倒木した樹齢の200年の御神木をお分けし、酒垂神社の再建と、能登の復興へ!

令和6年能登半島地震により町を200年間見守ってきた酒垂神社の御神木は倒れ、ほとんどの石造物は崩壊しました。皆様とともに直会(なおらい)することで、神社の再建につなげ、能登の復興を後押ししたい。そのためにも神前からのおさがりである大切な御神木を皆様にお分けすることにしました。ご支援お願いいたします。

現在の支援総額

9,958,064

995%

目標金額は1,000,000円

支援者数

1,134

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/04/23に募集を開始し、 1,134人の支援により 9,958,064円の資金を集め、 2024/06/21に募集を終了しました

倒木した樹齢の200年の御神木をお分けし、酒垂神社の再建と、能登の復興へ!

現在の支援総額

9,958,064

995%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数1,134

このプロジェクトは、2024/04/23に募集を開始し、 1,134人の支援により 9,958,064円の資金を集め、 2024/06/21に募集を終了しました

令和6年能登半島地震により町を200年間見守ってきた酒垂神社の御神木は倒れ、ほとんどの石造物は崩壊しました。皆様とともに直会(なおらい)することで、神社の再建につなげ、能登の復興を後押ししたい。そのためにも神前からのおさがりである大切な御神木を皆様にお分けすることにしました。ご支援お願いいたします。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

こんにちは、藍子です。7月5、6日能登町宇出津であばれ祭が開催されました。あばれ祭りは宇出津にある酒垂神社と白山神社が、須佐之男命を祀る八坂神社に奉仕する形で毎年行われる荒々しい祭りです。https://abarematsuri.jp/5日の夜、大松明の周りを火の粉を浴びながらねり回るキリコ(大きな奉燈)重さは2トンほどあり、タイヤはなく数十人で担ぎます。子どもも乗っています。能登町は復旧途中のところも多々あり、宿泊施設や駐車場が足りないため、観光は控えていただき「町民のための復興を願う祭り」として開催されました。3月時点では震災でそれどころじゃないと、開催を反対する声が8割。開催まで辿り着くには、大きな葛藤、努力、復旧がありました。関係者やたくさんの人の尽力で開催できたあばれ祭。私はすごいものを見てしまったと、1週間経った今も思い返しては、余韻に浸っています。お祭りの内容については、後日動画でみなさまに改めてシェアできればと思います。6日の朝、海に入り火に入れられるあばれ神輿6日の夜、あばれ神輿の出発前。神輿頭に選ばれた担ぎ手たちが集まり、宮司たちが神事を行います。倒れた鳥居の場所には竹で鳥居を作ってくださいました。祭りに参加してキリコを担いでいた人、神輿頭に選ばれ、あばれ神輿を担ぐ人、神輿をつくる人、見ている人、みんなすごくイキイキしていい顔をしていました。あばれ神輿の担ぎ手達は、ここでこの町の厄を祓い切らんという迫力で、完膚なきまでにあばれ回り、神様を喜ばせていました。八坂神社の境内で回る神輿。離れていてもめちゃくちゃ熱いですボロボロになったあばれ神輿みんなが心から能登の復興を願っていたと感じるいい祭りでした。震災があって町が壊れ、復興を願って祭りをして、こんなに命が滾るようなことは、なかなか無いです。特筆すべきと思ったことは、心の復興です。あばれ祭りが行われた能登町宇出津というところは、お爺ちゃんお婆ちゃんが住んでいて、子供たちは家族で県外や金沢など県南に住んでいることが多く、正月やお盆に帰らず祭りには必ず帰ってくる。そして祭りでコミュニティを繋いできた土地です。震災があり、1月以降、能登に住む人々と能登を出て生活する人、祭りをやりたい人と反対する人など、目には見えないけれど、どこか分断の空気感がありました。それが皆で今までのように祭りをして、一度外れかけた繋がりを繋ぎ直した、すごい出来事でした。それだけでなく、「宇出津の祭りの熱量に背中を押された」「元気をもらった」「自分の地区もこれに繋げたい」など、周りの市町の人々からも前向きな言葉があがり、あばれ祭をしたことが、私たちの心の復興が大きく前進した出来事だと確信しています。奥能登だけで、キリコ祭りは200種類(!)もあるそうです。能登の人々にとって祭りは人生の一部であり季節が巡るように当たり前の事。苦しい状況下にあっても、自分たちを鼓舞し神様を喜ばせるキリコ祭りという存在は、能登の人々の魂なのだと。私たちの町内会は被害がひどく、人手も足りないためキリコを巡行することはしませんでしたが、神社の境内にキリコを組み立て、太鼓を叩きながらみんなで宴会をし、来年こそはと決意を固めました。クラウドファンディングにご協力いただいたQINOチームもご招待し、あばれ祭を一緒に体験してもらいました。発災から復興ボランティアを続けてくださっている支援団体の皆さんもたくさん祭りに参加してくださいました。初めてのあばれ祭に感動した、言葉にできない思いがあった、来年も来たい、もうすでにやりたいと皆さんそれぞれ感じるところがあり、能登町宇出津の人々が祭りにかける熱量が伝わったようで嬉しいです。あばれ祭りは町民の皆さんの強い、強い想いで開催にこぎつけましたが、あばれ祭以外の地区では祭りができない、今後続けていけるかすらわからないところも多々あります。やらない選択をするのは簡単です。大変でも、やると決めて今年祭りができたことに感謝しかありません。祭りができたからといって復興できているかと言われれば、そうではありません。地盤が隆起した輪島や珠洲と対照的に、酒垂神社の下の港は、地震による地盤沈下で道路が海より低くなり、常に冠水してしまうようになりました。この辺りに住む人々は家の中でも長靴で移動しないといけない状況。今後一帯の道路のかさ上げをしたり大規模で長期的な復旧が見込まれます。もしこの活動報告を見ている方で、いつかあばれ祭に行ってみたいな、能登に行ってみたいけどいつか、と思っている方がいましたら。是非すぐに計画を立てることをオススメします!町も文化も景色も、永遠に変わらずそこにあるわけではないからです。今は主要な道も舗装されてよくなり、再開している飲食店もたくさんあります。ボランティアしよう、と気張らずに能登の人々が前向きにがんばっている姿を見に来てくださるのもありがたいです。今一度、能登のことを思い出してくださると幸いです。一年のうちの大仕事である祭りがひと段落したので、私たちはあばれ祭りでもらったパワーを胸に、気持ち新たに復興・再建にフォーカスしていきます。


