こんばんわ谷口です久しぶりに全員の方に見てもらえる活動報告を投稿させて頂きます。前回はスタッフワークについてでしたが、今回はキャストについて稽古中のこととかに関しては支援者様限定の方で詳しく書かせて頂きますので、ここでは短めに出来うる限りのキャストの魅力を届けたいと思います。以前Xの方にも書きましたが、それは本番前これは公演中編です。終演編も書くかもしれないです。順番はキャスト表の逆順から静香さん本番期間中、いや稽古期間中から準備に余念がない小道具の確認だったり、細かな動きの確認とにかく熱が必要な役でもあるからその辺りのケアもしっかりされてます。だからこそあのシーンを全力で生きているあのシーンに役者さんじゃなくても心動かされている、昴みたいな方もいるはずですまた毎公演受け取り方や、届け方の変化があり、本当に生きてくれてるなと感じる方ですつっつんさんお客様の前に立つという経験を我々役者と違う形で経験しているからこそ、お客さんの空気であったり、その場の空間を掌握する力がものすごい方そして常に周りを気にかけて盛り上げて下さったり、輪にいれようと動いてくださります。今回の役はどこかつっつんさんの生きている道に通じている場所があるらしく、昴とのシーンであったり、自分の後輩にあたる薫や寿子とのシーンでそんなつっつんさんのこれまでが垣間見えますぴあ乃さん劇場で繊細に奏でられるピアノ最後のシーン、このイントロが流れるだけで自然と泣けるそんな優しさが指先から伝わってくる感覚また中盤のとあるシーンのバックで流れる曲もそのシーンの青くて脆い、青春の一筋の雫のような演奏が頭から離れない。あのシーンなんだか岩井俊二作品を見ているかのようになるノエル氏本作をある意味ずっとそこで見ている人この作品で語られる悲しみや苦しみ、喜びや怒りその全てが、音として声として見ている方の心の奥に染み込んでいるようです開演の15分前からこの人の物語は始まっていますだから皆様に一番近い存在です中盤に流れる歌は、この人の願いにも聞こえます毎回、生だからこそ。毎回、変わる京佳毎公演、あのシーンは記憶がないらしいそれくらい何か堰き止めてるものがなくなって、ただただ流れ止まらない気持ちが本物を感じるそんなシーンになっているはず気持ちに正直に、制御したくても止まらない感情は身体にはとても疲労感を与えるでしょうけど目の前の相手役と観客の方の心を揺らすには十分なエネルギーです良太まだまだ模索しながら、もっとも難しいただ生きるを体現する人もっとも日常的で、若くて、適当でそんな絶妙な塩梅が、リアルとそうじゃないものの線引きをしっかりとしている少しでも超えたら段取りになるしセリフになるだけれど日に日に本物の濃度が濃くなっていっているラストのあのシーンの言葉どれみじゃなくても救われる人はきっと多いはず汐音ちゃん難しい役所を、少しずつ手繰り寄せて、そしてどれみ(神志那結衣)と共に作り上げた人この役は一人では作れないどれみとの関係性の中で、このくるみという役はその姿がみえる本番中にこう思ったからやるそれがどれみに観客にどんな影響を与えるのかこれからも見つけてほしいそしてインタビューやショート動画、劇中の動画の編集も彼女が実際にやってますめぐちゃん本作、単独のセリフの一発目初舞台でこのポジションはとても緊張するはずそして正解のない役だからこそ、まだまだ探し甲斐のある役稽古終盤に発声的な基礎を改めて行ったからこそ声が届いて、気持ちも溢れるようになったはず千秋楽にどんなものが待っているのか、ある意味一番楽しみでもある緒方さん福岡公演ゲネプロを見て気持ちの昂りや、シーン全体を見渡して、新たなオーダーを出した初日、そのオーダーが見事にハマった気がする相手を変えるそうすれば全体がよくなるそんなバトンが渡っていくのをしっかり見ることのできる数少ないシーン目が見えない分、めちゃくちゃ刺さるあやかんぬ毎回初めてと思えるほど気持ちと身体に嘘のない人届かなかったら届かない子だし、だからこそいい彼女に届ける何かを考えることもできるし、この人も発信することで相手を変えることのできる役所アップも余念がない、感想もしっかり見ている役者として忘れがちなことをしっかりと体現できている今出これまでの4作品の中では出番としては一番少ないだろうが、今作もとても人間らしい主人公を支える一人であるけれど彼女にも彼女の生きづらさがちゃんとある脇役なんていない、それぞれに思う場所があるそんなことを体現してもらってる早くも次はどんな役がいいのかを想像するみたまお相手が変われば自分も変わるのまさに第一人者というべき毎公演少しの変化を汲み取ってそこで生まれた気持ちを飾らないまま吐き出す人目から魂が伝わり、声から優しさが溢れてる赤いジャージの存在感もあるが彼女の芝居の包容力がこの作品が届けたいものを1段も2段も重ねて届けることができているなおちゃん初舞台の初日を終え、9ステージを終え今思うことは、お芝居を心の底から楽しんでいるということ毎回の変化や自分のコンディションライブに立ち続けている人ではあるけれど、お芝居というもので立ち続けることで、いろんな発見を楽しんでいると勝手に思っている21ステージを終えた後の彼女がどんな表現者になっているか楽しみじーなさんどれみは難しいというよりシンプルに嫌なやつです自分勝手でわがままで一番人間ぽくてカッコ悪くて自分のなりたい自分になれないでもがいているそんな本音と建前の間を必死に生きている志も高いからこそ、まだまだこの役とぶつかる覚悟も感じている進化が楽しみな一人かずま工藤薫という人間の人生に近づきつつある完全に一緒になることはもちろんどんな役者さんもないけれどまるでその人の人生のように見えるところまで彼はつかみかけている福岡公演の初日新しい発見をし、想像をし、それをただ伝える姿は後ろにいた妻にもめちゃくちゃに刺さっていたそして最後のしおりへの言葉も純粋で不器用でまっすぐな人だからより届くのだろうらりんさんしおりという役は本番に完成を迎えるお客様が入って、囲まれてこの状態になってから、しおりの本当の孤独が完成するそんな状態を、毎公演しんどくもリセットしながら、新鮮に生きているめちゃくちゃ疲れるはずしおりの生きている道は孤独で辛いどうしたらいいのかわからず答えを見つけられないのが答えそんなしおりの人生をこれでもかというくらい全力で生きている彼女が今、芝居して、生きているこのエネルギーを浴びるだけでこの作品を見てよかったと思えるはずという感じで、長々書きましたまだまだ公演は続きますが、このメンバーが死に物狂いで、板の上で生活しています同じ空間にいることができるのはあと12回この座組で上演することも多分12回しかないこの16人のバトンだからできるありのままに生きろ。今を今はとにかく伝えたいそのためには劇場に足を運んでもらうくらいしかない引き続き宣伝を継続こういうように皆様に届けていきますどうかお知り合いに薦めてくださいませimg谷口航季