RINGO JAMな畑の永井です。今日は、A-tubeでオンエアー中の「宮下県知事のりんご道」の撮影にお邪魔してきました。1回目の剪定に引き続き呼んでいただき、2回目の今日は「受粉」「摘花」の作業を実施しました。
1回目の「剪定編」の様子は以下よりぜひご覧ください。
https://youtu.be/Z_N-8w3zf38?si=dRa-0kkmCoLrFKdW
RINGO JAMな畑には、「マメコバチ」の巣を設置し、受粉の作業は基本的にはマメコバチ頼みです。人のことは刺さず、ぷんぷん飛んでいつのまにか受粉をしてくれるマメコバチにはいつも感謝です。幼虫は然るべき場所で購入できるそうなのですが、一升瓶で2万円以上するそうです。マメコバチの巣については、ホームセンターでも購入が可能です。
りんごは1箇所に4〜6個ほどの花が咲くのですが、真ん中に咲く「中心花」を基本的には活用していきます。風が強く吹く地域では、めしべが乾いてしまい受粉しづらくなることがあるそうです。そのため、中心花が開いている期間を狙って受粉作業をしようとすると、チャンスは3〜4日ほどしかないのだとか。時間との勝負なのですね。
今日撮影した内容は、おそらく2週間後くらいにはリリースとなるのではないかと思います。勉強させていただくことが大変多く、とてもありがたい機会をいただいているなと感じています。
今日でクラファン開始から19日が経過しました。本日までで支援者の数は【40名】となりました。本当にありがとうございます!
また、本日応援コメントを追加しましたのでご紹介いたします。文筆家の世良啓さんです。
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りんごと一緒に暮らしていきたい、と、初めて会ったとき、永井さんはそんな感じのことを言ったと記憶しています。それはまるで何かに誓うような澄んだ言葉でした。
りんごの花が咲いて、葉が茂り、たわわに実ってゆく畑。そこでりんごの世話をして働き、たまに音楽会を開いたり、何にもしないで風に吹かれていたり……。時間に追われてする仕事とはまったく違う静かな四季の流れに生きる彼女は、津軽の祝言で結婚式をあげ、津軽料理修行をしながら、この土地と仲良く暮らしながら今ではずいぶん精悍でカッコイイ津軽人になりました。
そんな彼女と一緒にりんご畑で過ごす時間は、きっとかけがえのない時間になるだろうし、そこから生まれたりんごたちの味も格別だろうと思います。
永井さんの思い描く世界が叶うように、私も応援しています。
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りんごを人の営みに合わせるのではなく、自分たちをりんごやりんご畑の時間軸に合わせていく、ということが少しずつできるようになっているのかなぁ。RINGO JAMな畑が、そんなちょっとよくわからないことも、みんなでワイワイ語らえるようなところになったらいいなとも思ったりしています。