ドキュメンタリー映像作家で、一般社団法人 Docu Athan 共同代表の久保田徹様から、本プロジェクトへの応援メッセージをいただきました。
ミャンマーで国軍に拘束されている最中、獄中で「帰ったらミャンマーのために本気で活動しようと思う」と決意を固くした久保田さん。帰国後、現地のジャーナリズムを支える取り組みをすぐさま実装されました。
災害の種類や状況は違えど、危機渦において民間のメディアであるからこそ見据えられる世界線には通ずるものがあり、今回のメッセージは私たちにとって大きな励みになります。
久保田さん、ありがとうございます。
下記、お寄せいただいた応援メッセージです。
──────────────
≪応援メッセージ≫
被災した方々の声を記録・保存し発信するこのプロジェクトを応援します。マスメディアとは別の役割を担う「メディア」が必要とされる世の中だと思います。
一方通行のメディアではなく、被災者の人々と一緒に育てていくという視点に共感しました。そうでなくては、私たちはずっと起きていることに対してずっと他人事のままで、人々の声は忘れられてしまうでしょう。私たちは「取材する側」と「される側」の垣根を越えていかなくてはならないのかもしれません。
世界を見ても、同じことが言えます。ミャンマー、ウクライナ、ガザ、イエメンなど、世界中で戦争・人道危機が起きていますが、マスメディアの報道の具合によって、支援の格差は壮絶です。私も、ミャンマーの人々と一緒に作り上げるメディアを作っているところです。
私たちが知る機会を得ることで、少しずつ世界を良くしていくことができる。映像の力を信じる一人として、応援します。
《プロフィール》
1996年神奈川県生まれ。慶應大在学中の2014年よりドキュメンタリー制作を始める。2022年にミャンマーにて撮影中に国軍に拘束される。111日間の拘束期間を経て帰国後、ミャンマーのジャーナリストを支援するプロジェクト「Docu Athan(ドキュ・アッタン)」を立ち上げる。
◯Docu Athan(ドキュ・アッタン)
https://www.docuathan.com/