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『懐かしい石巻の絵画カレンダーを配布継続し、期間限定でギャラリーを開設したい!』

石巻市の画家、故 熊倉保夫が残した石巻地方の『懐かしい風景画』をカレンダーにして、復興住宅の希望者へ配布継続し、期間限定で、実際に絵を観て頂けるギャラリーを開設したい!

現在の支援総額

1,000,500

125%

目標金額は800,000円

支援者数

119

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/12/02に募集を開始し、 119人の支援により 1,000,500円の資金を集め、 2023/12/26に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,000,500

125%達成

終了

目標金額800,000

支援者数119

このプロジェクトは、2023/12/02に募集を開始し、 119人の支援により 1,000,500円の資金を集め、 2023/12/26に募集を終了しました

石巻市の画家、故 熊倉保夫が残した石巻地方の『懐かしい風景画』をカレンダーにして、復興住宅の希望者へ配布継続し、期間限定で、実際に絵を観て頂けるギャラリーを開設したい!

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ギャラリー の付いた活動報告

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『 父のギャラリー 』 絵たちの“ささやき”にいざなわれるように始まった『父のギャラリー』。毎週土日のみの開館ですが、多くの方にご来館頂いております。開館から多くの方に来て頂いています開館して間もなく、仮設住宅で父の絵のカレンダーを飾って頂いていた方に来て頂けました。「これまでは印刷されたものを見てきたが、実物はこんなにも大きかったのですね!」とF60号(横幅約1.5m)の油絵を見て感激されていました。父の代表作の三部作も揃って展示しています。父の油絵は、立体感を出すために、手前の対象物は特に厚塗りされているのですが、その筆のタッチを見た方からは、「作者の息づかいが伝わってくるようで圧倒された!」との感想も頂きました。他にも、「近くで見ると抽象画のようだが、離れると街や景色が浮かび上がり、写真のようだ!」という感想も頂きました。中瀬の造船所を描いた絵をみた方からは、「昔は建物がトタン屋根が多かった。トタンの錆びた匂いや、造船所の作業の音まで聞こえてくるようだ!」との嬉しい感想も頂けました。河北美術展にも入選した『 赤 景 (中瀬) 』さらに、仙台から来た方で、絵を描かれている方が「作者の絵に対する“情熱”を感じた!」とおっしゃっていただけて、常々自分が父の絵に感じいて言葉として表現できてなかった事を言い当てて頂いた気がして、とても嬉しかったです!父のギャラリー。この「つつじ野」初回で触れた、被災し修復した代表作「青景」をはじめ、残された二百点あまりの原画の中から、毎月、季節に合わせた絵画を選び展示しています。代表作の一つ『 青 景 』被災から修復し展示しています。毎週土日、石巻バイパス陸橋たもとの、会社の1階で12月8日まで開館中です。入館無料。お時間ありましたら是非一度、絵達の飾られた姿をご覧になって頂ければと思います!


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『 絵達のささやき 』昨年、様々な都合で父の絵を保管場所から全て移動しなければならなくなり、久々、保管場所に行き今後の事を思案していると、箱の中の「絵達」から、ささやきが聞こえてきた気がしたんです。父の絵画の保管場所絵:「ご長男。俺たち絵は、飾られて、観られてなんぼなんですけど!」と。私:「気持ちはわかる!3年前も回顧展やろうとしたけど、コロナが流行ちゃったんだもん。」と返答。絵:「前回の展示から10年、俺たちずっとここですよ!」私:「わかる!とはいえ、何するにも、先立つモノも必要だし…。」と弁明。絵:「ご長男。今の世は、資金調達の方法も豊富と聞きましたよ?」私:「あれも、ものすごいエネルギーが必要なのよ…。」絵達は黙り、その時は終りました。(※これは空想です^^) 数日後、知人を介して携帯に連絡が入りました。「お父様の絵を展示のために貸して欲しい」という内容。快く承諾し、約束の日に絵を運び、久々、ギャラリーに飾られた絵達の姿を見ると、本当に見違えるように輝いていました。「やはり、絵は飾られ、観られてこそか!」そう実感しました。久々に飾られるのを待つ「絵たち」。喜んでいるよう展示が終わり絵を連れ、会社に戻ると、会社の1階に入っていた建設会社が復興工事が終わり、退去していました。空いていた会社1階のスペースその時、ふとアイデアが降りてきました。会社の下なら絵達の移転先としても管理がしやすい。駐車場もある。何年も継続してはできないけど、1年間の期間限定で、土日のみの開館ならできる!資金は再度クラウドファンディングに挑戦!偶然が重なり、これはココがやる時だなと判断。場所を借り、絵を運び、この春から、以前からの夢の一つだった「父のギャラリー」がスタートしました。皆様のお陰様にてプロジェクト、達成できました!父の絵のギャラリーがスタート!


