RINGO JAMな畑の永井です。5月25日を持ちまして、今回のクラウドファンディングは終了となりました。最終着地は、支援者【82名】、支援金額【729,500円】となりました。応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。クラウドファンディングを実施しながら、「この企画ってわかりづらいんだろうか。」とか、「もっといろいろやり方があったのではないだろうか。」と悩むこともあったのですが、日々増えていく支援者の皆様に背中を押していただき、とても心強く感じておりました。終了した今となっては、応援してくださった皆さまに「クラファン応援して良かったな。」と思っていただけるよう、RINGO JAMな畑をちゃんと耕そう、という前向きな気持ちでおります。今回は目標額に届くことができませんでしたが、この反省を次に活かし、よりよい畑、よりよい企画にしていけるよう力を尽くしていこうと思っております。皆さまに畑の様子をお届けできるよう、SNSなどでの発信にも力をいれていくつもりです。今後のRINGO JAMな畑の活動も、ぜひお楽しみに!いつか、RINGO JAMな畑でみなさまと会える日を楽しみにしております。ぜひ、一緒に耕しましょう。この度は本当にありがとうございました!
RINGO JAMな畑の永井です。今日は、会員である津軽あかつきの会が協力している「古津軽体験ツアー〜伝統の田植え行事と料理を味わう〜」へ参加してきました。場所は、青森県弘前市石川の乳井地区。RINGO JAMな畑も石川にあるので、ご近所さんです。綺麗に晴れ、暑すぎず寒すぎず、岩木山が綺麗に見えるちょうどよいお天気でした。田植え前に、田んぼの神様へお供えをし、米の豊作を祈願します。瓶に入った日本酒をドバドバと田んぼへ入れるシーンには大変驚かされました。「桃川」をドバドバ入れる、園主の成田さんお赤飯と身欠ニシン。身欠ニシンは酒につけ、ご飯の時に振る舞われました当初、田植えをするつもりはなく参加したわたし。でも、田んぼを前にすると改めてやってみたい欲がフツフツと湧いてきました。ジーンズだったのですが、まくればいけそうだったのでチャレンジすることに。腰を痛めぬよう、膝を最大限に曲げるわたし(左から2番目)田植えは小学生ぶり。田んぼの表面は温かかったのですが、足を入れるとひんやり。土に包まれている感覚を足に感じながら、苗を2〜4本程度取り、印に植えていきます。数本苗を取るのが意外と難しかったです。植えたら、泥を寄せ、根が張るように祈ります。「永井さんじょんずだぁ。ちゃんと膝コ折ってぇ。」と遠くからお褒めの言葉が。普段りんご畑に出て、体を使っている成果が現れたようで嬉しかったです。自分が思った以上に、体の使い方がうまくなりつつあるのかもしれません。田植えのあとは、みんなでご飯全部美味しかった古漬けの煮物、棒鱈の煮物、ウドの和物、ミズの水物、ゼンマイの白和、筍の炒め物、漬物、煮豆、そしてお赤飯においなりさんに梅おにぎり、味噌おにぎりの炭水化物まつりでした。力の出るメニューです。さすが田植え料理ですね。田植え作業や料理の合間には、民謡を聴く機会もありました。田んぼを貸してくれる人もいて、料理を作れる人もいて、民謡を歌える人もいる。弘前市石川ってものすごい貴重な場所なのではないかと、改めて感じました。今日のイベントは、この田植えで終了ではありません。秋には稲刈りイベントも予定されています。一体どんな景色を見ることができるのか、今からとても楽しみです。クラファン終了まであと3時間です。74名の方にご支援いただいております。ここ3日ほどで一気に人数も金額も増え、大変嬉しく思っております。本当にありがとうございます。田植えの伝統的な行事や食事があるように、りんご畑にも積み上げられてきたものがたくさんあります。私の知らない歴史も、きっとまだまだあるはずです。それらをコファーマーのみなさんと見つけ、共有し、さらに伝えていくことで、また別の何かが生まれるかもしれません。そんな何かが、もしかしたら数十年後に今日のような形で、誰かに体験してもらえる日が来るかもしれませんね。
