
みなさん おはようございます!
今日明日と雨予想 潤いの雨
冬の雨の日だけは「ゆっくり寝られる」ものです。
というのは、冬の時期は伝染病が発生しやすい時期
「全く気が休まらない」からです。
日本の「家畜伝染病予防法」では、家畜の伝染性疾病を
「法定伝染病」(発生した場合の対応が特に厳しい)と
「届出伝染病」というものが定められています。
「「法定伝染病」
高病原性鳥インフルエンザだけが世間で騒がれがちですが、
ニューカッスル病、家禽コレラ、家禽チフス、西ナイル熱など
届出義務
これらの病気が発生、または疑われる場合、所有者や獣医師は
直ちに都道府県知事に届け出る義務があります。
防疫措置
発生時には、まん延防止のために殺処分や移動制限など
厳しい措置が法的に執られます。
「届け出伝染病」
低病原性鳥インフルエンザ、マレック病、鶏痘、
鶏伝染性気管支炎、低病原性ニューカッスル病、
鶏結核、鶏マイコプラズマ病、伝染性ファブリキウス嚢病、
鶏白血病、ロイコチトゾーン症など
届出義務
これらの病気が発生、または疑われる場合、所有者や獣医師は
直ちに都道府県知事に届け出る義務があります。
法定伝染病(鳥インフルエンザ高病原性など)のように
強制的な殺処分・移動禁止にはならない場合もありますが、
衛生対策(消毒、鶏の入れ替えなど)は必須です。
もちろん、様々なワクチンを接種するなどして、
免疫抗体力を上げるように心がけているのですが、
どんなに気を付けてはいても、やはり心配・・・
特に冬の時期は乾燥しますので湿度が40%以下になると
ウィルス飛沫の水分が蒸発して軽くなるため、
落下速度はゆるやかになり、空気中を漂うことになります。
ウィルスが飛散しやすくなる訳ですね・・・
そうなりますと、心配で心配で気が全く休まらず・・・
おちおち寝られたものではありません!
いっぽう、雨が降りますと・・・?
ウイルス飛沫は、湿度の高い状況ではすぐに地面に落下して
想像以上に弱いもので、すぐに死滅してしまいます。
だから、冬の雨の日だけは安心 (^^♪
「ゆっくり寝られる」ということなのです。
まあこういったことが、体に染みついてますから(苦笑)
これも一種の職業病かな?
大切な大切な鶏さんたち
鶏さんたちには、いつも元気に駆け回ってほしいですから❤
たとえ今、鶏さんがいなくてもおんなじですね。
もし、鶏さんたちがいたら、こうしよう ああしようと
四六時中、「考えて考えて」いますね!





