
ご支援いただいた皆さまにようやくご報告することができます。今年の5月から、地震被害を受けた高澤ろうそく店の建物の再建工事を始めます。大きな再建方針としては、「修復」しながら再建しようということです。伝統的な建築物だからこそ、元からあるものを活かして再建します。なかなかの難工事となりそうですが、何度も蘇らせることができる、ということをこの修復事業を通じて知ってもらいたいと思っております。
現在の支援総額
13,437,222円
目標金額は5,000,000円
支援者数
967人
募集終了まで残り
終了
このプロジェクトは、2024/01/17に募集を開始し、 967人の支援により 13,437,222円の資金を集め、 2024/02/29に募集を終了しました
現在の支援総額
13,437,222円
268%達成
目標金額5,000,000円
支援者数967人
このプロジェクトは、2024/01/17に募集を開始し、 967人の支援により 13,437,222円の資金を集め、 2024/02/29に募集を終了しました
ご支援いただいた皆さまにようやくご報告することができます。今年の5月から、地震被害を受けた高澤ろうそく店の建物の再建工事を始めます。大きな再建方針としては、「修復」しながら再建しようということです。伝統的な建築物だからこそ、元からあるものを活かして再建します。なかなかの難工事となりそうですが、何度も蘇らせることができる、ということをこの修復事業を通じて知ってもらいたいと思っております。
令和6年元旦におきました能登半島地震によって私たち高澤ろうそくは大きな被害を受けました。しかしながら、多くの方々から励まし、応援をいただきました。この経験を受けて私たちは新たな一歩を踏み出すため、今年より新たな企業スローガンをつくりました。そこに込められた思いをお伝えできれば、と思います。「心に、いつか希望の火を灯すもの」「心に、いつか希望の火を灯すもの」という新たな企業スローガンには、私たちが大切にしている想いと未来への決意が込められています。大きな震災を経験し、多くの困難があったからこそ、私たちは製品やサービスを通じて人々の心に希望を届ける存在でありたいと願っています。このスローガンは、私たちのこれからの歩みを支える指針であり、使命そのものです。令和6年元旦の震災直後、突然に私たちは住む家が被害を受けるなど日常の基盤に被害をうけました。生活面では、断水により水の確保すらままならず、飲料水や生活用水を分け合いながらの生活が続きました。倒壊した建物、散乱した家財、埃の中で進める片づけは、肉体的な疲労だけでなく、心にも重くのしかかるものでした。そんな状況の中で、周囲の方々からの応援がどれほど大きな力になったかは忘れることができません。全国各地から寄せられる支援物資や温かいメッセージ、当地に足を運んで片づけを手伝ってくださるボランティアの方々の姿に触れるたび、私たちは「ひとりではない」という希望を感じることができました。その希望が、再び立ち上がる勇気を私たちに与えてくれたのです。この経験から、私は気づきました。自分たちが作り上げる和ろうそくもまた、困難な状況にいる誰かの心に寄り添い、希望の火をともす存在でありたいと。人の暮らしの側にあって、不安な時、悲しい時、息苦しい時、火を灯すと心が和む存在でありたいと思います。和ろうそくをはじめとする伝統工芸は単なる物質ではなく、作り手の想いや歴史、そして未来への希望が込められています。だからこそ、このスローガンを掲げ、製品を通じて人々に癒しや力を届けることを目指しています。震災を乗り越える中で、支え合うことの尊さを知り、それが生み出す希望の力を深く実感しました。その感謝を忘れることなく、「心に、いつか希望の火を灯すもの」という言葉を胸に刻み、これからも地域社会やお客様、未来の世代に貢献していきたいと思います。
皆さま、こんにちは。地震被害を受けた高澤ろうそく店の現在の状況をお知らせします。先日より地盤調査のため、ボーリング調査を始めました。高澤ろうそく店がある地域では地震による液状化もあったため、どの程度の地盤改良が必要となるのか、そのための調査を行っています。長くつづく建物を再建するためにも、地盤調査から始めています。
皆さま、こんにちは。代表の高澤です。今日は現在の高澤ろうそく店の様子をご案内いたします。3月後半に崩れ落ちてしまった下屋根部分の撤去工事を行いました。これは崩れた部分が道路上にもあり、交通の妨げとなっていたことと、下屋根の一部が母屋部分を引っ張っており、母屋の傾きがひどくなることを防ぐためでした。下屋根を撤去すると、屋内が風雨にさらされてしまうため、長くブルーシートで覆っていましたが、先日木の板を貼る工事を行いました。建物内のこれまで使っていた商品棚や、梁など雨や風の被害から守るためです。現在の高澤ろうそく店は正面が板張りとなりました。良いこともありました。幸いなことに、お店のなかでこれまで使っていた商品棚の多くは被害を免れていました。4月の終わりにボランティアの皆さんの支援で(15人くらい参加して下さいました!石川県内にある「コマニー株式会社」の社員の方々がお手伝いしてくれたのです)、仮店舗へ商品棚を移動させることができました。現在は、建物被害の詳細な調査を行っています。またもう少し経つと地盤調査を行います。石川県に来る機会がありましたら、ぜひ高澤ろうそく店の仮店舗へ足をお運びください。
高澤ろうそく店が再建するまでのあいだ、近くで仮店舗をオープンすることにしました。高澤ろうそく店 仮店舗住所:石川県七尾市一本杉町37google map「けいじゅ一本杉」と表示されます営業時間:午前9時から午後5時定休日:水曜日・日曜日昨年末で閉所した高齢者支援施設「けいじゅ一本杉」さんが利用していた建物で、その前は和菓子屋さんだった建物です。被災した高澤ろうそく店と同じ「一本杉通り商店街」にあり、観光施設の「花嫁のれん館」に入る角地にあります。