RINGO JAMな畑の永井です。もうあっという間に残り1日となりました。4〜5月のりんご畑の作業ってかなり色々ありまして、やり切れるだろうかと不安だったのですが、結果たくさんの方にご支援いただき大変心強く感じております。本当にありがとうございます。何度見ても可愛い、コファーマーの外崎さん作のイラストRINGO JAMな畑を真ん中に据え、西には岩木山、東には八甲田山、そして畑の近くを弘南鉄道大鰐線が通っており、街全体がりんご畑のようになっている様子を表しています。このイラストの中で、私が一番好きなカットがこちらです。りんごの薄いピンクの花が咲き、その後受粉して小さい実となったりんごを摘む「摘果」という作業をしているところです。春と夏の様子が1本の木で表現されています。ヨガをしている人もいれば、絵を描いている人もいます。そして人だけでなく、猫まで顔を出してくれています。実はこの猫は、実際にいる猫をモデルとしております。りんご畑で出会い、今はうちにいる猫です。似てる。かわいい。モデルになった元野良猫(左)イラストの中には、今まで実際にやったことのあることもたくさんあります。バーベキューをしたり、音楽ライブをしたり、サウナカーに来てもらったり、木にねぷたをかざったり。今後もっとたくさんの出来事がRINGO JAMな畑で起こり、イラストがさらに広がっていくのだろうと思います。クラファン終了まで、あと26時間ほど…。現在の支援者は【67名】となりました。昨日よりたくさん増えて大変驚いております。本当にありがとうございます!明日は田植えイベントに参加します。田植えをし、田植え料理を食べるイベントなのです。りんごの収穫料理ってあるのかな…。明日の内容を参考に、私たちなりの収穫料理を考えてみたいと思います。
「朝ごはんをゆっくり食べたい。」お父さんが定年したら、一緒にやりたいことってある?と母に聞いたら、そう言われました。好奇心旺盛で、50代になってから山登りにチャレンジしたり、俳句や漫画などの創作もし出した二人。どこか行ったことのない国に行きたいとか、キャンピングカーで日本一周するとか、そういう答えが返ってくるかと思っていたから驚きました。そして、涙が出そうになりました。一緒に話を聞いていた夫は、きっと泣くのだろうと思ったのですが、やっぱり泣いていました。去年植えた「祝(いわい)」という品種のりんご。今年は味見ができそうです今日まで約20日ほど青森に滞在し、ずっと摘果に取り組んでくれた母。RINGO JAMな畑の姉妹園「ヒビノス林檎園」に関わってくれていて、古参のコファーマーであると言えると思います。毎年2回、延べ1カ月以上は摘果や収穫など、りんごの作業を手伝ってくれています。今年はりんご以外にもチャレンジということで、先日じゃがいもと菊芋を植えました。育てやすいものから少しずつ増やしていこうと思います。母がりんご畑に来てくれるようになってから、母は4コマ漫画をたくさん描くようになったような気がします。青森にいると、インスピレーションが湧くのでしょうか。「”勝手に”弘前都市伝説」というタイトルで、青森やりんごにまつわる、あることないことをカタチにしています。正直とても面白く、企画や商品として成立しそうなものもたくさんあり、とても勉強になるなぁと感じています。永井こみち先生、すごいや。ちなみにこみち先生は、2023年の「トキワ荘のまち 4コママンガ大賞」の一般部門で入選した実績も。我が母ながら、すごいや。住宅の庭に急に現れた、りんごっぽい苗木。いや、ほんとにりんごっぽいりんご作りに関わるようになって、母にどんな変化があったのか、まだ本人にちゃんと聞いたことはありません。でも、母と娘としての私との関係性は、自分自身変わったような気がしています。