こんにちは、藍子です。6月21日23:59に、クラウドファンディングが終了しました。応援金額9,958,064円支援者数1,134人関係者みな、想定を上回る大きなご支援をいただき、驚いております。私にとってクラウドファンディングは大きなチャレンジでした。今はこのチャレンジをする選択をして本当に良かったと思います。このチャレンジが無ければ、再建への道のりはもっと、ずっと厳しく、何年も震災の傷跡のまま置いておかなければいけない未来もあったと思います。皆さまの応援にたくさん背中をおしていただきました。心より感謝申し上げます。そしてこの選択の後押しと、サポートをしてくださった関係者の皆さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。全国からたくさんの方々が、それぞれ何かしらのご縁を感じ、心を寄せていただいたことに感無量です。このご縁で、能登町宇出津という場所を知り、祭りや酒垂神社のことを知って、いつか訪れるきっかけになってくだされば、これ以上に嬉しいことはありません。1月1日、震災の直前に県外から当社を訪れていた方が、たまたまこのクラウドファンディングを見つけられたそうで撮っていた写真を送りたいと、ご連絡をいただきました。家の屋根にブルーシートも無い、鳥居も御神木も立っている1月1日の貴重な写真です。掲載の許可をいただきましたので、載せさせていただきました。御神木があった場所は、撤去が終わりまっさらになりました。あと2週間ほどであばれ祭です。https://abarematsuri.jp/町では祭りに向けていたるところで準備をしています。今日は、あばれ祭祭礼委員会の事務所開きのお祭りがありました。怪我や事故ないお祭りの斎行と、成功を祈願して。海を目の前にした広場では、あばれ祭を見る人のための大屋根が出来上がりつつあります。5日には、この広場で大松明の周りをキリコが乱舞します。キリコとは、能登地方の特徴的な大きな灯篭のことです。あばれ祭のキリコの重さは2トンほど、タイヤはなく担いで町を練り歩きます。キリコ祭りは能登全域であり、能登町だけでも200の祭りがあります。あばれ祭りのキリコと大松明。キリコには子どもを載せています。例年通りなら36町内会それぞれがキリコを出しますが、今年は震災を起因とした人手不足やさまざまな理由から、キリコを出せない町内会も少なからずあります。それでも、27町内会がキリコの巡行に参加予定で、予想していた以上のキリコの数に能登の意地を感じて、心から嬉しく思っています。どこも人手不足で、もちろん簡単なことではありません。祭りを開催することに反対の意見もありましたが、やはり震災があっても町の誇りであることには変わりないのだと感じます。QINOのみなさんにご協力いただき、5月に進めていたひとつのプロジェクトhttps://camp-fire.jp/projects/743654/activities/584594#main1ヶ月ほど経って、その苗木のいくつかに新芽を発見し、発根の兆しが見えました。このまま元気に育ってくれることを願います。私たちはみなさまにお送りする返礼品の準備を進めております。被災地での製造過程があり、お届けまでお時間を要するものもございますが、進捗を活動報告でまたご報告させていただきます。今しばらくお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。


