前回のリキュール製造報告①に続き、「SHIRAHAMA Clssic Blue Curaçao(シラハマ・クラシック・ブルーキュラソー)」の材料として仕入れた橙(ビターオレンジ)の仕込みについて紹介させて頂きます!仕込みについて仕入れた橙の仕込みについてですが、キュラソーの製造に使うのは基本的に果皮の部分のみです。一般的に柑橘類というと果肉を食べたり果汁を飲むことがほとんどですがなぜ果皮だけを使うのでしょうか?結論から言うと、果皮を用いることで柑橘のより濃い香り成分が抽出できるからです。通常柑橘類の可食部として口にする果肉の部分はとても瑞々しく美味しいですが、逆に言えば水分が多くその分キュラソーには不要な雑味も強い部位で、香りも果皮ほど強くはありません。果皮を用いて原料となるアルコールの中に濃い香り成分を溶け出させることによって、お酒が余計な水分で薄まることを防ぎ、雑味の少ない品質の良いキュラソーを作ることが出来るのです。果肉の用途について仕込みに使うのが果皮だけとなると、残りの果肉はどうなるかと気になる方もいらっしゃるかと思いますが、もちろん果肉についても現状私達が行える最大限の有効活用を行っています。皮を剥いた橙は果汁を絞り、東京にあるCocktail Bar Ravenのカクテル材料として使用したり、煮詰めて自家製シロップとして消費しています。果汁を絞った残りの残渣についてはコンポストを用いて堆肥化し菜園等に役立てたりしながら、白浜蒸留所ではなるべく廃棄物を出さないリキュール製造を行っていきます。他にも果汁や残渣の良い活用方法等がございましたら、お問い合わせからご教示頂けましたら幸いです。お問い合わせ次回の製造報告次回の「リキュール製造報告」は「蒸留」としたいところなのですが、少し時間が開いてしまいそうなのでブルーキュラソーの「着色について」を先だって紹介していこうかと考えています。楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。
目標金額300%を達成しました!皆様のご支援によって、なんとクラウドファンディング目標金額の300%を達成しました!!ご支援頂いた皆様、本当にありがとうございます!!クラウドファンディングも残すところ40日。時間が立つのが早く感じます。仕込みなどリキュール製造についての発信も行っておりますので、是非活動報告も楽しみにお待ち下さいませ!プロジェクトは3月20日(水)まで公開しています。もうすぐ折り返しですが最後までコツコツ頑張りますので、興味がありそうな方がいらっしゃいましたら引き続き共有頂けますと幸いです!引き続き宜しくお願い致します!
1月はリターン品にもなっている「SHIRAHAMA Clssic Blue Curaçao(シラハマ・クラシック・ブルーキュラソー)」の仕込みを行いましたので、「リキュール製造報告」として活動報告でシリーズ化して共有させて頂きます。原材料について原材料は、伊豆で収穫された橙の果皮の部分を使用しています!橙は元々調味料柑橘として果汁をポン酢等に加工したり、まるごとマーマレードの材料にしたりというのが一般的です。この橙は海外ではビターオレンジと呼ばれていまして、キュラソー等のお酒の材料としても広く使われています。今回はこの伊豆の橙を200kg仕入れて、1つ1つ手作業で加工を行っています。橙と向き合うフードロスじつはこの熟した橙の多くは正月飾りとしての需要を最後に廃棄を待つだけになってしまいます。あくまで調味料柑橘ですので、そのままの食用や生果汁も飲用には向きませんし、ポン酢等の調味料への加工は熟す前の青い状態で行われるようでマーマーレード等の加工も限界があります。そのため毎年多くの橙が廃棄されている現状があるようです。昨今の世界的な流れもありますし、何より農家さんが一生懸命作った品質の良い作物を少しでも有効活用したいですよね。そういう意味でもこの橙は白浜蒸留所のキュラソーの材料としてこれ以上無いくらいぴったりな材料なのでした。次回の製造報告次回の「リキュール製造報告」は仕込みの内容についてお届けする予定です!間に他の活動報告も入るかと思いますが、楽しみにお待ち下さい!3月20日まで引き続き宜しくお願い致します!
静岡新聞の取材を受けました!白浜蒸留所のストーリーや展望、リキュールの製造についてお話しておりますので、見かけた方は是非手にとって見て下さい!また、静岡県で活動する人材としての白井についても掲載頂いております。近日掲載予定ですので楽しみにお待ちいただけましたら幸いです!
白浜蒸留所のリキュール製造とクラウドファンディングについて伊豆新聞の取材を受けました!伊豆のビターオレンジを使ったブルーキュラソーと、その製造についてお話しました。4月のボトル販売に向けて準備することはまだまだ多くありますが、引き続き頑張って進めて参りますので、今後とも応援頂けましたら嬉しいです!掲載記事(2024年1月28日)