こんばんはー
やっと、やっと、台風の被害(ネットの不安定、プリンターとパソコン問題、後片付け)から解放された感じの今日でした。
先日、このようなことを言っていただきました。
「ぜひ、美容師時代の話、NYの話、帰ってきてから起業した話を書いてほしい」と言っていただくことがありましたので、3回に分けて書きたいと思います。
今回は、【目標を掴むまで】
私は、えのき農家に生まれて現在37歳です。
幼い頃は、遊ぶところは工場で遊び相手は工場で働いてくれるおばちゃん達でした。
小学生に上がると、だんだん出来ることが増えるため学校が休みのたびに朝から工場に連れて行かれては、イヤイヤお手伝いをするのが日課でした。
お友達は、休みになるとお母さんと隣町に買い物に行ったり、旅行に行ったり、すごく羨ましいと思っていました。この頃には、自営業、農業というのを理解してきて、将来はどちらも絶対にやりたくない!『農業』だけは絶対にぜーーーーーーったいにならない!!と決めていました。
そして私は、『キラキラの美容師になるんだ!』と夢を抱いて、寝ても覚めても髪の毛のことばかり考える小学生でした。
中学、高校と普通の学生生活を送り、進路を決める時にはなんの迷いもなく美容(メイク、ヘアセット専門)の専門学校に進みます。卒業後は、憧れのブライダルの仕事に就くことができました。毎日毎日美容に浸かって、お客様の髪の毛に触れて、さらには、花嫁にとって一番主役の日のお手伝いをさせてもらえるなんて、なんて最高の仕事なんだろうと思って毎日が楽しくて幸せでした。
しかし、月日が経つにつれて、もっと上を目指したくなったのと、漠然と『ブロンドの髪の毛を触りたい』と願望を抱くようになりました。
22歳の時に海外ってどんなところかなぁーと思うようになって、趣味レーションをしてみました。どのくらいお金を貯めたらいいかなぁ??就職したばっかりの、美容の小娘などそんなに稼ぎがあるわけもなく、、、到底現実味のない金額に思えました。
ですが23歳、海外に対してなんだか忘れられずに、「やらない後悔より、やる後悔をしたい!」と思って、行動に移ります。
1、まず、お金を貯めなきゃ!ということで、ブライダルの仕事を辞めます。
2、美容師免許が欲しかったので、通信に行かせてくれる美容室でアシスタントをします。
3、お金が必要なので、夜は倶楽部のお姉さん方のヘアセットをさせてもらいます。
※この時バイトを2つ掛け持ち 朝8:30に家を出たら、帰宅は夜中の0:00
※丸1日の休みは年に10日あったかな?月曜日が祝日の日のみ!
この生活を、4年間続けて
念願の、美容師免許を取得 アメリカへの目標金額を貯めて単身渡米しました。
休みという休みはほとんどなく、アルバイトと技術の練習漬けの日々でしたが、これだけ時間がなくても、この4年間が一番遊んだと言えます!!行きたいと思ったところは、九州内全部行って、毎日のように飲み歩いて、バイトは1日も休まず、遅刻もなし!
この4年間は、年齢では23-27歳の歳です。
私は、今本当に感謝していることがあって、誰からも「バイトして何がしたいの?」『その年齢で、バイトばかりして大丈夫?」って誰からも言われなかったことです。アメリカに行くという目標を持っていたとはいえ、誰も一言も言われなかったおかげで、一歳迷わなかったんじゃないかな?と今でも感謝しています。
そして、この4年で学んだこと
◎人は、忙しいと本当に知恵が出る。(いかに、半日で不可能に近い目的地に行って楽しむか)を全力で考えてそれが本当にできる。
◎人は、忙しいと自分にとって今何が大事で何が不必要なのかを見極める能力が備わる。
なので、私は愚痴が出そうになったら、自分が暇なんだと思うようにしています☆
そして、若いうちは後先考えず突き進むこと!!
NY 明日に続く。。。