「刑務所アート展」クラウドファンディングへ、主婦の平野ひろみさんから応援メッセージをいただきました。
平野ひろみ 主婦歴30年
<プロフィール>
熊本県生まれ
2003年
CAP(子どもに対する暴力防止プログラム)と出逢い、CAPスペシャリストに。同年、CAPグループを立ち上げ、各所でワークショップを開き、虐待防止や子どもの権利に関する啓蒙啓発活動を行う。
2016年
仲間共に子ども食堂を立ち上げたのを機に、子どもの貧困対策の啓蒙啓発や学習支援、不登校支援などを始める。
2020年
子ども宅食、大学生支援、moonBOXプロジェクト(生理の貧困対策)開始。"
<応援メッセージ>
犯罪のない世の中を実現するには、何故、犯罪が起きるのかを考える必要があると思います。
それは決して、道徳教育の不行き届き等ではない。罪を犯した人の背景にあるものに目を向ける時、そこには貧困や虐待、障がいなど、その人のせいとは言い難い様々な要因(遠因)があります。そして大方は孤立しています(トリガー)。誰にも話を聴いてもらえない。自分のことを分かってもらえない。自分なんて価値がない。そういう思いが積もり積もって限界を越えた時、人は罪を犯すのではないでしょうか?
そう考えると、受刑者を罰するだけ罰して、孤立させたところで、根本解決にはならないと思うのです。
「刑務所アート展」のような場で、受刑者が自分の内にあるものを自由に表現し、それを発表することが、自分の存在価値を取り戻すきっかけになればいいと思います。また、沢山の人がそこに関心を持ち、関わっていくことが、温かい応援となり、必ずや更生の一助になると信じています。
平野さん、応援メッセージありがとうございます。
2024年1月15日まで、第2回「刑務所アート展」展示会の開催および、カタログやグッズ、Webギャラリー等のコミュニケーション媒体の制作、持続可能な運営体制づくりの資金を集めるため、目標250万円のクラウドファンディングを実施しています。ぜひ、プロジェクトページをご覧になって、ご支援いただければ幸いです。