渡米まであ7日!本日はshow曲の紹介です。今回のショーは、映画「遺体 明日への十日間」のサウンドトラックより「Pray for the World」と、清塚信也さんの「春よ、来い」の2曲で一つの作品となっています。現在、冒頭の効果音に英語ナレーションを入れる作業を進めています。アメリカで、一本松のことをより理解していただける工夫をしているところです。清塚さんのピアノによる「春よ、来い」は北京五輪のフィギュアスケートで羽生結弦さんのエキシビジョンの為に演奏された曲です。震災による惨状と復興を見守ってきた奇跡の一本松にフォーカスし、2年間かけて練り上げてきました。音楽が織りなす春が待つイメージを元に桜の花びらが描かれたフラッグも使用しています。是非そんなところにも注目していただけると嬉しいです。
カラーガード3種の神器カラーガードはフラッグ、セーバー、ライフルという3種類の手具を使います。それ以外の手具を持つことや手具を持たないダンスパートもあり、振り付けや構成はなかなか複雑です。それゆえ手具の持ち替えも大変!持ち替える場所に正しくセットする必要があります。ショーが始まる前の手具セットは、緊張の瞬間です。ライフルは木製で、衝撃により割れることもあります。セーバーはアルミ製ですが冬の寒さで折れやすくなることも。耐久性を高めるため、また床の保護のためにもテープを巻いて日頃からメンテナンスが欠かせません。そしてもう一つ大切なもの、それはグローブ!手を保護するためにするのですが、突き指や青なじみ(千葉弁!みなさんはなんと呼びますか?)は日常茶飯事^^;当たれば痛いし、筋肉痛にもなりますがトスキャッチが決まった時にはスカッと気持ちが良いものです。15ichieでは不定期ではありますが体験会も開催しています。ぜひインスタをフォローしてカラーガード体験会に参加してみてくださいね。
渡米まで10日を切りました!ここからは毎日更新致します。〜カラーガードの練習〜カラーガードってどんな練習をするの?と気になる方もいらっしゃると思うのである日の練習スケジュールを公開致します。①フロア準備 30分横30m×縦20mのフロアに縦横5m毎に動きの目印となるポイントテープを貼っていきます。カラーガード、マーチングでは5mを8歩で歩きます(一歩62.5cm)。②ストレッチ 30分③手具ウォームアップ 60分手具(flag、 rifle、saber)を自在にコントロールする為のトレーニングや投げ技(トス)のトレーニングが中心です。③ドリル練習 30分フォーメーションのことをドリルと呼びます。何十枚にもなるフォーメーションシートと照らし合わせて隣との間隔(インターバル)前後の間隔(ディスタンス)を細かくチェックしていきます。手具持ち替え(トランジット)の確認もします。④クリーニング 60分振付やカウントの確認をして整える練習です。show全体を通して気になる振付をピックアップし、動作を細かく確認したのち、体が覚えるまでひたすら繰り返し練習します。常に洗練されたshowを目指し、時には振付を変更することもあります。⑤ランスルー 10分仕上げの通し練習です。③.④にて練習してきたものを、頭から最後まで通してできるかどうかをチェックします。通常は最後に行なっていますが、本番を想定して出演時刻と同時刻にランスルーを行うこともあります。納得いかない時には「オカワリ!!」の声も(笑)⑥片付け 20分手具、ポイントテープ、プロップなど片付けにも時間がかかります。最後はキレイにモップがけ。カラーガードの練習は長く、8時間を超えることもあります。なのでランチの他にも適宜モグモグタイムを入れてリフレッシュしています。いかがでしょうか?明日もカラーガードに関わるお話ができればと思います。渡米まで後9日!頑張ります。
WGIに向けてショーの改編とクリーニングが急ピッチで進んでいます。そしてその裏では、すぐそばで15を支える人の存在があるのです。練習に集中できるのも、縁の下の力持ちとなって支えてくれるメンバーがいてくれるからこそ。昨日は、今回ショーに出ないメンバーとメンバーの保護者が、ミシン持ち込みで衣装のヘッドパーツを縫ってくれました。夢中で踊っていると8時間の練習はあっという間に過ぎていきます。壊しては作り、壊しては作り、を繰り返していたショーも再びまとまってきました。新生「Pray for the World」をお楽しみに!
イベント出演してきました!先日、15ichieのメンバーがカラーガードを教えている中学校の「卒業生を送る会」にてショーを披露させていただきました。WGI用にリニューアルした「Pray for the World」とマーチングバンドの講師陣が演奏する「切手のないおくりもの」生演奏バージョンです。実はこの企画はコロナになる寸前に計画していたもので、長い自粛期間を経て温めていたので、生演奏とのコラボはいつも以上に楽しく心躍る時間となりました。15ichieから、巣立つ卒業生へささやかなプレゼントとして心を込めて踊りました。そして、指導にあたっているメンバーが生徒の皆さんや保護者の方々へ送ったメッセージは、私達の心にも響き、じーんとしてしましました。支えてくれる人がいるからマーチングやカラーガードを続けてこれたこと、人生は選択の連続だけど、それが正解かどうかは自分次第だということ、きっと中学生の心にも届いたと思います。そんな話をしてくれるメンバーと一緒に活動できている事もチームの財産であると同時に誇らしい気持ちになりました。それぞれの学校を卒業する皆さん。夢を持って未来に羽ばたいてください。ご卒業おめでとうございます。