ボランティアの皆さんが穴水大宮を訪れ、まずは被害状況や撤去方法、修繕・保存方法などについてこれからの計画・進め方を話し合い、アドバイスもいただきました。
その中のお1人、高倉伊助さんにお話をうかがいました。
高倉さんは、東日本大震災での津波で甚大な被害を受けた福島県双葉町の方です。
「時間の経過とともに震災が忘れ去られてしまう、未曽有の災害の記憶・記録を後世につないでいくことが大切。」
「神社の倒壊した鳥居や手水舎、玉垣、社号標、由緒碑など、ただ撤去し新しくするだけではなく境内の一隅にのこし、使えるものは使い、足りないところは補強してキズも次世代に伝承する貴重な資料とすることもやり方の1つ。」
これから子供たちが大きくなり神社を眺めた時に、歴史と伝統を守ってきたんだと手を合わせられるように、これから再建に向けて一歩二歩と、そして、加速できるよう進めていきたいと思います。
震災発生前の姿や復興の状況を次世代に伝えていく必要性を強く感じました。
どうか、今後も被災地の方々を忘れず支援の手を差し伸べていただけますよう心よりお願い申し上げます。
https://camp-fire.jp/projects/view/745911