能登半島地震の発災から早いもので11カ月が経ちました。皆様のご支援のおかげで、能登復興ネットワークの活動を続けられております。この間、9月には豪雨に見舞われて、心折れそうになった時もありましたが、なんとかネットワークのおかげで、皆さんと支え合いながら、活動が続けられています。10月1日には、能登復興ネットワークは、一般社団法人として法人化しました。ますます復興に向けた活動を推進するために、右腕人材を現場に送り続けています。そして、このクラウドファンディングで集めた資金の使い道として「コミュニティ財団の設立」を掲げておりましたが、やっと、それが実現しました。12月1日(日)15:00~16:00 評議員会が開かれ、次の通り事業を開始しました。財団設立日(登記日):令和6年11月14日事業開始日:令和6年12月1日会計年度:4月1日~3月31日設立時役員代表理事 酒井光博(株式会社能登風土 代表取締役)専務理事 森山奈美(株式会社御祓川 代表取締役)業務執行理事 太田殖之(株式会社おやゆびカンパニー 代表取締役)設立時監事 杉野哲也(七尾商工会議所会頭)評議員鈴木正俊(のと共栄信用金庫 理事長)田代克弘(興能信用金庫 理事長)坂本ちづる(全国林業研究グループ連絡協議会)木下徳泰(株式会社丸一観光 代表取締役)設立者 七尾未来基金設立準備会 会長 木下徳泰基本財産 300万円これから、理事会で詰めていきますが、里山里海未来財団では、次のような事業を実施していきます。(1)里山里海モデル事業支援事業(2)休眠預金を活用した助成・伴走事業(3)コレクティブインパクト創造事業(4)コミュニティ財団としてのオピニオン形成事業まだまだ、公式サイトもないひよっこコミュニティ財団ですが、これから少しずつ整備していきます。長く続く復興の道のりと、能登を未来に引き継いでいくために大切な基盤として育てていく所存です。引き続きのご支援をお願いいたします。
能登復興ネットワークの山崎です。このたび、コミュニティ財団(里山里海未来基金)の設立に向けて事務局長の人材募集をはじめました。地域内外の資金や人材を活かしながら、「能登が能登らしく復興する」ことをど真ん中で支える、これ以上ないダイナミックなポジションです。今回ご支援いただいた607名のみなさまご自身、そしてみなさまの周りの方々の中には、能登の能登らしい復興に仕事として取り組みたい、キャリアとして挑戦したい方がいらっしゃると思います。ぜひ「この人にこそ!」という方にこちらの情報をお届けください!募集ウェブサイトhttps://drivecareer.etic.or.jp/jobs/10327■期待する成果 ・能登エリアの中で経済合理性だけでは届かない社会的に弱い立場に置かれている方々や集落での取り組みなど、現在七尾七尾未来基金設立準備会として支援している団体に対して寄り添い、伴走すること・能登が能登らしく持続可能な地域であるための仕組みづくり(コミュニティ財団の設立)・これらのプロセスに地域内外の多くの関係者を巻き込み、長期的な関係資本を耕し続けること■対象人材像 ・七尾未来基金設立準備会(里山里海未来基金)のビジョンに共感する方・書類作成やバックオフィス業務など地道な仕事を一つ一つ積み重ねていくのが好きな方・刻々と変わる状況の中で、必要なアクションを見極め、自律的に動くことができる方・地域の文化を学び地域に敬意を持って相手とのコミュニケーションが取れる方勤務条件等は、上記ウェブサイトをご確認ください。■財団メンバーからのメッセージ代表 木下徳泰震災時には、立場の弱い人たちにしわ寄せがいきがちです。「誰ひとり取り残さない」まちをつくっていくためには、地域のなかで稼ぎ出すお金が、地域の中で循環するしくみが必要です。そのためには、ロジカルで長期的な視野を持ちながらも、目の前の人たちの痛みに寄り添える優しさを持った人が求められます。決して、簡単な仕事ではありませんが、新しい社会のしくみをつくっていくために不可欠な仕事です。能登という、守るべきものの多いこの地域で、私たちのビジョンに共感してくださった方と一緒に未来を作りたいと考えています。伴走支援という特殊な仕事で、復興に携わってくださる方の応募をお待ちしています。[プロフィール]石川県七尾市出身。法政大学経済学部卒業。1995年に家業である丸一観光に入社。2009年より株式会社丸一観光代表取締役社長に就任。観光バスなど、これまで他社が手掛けてこなかった事業にも先んじてチャレンジし、地域に新たな雇用を創出するなど、お客様も社員もわくわくする会社づくりを目指している。七尾商工会議所副会頭。事務局 森山奈美復興の定義はいろいろあると思いますが、ある方が「悲しいこともたくさんあったけど、あの震災があったからこそ、今があるよね」と思えるようになることが復興だと言っていました。今回の出会いも、そんな風に思えるようになるための一つのステップだと思います。「誰ひとり取り残さない」まちのために、一緒に未来をつくりましょう!
