐみながらこう言いました。 「来てくれるだけで、忘れないでいてくれるだけで嬉しいです」 このような言葉に出会うたびに思い出すのは、2003年末に起きたイラン・バム地震で出会った、当時10歳の少女・ピルーズのことです。 震災で家族を失い、孤児院で暮らしていた彼女は、沈んだ顔をしていた私を見て、こう言いました。 「どうして悲しい顔をしているの?笑顔を見せてよ」 笑顔を失っていた大人の自分に、笑顔で語りかけてくれたあの子のことを、私は今も忘れられません。 そのとき私は気づきました。ボランティアができる支援とは、物を渡すこと以上に、「そばにいること」「耳を傾けること」なのだと。 被災地で何度も繰り返し感じてきたことがあります。 それは、「なくても生きていけるけれど、ほんとうはとても大切な支援」がある、ということです。 本を手にして、少しだけ気持ちが落ち着いた。笑顔が戻った。誰かと話すことができたー そんな“なくてもよいように見えるもの”が、実はその人にとって、今いちばん必要な「心の支え」になることがあります。 だからこそ、私たちはブックカフェを続けます。来月9月には、再び奥能登に向かう予定です。 今回のクラウドファンディングは、奥能登だけでなく、そしてカンボジアやラオスの村々でも、そうした“寄り添い”の時間を届けるためのものです。心が折れそうなとき、そっと横にいてくれる誰かの存在。 たとえその場にいなくても、その「誰か」になってくれる。 そんな仲間を、探しています。 ぜひ、この活動を、私たちと一緒に感じていただけたら幸いです。エファジャパン事務局長関尚士写真右。左はいろは書店の八木さん


快晴のぽかぽか陽気の中、ブックカフェをオープン...と思っても能登半島は雪の日もあります。今年2月のブックカフェの日は大雪警報が出て、金沢市から珠洲市につながる、のと里山海道が通行止めに!もちろん外での活動はできないので、室内でのブックカフェとなります。ブックカフェが来ると聞いて、自分が読んでいる本を持ってきて、それにまつわるお話をしてくれる方も!ぬくぬくのセーターを編みたいという声も!珠洲市に入っているボランティアの皆さんも「雪で活動ができないのでブックカフェの手伝いに来ましたー」とジョインしてくれました。また岩手県からのヘルプも!!!たくさんの方に支えていただきながらブックカフェを開いています。外は寒いからこそ、心がぽかぽかになる活動をしていきたいと思っています。


私が初めて参加させていただいた1月の珠洲でのブックカフェで、印象に残っていることばのひとつです。 ブックカフェの本棚には多くの本が並び、どれを読もうかとずっと迷っている方がいらっしゃいました。 手に取って、数ページめくっては本棚に戻し、を繰り返していらっしゃったので、声をかけたときのことばでした。 「たとえ中身を全部読まなくても、こうしていろいろな本があるだけで、気分が明るくなる」とおっしゃるその方。 周囲を見渡すと、たしかに、みんな楽しそうでおだやかな表情をしていらっしゃいました。 「いつも同じものばかり食べているから、このレシピ本を見て新しい料理をつくろうかしら」 「仮設住宅での時間、この編み物に挑戦してみるの」 と料理や編み物の本を広げたり、 「この神社に昔旅行にいったことがあるのよ」 「大谷選手はすごいね。こんな息子どうやったら育つんだろうね」 と世間話に花を咲かせたり、 「家に戻ったら、庭でこんな野菜を育ててみるのはどうかしら」 と未来に想いを馳せたり。 本をきっかけに、普段は考えないような思考や会話が生まれている光景を目の当たりにした気がしました。 "本は心の栄養"だと信じて、エファはアジアの子どもたちに本を届けてきました。能登のブックカフェでも、この心の栄養を届けていきたいと考えています。高橋あゆみ(写真真ん中)エファジャパン ファンドレイザー


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