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随想「つつじ野」(3)8/21付掲載分■タイトル:『絵』を届けたい!(下) 仮設への『絵』のカレンダーのお届けが始まると、たくさんの反響を頂きました。「震災前の風景を想い出し、とても懐かしい!」「津波で流された自宅が描かれていて、とても貴重で涙がでた。」「仮設を出てもこのカレンダーは大切にとっておきます。」など多くの嬉しい感想を頂きました。  羽黒山公園の桜の絵を見た女性からは、「昔、図書館の所にあった高校に通っていた。青春時代を思い出ししました。ありがとう。」と。父の絵で青春時代を思い出してもらえるなんて素敵だなと、絵の深みをさらに感じました。皆さんに喜んでもらえてやって良かったと思いました。 お届け2年目の暮れに女川の仮設を訪れた時の事。集会室で皆さんでクリスマス会をされていました。「一緒に混じゃらい!」そう声をかけられ、その日最後の団地だったので、お言葉に甘えて宴席に混ぜて頂きました。「遠慮するな」と言われたのでいつもの宴会のように料理皿に箸を伸ばしていたら多少ポカンとされましたが、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。その帰り道。車の中で、後ろのスタッフに気づかれないように静かに泣きました。受け入れられたような気がしたのです。「なんだい、あんだも被災したんだっちゃ?こっちゃ来て呑むべ」と言われた感じで。地域の本当の優しさに触れた瞬間でした。「想い」のみでやって来た自分の「想い」も同時に、伝わった気がしたのです。 皆さんと交流しながら最期の仮設が解消された2018年まで5年、お届けする事ができました。今も郵送ですが、配布継続を希望の復興住宅の方に暮れに『絵』のお届けは続いています。--


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 部屋の中に『絵』があると、ふと絵を眺める時があります。その時、何か心が「ふわっ」する感じがあります。落ち着くというか、ほっとするというか。父の絵は、昔の石巻の風景画が多いので、見ると自分も幼い頃を思い出し、懐かしい気持ちに包まれます。この「ふわっ」とする気持ち。「懐かしい」という気持ちを感じて頂けたら。震災を経験した市民の皆様に、いつか「絵を届けたい!」そう思うようになり、模索を始めていました。 絵を届けると言っても、石巻の風景画を印刷して新聞に折り込む?額装してプレゼント?届ける方法を考えていた時、たまたま開成の仮設に住んでいた伯母宅を訪問した時に、絵をカレンダーにする着想を得ました。仮設の中でもピン一つで飾る事ができ、震災前の石巻の絵を見てもらえば懐かしんでもらえる。春夏秋冬にあった絵を選べば、毎月ページをめくった時に「季節」を感じてもらえる。仮設での不自由な生活の中で、ひととき父の絵を見て「ふわっ」とする気持ちになってもらえるのでは。そう思い、父の絵を十二枚セレクトし、絵のカレンダーを作成する事になりました。仕事柄、印刷物は得意。資金はクラウドファンディングで全国から支援頂けました。配布はピースボートさんの協力の元、地元や全国から集まってくれた仲間達が助けてくれることに。こうして2市1町の仮設団地全戸へ無償で父の絵のカレンダーを対面で直接お届けするプロジェクトがスタートしました。お届けすると、皆さんに「懐かしい!」と喜んでいただけました。父が無心で描いた絵が震災後、少しでも役に立ち、とても嬉しかったです。ほんと、手伝ってくれたみんなに感謝です!


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皆様!すっかりご無沙汰しております!皆様からのご支援の元、実現した父のギャラリーもいよいよ12/8で終了予定です!ラストキャンペーンで、8月・9月に地元メディアの「石巻かほく」さん市民コラム「つつじ野」に掲載されたコラム記事を、許諾いただき、可能な限り連日、掲載してまいります!(ちと恥ずいですが^^)SNSに投稿する文章は、ディレクターズカット版です。^^新聞に掲載になったものは、編集者さんが新聞掲載規定にのっとりてにおは等を修正してますので、実際に自分の文章は多少変更になっています。(細かい言い回し等)ですので、これは、その前の、自分の中での最終原稿を掲載していきます!ですので、ディレクターズカット版です!^^父と「絵」にまつわる取り組みへの”想い”を綴りました。ご一読いただければ幸いです。