この度は、能登復興ネットワーク「いやさか」のクラウドファンディングに、お心温まる多くのご支援を頂き、ありがとうございました。ご支援をくださいました皆様からのメッセージ、またお名前や所在地も拝見し、能登にゆかりがある方、これまで出会った全国の皆様、初めてこのプロジェクトを見つけ応援してくださった方も多くおり、改めて感謝の思いをかみしめ、今後に向けての決意を新たにしています。■今回の達成状況のご報告・目標金額:7,700,000円・ご支援金額:11,576,411円・ご支援者数:607人目標金額を大きく上回り、600名以上の皆様より多大なるご支援を頂戴いたしました。皆様の支援を、大切に使い、能登が能登らしく復興する未来を作っていきたいと思います。■能登半島地震・報告会&意見交換会について支援をいただきました皆様、関心を持ってプロジェクトを応援くださった皆様に我々の活動について知っていただく機会として、報告会のご案内をさせていただきます。『第3回能登半島地震・報告会&意見交換会』現地では状況が日々移り変わる中で、新しい課題も浮き彫りになっています。また復興という長期の歩みに向けて、まだまだリソースやともに未来を描く仲間が不足している状況です。皆様とも連携して能登の復興に取り組むべく、継続的に現地の状況を共有し、意見交換する機会を設けております。3月にも実施いたしますので、ぜひ周囲の皆様もお誘いあわせの上ご参加いただけますと幸いです。●日時(第3回報告会)2024 年 3 月 12 日 (火) 16 時 00 分 ~ 17 時 30 分●申し込み参加を希望される方は本フォームよりお申し込みください(申込締切:開催日当日の正午まで)https://forms.gle/6gC5aQokXL1unuGP9ここまでの3か月間の歩みやこれからの取り組みについて、能登の現地からもお届けする機会にしたいと思いますので、ぜひご参加ください。寄付者の皆様には改めまして事業の進捗や、今後の返礼品等の対応についてはご連絡をさせていただきます。この度は、本当にありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。
クラウドファンディング終了まで、残すところあと1日となりました。ネクストゴール1300万円まであと約230万円!!今回のクラウドファンディングでは、とてもたくさんの方から応援をいただき、当初の目標は開始1週間で達成することができました。たくさんの応援と、言葉をいただけたことが心強く、全国にこんなにも思いを寄せてくださる方がいるということが励みになっています。被災地での課題はまだまだ多く、日々新しい課題もみえ、やらねばいけないことはまだまだたくさんあります。私たちもできる限りのことをやりたいと思っています。皆さんから応援をいただいたことで、中長期で地域の復興の歩みを支えたいという思いを一層強め、ネクストゴールを1300万円を掲げ、最後まで走り切りたいと思います!■改めまして、このクラウドファンディングは以下の用途に活用させていただきます。1. 避難所・避難者のアセスメント2. 支援物資・炊き出しの調整3. 地域の復興に取り組むプロジェクトの支援【プロジェクト例】・能登の伝統祭であるキリコ祭りなど、お祭りや神社など地域文化の復興サポート・酒蔵の再興サポート・地域の中小企業の復興計画立案サポート・教育や遊びの機会を失った子どもの居場所づくり・七尾市一本杉通りの再生4. 能登の美しい里山里海を守るコミュニティ財団(里山里海未来基金)の設立ネクストゴールが達成すると、コミュニティ財団の新規参画メンバー1名の人件費(1年間)を賄うことができます。中長期で復興を支え、その後の地域の持続性を上げていく仕組みづくりなので、ここが実現できることがとても大切と考えています。最後まで応援よろしくお願いします!
クラウドファンディングも残り3日となりました。最後に改めて皆さんにメッセージを伝えたさせてください!■これまでの多くの皆さまにご支援をいただき、ありがとうございます!発災から2ヶ月が経過し、一歩ずつ前に進んでいます。これから能登で始まる多くの復興プロジェクトを作っていきます。そのプロジェクトの一つ一つが花を咲かせるには、まだまだ時間がかかると思います。けれど、より多くの人たちに能登のこれからの歩みを見届けて欲しい誰もみたことのない未来に向かっての一歩をより多くの人たちと踏み出すためにも、あなたのお知り合いにあと一人だけ、この輪に加わってくださるようにお呼びかけしてくれませんか?どうぞよろしくお願いいたします!能登復興ネットワーク事務局長 森山奈美