2024年3月4日 第一弾!STIHL社チャップスが入荷しました!!みなさまからのご支援が2月末で200万円を超えたので、計画通り第一弾となる大きな発注をすることができました。本当にありがとうございます。そのうち、一刻も早く届けたい下肢切創防止装備であるチャップス33着をお迎えしました。STIHL SHOP GROWINGさん、迅速な対応ありがとうございました。このプロジェクトは林業従事者さんを応援すると同時に、そのお仕事をこれまで支えてこられた、地域の林業資材のお店を応援することも目的の一つと考えています。このようにAll-inで寄せていただいた資金は、期間の終了を待たずに必要な装備や道具に変えて、能登の被災地で作業をしている林業従事者へお届けします。引き続き、プロジェクトの拡散にご協力をお願いしますm(_ _)m(スナ)
2024年2月28日 石川県七尾市中島町河内地区の市道上部崩落現場へ行ってきました。災害現場の最前線は想像以上の過酷さで、山崩れはそこかしこにあり、土砂と倒木が川をせき止めた「土砂ダム湖」をつくり、その先には集落に水を供給する水道施設が。それを復旧するためにいつもよりさらに危険な場所で作業をする林業従事者がいました。↑左の白い構造物が水道施設。土砂ダム湖は水深4~5mにもなる木が伐れて、土砂をどける重機を操る林業従事者はスーパーマン♡↑この土砂の下にアスファルトの道がある、はず「最初来た時に土木業者さんがいて『オマエら何しに来た?』みたいに言われたんで帰ったんですよ」「そしたら数日後に『伐ってください』と連絡があって」「それでも下請みたいに使われるんですけどね」「なんなんスかね苦笑」「ここはまだ下がアスファルトの道だってわかってるから安心なんですよ。前の現場は泥と川とで足の下がどうなっているかわからなかったんで怖かったです」「棒でチョンチョンと少しずつ水の通り道を作ってやらないと、一気にやると自分たちまで流されますから」↑ヒザまで水につかって倒木処理(※写真撮影時チェーンソーのエンジンはかかっていません)発災から2か月経っても、主要道路以外はこんな現場がたくさんあります。そして私たちが生業としている林業の現場はその先にあります。まだ被害の全体像もつかめていません。とにかく、困っている人・集落からの依頼を優先的に作業してくれています。そんな彼らが、少しでも安全に仕事を続けられる環境を整えるため、引き続きプロジェクトの拡散にご協力お願いしますm(_ _)m(スナ)
2024年2月19日 能登森林組合の各支所と中能登農林総合事務所を通じて、12の事業体へ寄贈しました。石川県森林組合連合会内の仮事務所で執務にあたっておられる能登森林組合の亀井組合長に、モンベル社の合羽(レインワーカー上下)を22セットをお届けしました。石川県は、真冬のような雪交じりの日と春のような暖かい日が周期的に入れ替わる、不安定なお天気が続いています。未だ断水していて洗濯・乾燥がままならない中で要望の多かったのが合羽でした。現場で働く林業従事者の方たちが、少しでも安全に快適に作業できるよう、やれる事から応援していきます!引き続きプロジェクトの拡散にご協力お願いしますm(_ _)m(スナ)
私が40年以上暮らしてきた穴水町が、これほどの災害による被害を受けたのは初めてのことかと思います。あちこちで土砂災害などで道が塞がれる中、自身も被災者でありながら、復旧作業に当たられた林業従事者がいると聞いています。そういったカタチで私たちの暮らしを支えるのも林業、これからの能登の里山里海を守るために必要なのも林業です。なかなか林業関係の方が被災したことについて、クローズアップされることは少ないですが、いつも元気に活動されている、もりラバー林業女子会@石川のメンバーと一緒に、林業従事者のサポートができれば、また能登の林業の明るい未来を描けるかと思います。どうかお力添えをお願いいたします。全国林業研究グループ連絡協議会副会長女性会議代表 坂本ちづる