こんにちは、藍子です。ゴール100万円で始めたクラウドファンディングも、1000万円も目前となりました。本日の23:59に終了になります。始めた当初には想像もしないほど、たくさんの方に応援をしていただき、言葉にできない想いです。日本列島から飛び出た半島の先端で、飛行機も今や1日一便、東京と行き来するだけ。そんな能登の片田舎の神社に、全国から1000人以上の方に心を寄せていただき、心より感謝いたします。これから7月5、6日にあばれ祭があります。それが終わったら酒垂神社再建委員会が立ち上がり、どのようにこれから再建を進めていくか、足りない再建費用をどうするかなど、具体的に協議していく予定です。残り4時間たらずになりました。ご支援してくださった方も、よろしければSNSなどで拡散のご協力をいただけますと大変ありがたく存じます。最後まで、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。


こんにちは、藍子です。返礼品の木のソーダ、お清めミストの製作が着々と進んでいます。5月7日に総勢30名ほどで神社の復旧作業と、御神木から返礼品を作るための素材を取る作業をしました。https://camp-fire.jp/projects/743654/activities/584594#mainその後、石川県北、白山市の蒸留所EarthRingさんを訪ね、蒸留をしていただきました。ここで蒸留したものが、木のソーダとお清めミストになります。木というのは、何百年経っても香りと記憶をその中に留めておくのだそうです。御神木が200年、能登の地で懇々と蓄積してきた香りと記憶を抽出した蒸留水と、わずかにできた精油を手にした時は、言葉にし難い気持ちでした。こんな機会は、後にも先にもなかなか無いだろうと思います。ラベルのサンプルも上がってきました。和紙調のラベルに金箔押しがされていて、ボトルをそのまま置いておいてもいいくらい素敵です。まだお写真はありませんが、御守りのレーザー焼印のサンプルも上がってきており、今から仕上がりが楽しみです。こんな状況でも、祭りの前になるとみんながなんだかソワソワしだして、祭りの話をします。工務店では、あばれ神輿の製作が進んでいました。町では、キリコが松明の周りを練り歩く広場の、地震でガタガタになっていた道路が舗装がされました。その近くの道路は液状化で、雨と潮位が高い時が重なると道路が浸水してしまうようなところもあり、街全体での祭りはやはりまだまだ先になるだろうなと思います。雪の降る寒い日も暑い日も作業にあたってくださっている皆様と、祭をするために準備をしてくださっている皆様、遠くから応援の気持ちを送ってくださる皆様に感謝です。能登は少しずつ進んでいます。


こんにちは、藍子です。クラウドファンディングも終わりにさしかかっていますが、御神木で作る木札の御守りのデザインが決まりました。おもてに「酒垂神社」の文字、うらに社紋の上がり藤が入ります。酒垂神社の文字は、大阪を拠点に活動されているCASPERさんに描いていただきました。木札に、このようにレーザーで焼印を入れます。仕上がりが今から楽しみです!


新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!