昨日朝から晩まで兵庫医大で104回目の抗がん剤化学療法を受けてきました。 こんな哺乳瓶みたいなのを胸のパワーポート(胸に埋め込む点滴のシステムで、それが心臓。に刺さっています。中心静脈点滴をしなくても、ポートから濃い点滴を受けることができます。)明日まで家で抗がん剤化学療法を受け、抜針します。 昨日も抗がん剤化学療法室で編みぐるみをしていました。点滴chairのオーバーデスクは、アトリエに変わります。 副作用は1週間くらい。吐き気、嘔吐、下痢、癌痛、皮膚はボツボツ、痺れ、倦怠感、脱毛などなどです。昨日は余命1年の宣告から半年経ったということ。肺の癌は大きくなっていること。もし手術で肺の癌を摘出するには「肺機能全摘」しか方法がないということの告知でした。 副作用と悲惨な事実。これが癌治療です。 その中で、皆様と力を合わせて、私のように辛い治療を受けている、小児がんの子どもたちや、ダウン症の子どもたちに編みぐるみを贈り、喜びをプレゼントできること、本当に感謝しています。 「死ぬとき」がいつかは、神様に委ねて、最期の最期まで、羊さんプロジェクトを運営していきます。 本当にご支援ありがとうございます。そして、これからも小児がんやダウン症の子どもたちは沢山の生まれます。 どうぞこれからも引き続き、ご支援をどうぞよろしくお願いします。 たかお編みぐるみ工房 原田隆夫
プロジェクトを開始して始めにする作業は、宣伝用のフライヤー(チラシ)に、私気持ちを添えて、お手紙を出すことです。 フライヤーの画像などを作る作業などは、かなり難しいなぁと最近思っています。 後は宛名と一言を書くのですが。年賀状やフライヤーなどで、印刷された宛名と、送り先が書かれたお手紙をもらった時に、私はどうしても「パソコンで管理されている」という事を感じます。時短にはそれが一番だと思うのですが。 やっぱり、「今の気持ちや宛名は手書きで書きたい!」と。 また、ご支援いただける方のことを思いながら書きたい!と頑固者である私は頑固にもそのやり方を変えません。 でも。宛名を手書きで書くと、私も幸せになります。 あと。宛名を書いている時に「こんな地名だったら、どんな場所なんだろう?」とプチ旅行ができます。 なのでこれからも、編みぐるみの製作とお手紙には手を抜かない(不器用なだけかも笑)と固く誓います。 いつになったら暖かくなるのか。 でも春は少しずつ確実に近づいています。 変わりやすい気候ですが皆様のご体調、そして心が守られますように。 たかお編みぐるみ工原田隆夫