前は、話せば険悪な感じになることも多かったように思えるのですが、最近ではお互いに異なる考えに対し、多少面白く感じないことがあったとしても、表に出しすぎずやり過ごすことができるようになってきたような気がします。少なくとも私は、以前の関係性よりもずっと楽しく感じています。りんごのおかげかな。感謝。今日でクラファン終了まで【あと3日】です。支援者の数は【58人】になりました。本当にありがとうございます!コファーマーの皆さんももちろんですが、コファーマーの皆さんと一緒にりんご畑を運営することで、私自身にも何か変化が訪れるのでしょうか。全く想像できていませんが、何が起こるのか、楽しみにしていたいと思います。
RINGO JAMな畑の永井です。本日、青森市で開催されました象印マホービンさん主催のおにぎりワークショップに参加してきました。具材について話し合う主催者、メンバーたち今回ワークショップに集まったメンバーは、旅するおむすび屋の菅本香菜さん、青森市で米づくりをされている山田ふぁーむさん、弘前市で津軽の料理を伝承する活動をしている津軽あかつきの会です。わたくし永井は、津軽あかつきの会の会員として、そしてEXPO酒場青森店の店長として参加しました。象印さんは、2025年の大阪・関西万博の際に出店し、おにぎりを販売するということが決まっているのだそうです。そのお店で販売する「日本のおにぎり」を検討するために全国各地でワークショップを実施する予定で、その初回が青森市で開催されたという流れです。揃えられた青森県のいろんな食材食材を見て、調理に移るまでのスピード感に私は圧倒されました。私はほとんど何もできませんでした。味見をしてコメントしたり、洗い物をしたり、お皿を出したり、そんなことをぱやぱやしていました。できた具材を並べています「青森のおにぎりといえばシャケではなく”マス”だよね。」とか、「おにぎりの握り方は三角ではなくて円型が普通だ。」とか、津軽あかつきの会へ参加しているとあまり出てこない話題も多く、私自身とても新鮮な気持ちになりました。また、「身欠ニシンと”ばっけみそ”が合うんでないか。」「ホタテとネギと源たれを炒めても美味しそう。」「ほたてとりんご漬けをバターで炒めたらどうだべ。」などなど、皆さんの創作意欲が爆発しており、普段の伝承料理を作る時とは、まったく違う表情を見ることができました。「自分が作ったものとは別のおにぎりを食べましょう」象印の岩本さんのご提案、素敵だなと思いましたおにぎりワークショップを経て感じたことは、おにぎりをみんなで作るというのは楽しい時間であるということです。心もお腹も満たされました。また、おにぎりのすごさを感じた気がします。道具や食材は特別なものである必要がないというのも手軽で取り組みやすいと感じましたし、料理を教える人と教わる人、という構図にもなりにくく、みんなでその空間を作っていくという空気感が自然と生まれていました。また、具材の組み合わせでオリジナリティも出しやすく、「私が作った。」という達成感を得られるものであるとも感じました。「ぞうじるしー」でパシャリ菅本さんはおにぎりではなく”おむすび”って言うんだなぁと途中で気づき、理由や思いを知りたくなったのですが、別の機会でお聞きすることにしました。人見知りとシャイが爆発しました。津軽弁では、「にぎりまま」もしくは「にぎったまま」と言うそうです。ネイティブツガリアンに教えてもらいました。私もりんご畑で「にぎりままワークショップ」やりたくなったなぁ。畑仕事をパワフルにできる「にぎりまま」をみんなで作りたい。なんか、ただのピクニックになりそうだけど。今日でクラファン終了まで【あと5日】になりました。昨日からさらにご支援いただき支援者の数は【56名】となりました。本当にありがとうございます!明日のお弁当には、梅干し(もちろん赤紫蘇で包んで)を具材にした”ままをにぎって”持っていくかな。なんだか、明日の畑仕事がより楽しみになってきました。