「刑務所アート展」クラウドファンディングへ、美術家の飯山由貴さんから応援メッセージをいただきました。
飯山由貴 美術家
〈プロフィール〉
映像作品の制作と同時に、記録物やテキストなどから構成されたインスタレーションを制作している。過去の記録や人への取材を糸口に、個人と社会、および歴史との相互関係を考察し、社会的なスティグマが作られる過程と、協力者によってその経験が語りなおされること、作りなおされることによる痛みと回復に関心を持っている。 近年は多様な背景を持つ市民や支援者、アーティスト、専門家と協力し制作を行っている。近年の主な展覧会として、2023年『この病気にならないと理解できないと思います。どうせ、他人事でございましょう』(シアターねこ、松山)、2022年『地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング』(森美術館、東京)、飯山由貴『あなたの本当の家を探しにいく』 (東京都人権プラザ、東京)など。
〈応援メッセージ〉
作品を作るということは、作り手と作品を見る人、あるいはその営みを知る人がいてはじめて成立することではないでしょうか。もちろん作り手は常に自らの作品を最初に「見る人」であり、なんらかの感想を自分自身に投げかける人でもあります。
けれども、自分自身の想像や感受性を超える言葉や反応は、常に「わたし」ではない「誰か」からやってきます。「あなた」と言ってもいいかもしれません。 ひとつひとつの言葉や反応に驚き、勇気づけられ、時にあれれと思い、落ち込みながらも次の作品に取り組むことが、1人の作り手を成長させていきます。
もし、このような作品制作と発表をめぐる営みが難しいことであるとしたら、それは作り手の身体の移動やコミュニケーションなどのなんらかの自由が制限されている場合ではないでしょうか。 刑務所という場所にいる人は、私たちと全く同じ1人の人です。服役しながらも、奪われてはいけない人としての尊厳があります。
作品を通して、人々が出会い、支え合う営みを心から応援します!
飯山さん、応援メッセージありがとうございます。
2024年1月15日まで、第2回「刑務所アート展」展示会の開催および、カタログやグッズ、Webギャラリー等のコミュニケーション媒体の制作、持続可能な運営体制づくりの資金を集めるため、目標250万円のクラウドファンディングを実施しています。ぜひ、プロジェクトページをご覧になって、ご支援いただければ幸いです。