ご支援頂いた皆様へ
帰国報告をさせて頂きます!
ご無沙汰しております。
今回のミッションですが、無事大成功のもと、9月3日に帰国いたしました。
約2週間の旅程で、色んなことがあり、たくさんの報告内容となるため、2~3回に分けてご報告させて頂こうと思います。
当面今回は、「雛山づくり」のメイン、ブラジル宮崎県人会75周年記念式典でのことを中心にお伝えしていこうと思います。
お陰様で大成功!!!
サンパウロ州の州都サンパウロ市の中心地域・リベルダージ(東洋人街)にあるブラジル日本文化福祉協会の体育館内で行われた記念式典にて、堂々たる綾の雛山が出現しました!
皆さん、いかがですか?
イキイキとした宮崎・綾の雛山が再現されていますよね。これがブラジルのサンパウロでお披露目されたのです!雛山実行委員長の小野さん・池田さんの努力と苦労もあり素敵な雛山に仕上がりました。そして、なんといっても現地サンパウロ州イビウーナから材料や道具を運んできて頂き、制作にもサポート頂いた高野さん親子の存在がとても大きかったです!!!
*写真、左から2番目が高野さん。トラックの上にいるのが小野さん。
感謝してもしきれないくらいです。日伯の共同合作ですね。日本のまごころ文化花開く、という感じですか。
この制作を通して日伯の絆がとても深まりました。
さて、今回の式典の雛山ですが、皆さんの協力で丸1日で仕上がりました。会館使用の関係もあり超特急で作り上げています。だからこそ、みんなの力で協働しながら、交流も深まっていきました。その過程を写真で数枚上げますね。
そして・・・
完成!!!
この雛山が式典にて花を添えました。
また、雛山実行委員会が感謝状を頂き、小野委員長が感謝状を頂きました!
そして、宮崎県を代表する方々と写真撮影をし、我々制作メンバーも記念に写真を撮りました。
*写真、右から2番目が高野さん、中央が高野しんたろうさん。
終了後、ブラジル宮崎県人会長の蛯原さんからも感謝の言葉を頂き、我々の目標であった、ブラジル日系社会へ奉仕貢献するという使命が一つかなったところでした。
昼食後に、余興の部に入り、太鼓の演奏やサンバの披露もありました。
*日伯共演の和太鼓。宮崎県議会副議長の野崎議員と高野信太朗さんの共演。
本当に盛り上がって、式典の幕を閉じました。
これも、我々メンバーの思いからスタートした事業で、ここまでできたかという自負もあります。切っ掛けの野崎里美さんの子育てに関わった「雛人形」。
これをブラジルへ!という思いで、里帰りの計画を立てました。
野崎さんの雛人形を、いつかブラジルへという思いを胸に、綾町の雛山祭りで小野さんが使ってくれたことが橋渡しになりました。
そして、今年の式典で実行。
いろんな紆余曲折がありましたが、なんとか目標を達成することができました。
ご支援頂いた皆様、本当に心から感謝申し上げます。
最後に、追加で少しだけ。
今回、資金的には十分な余裕はなかったのですが、2人の青年が志高く、協力サポートしてくれました。
池田和幸さん(綾町役場職員、雛山副実行委員長)
奥創平さん(綾町出身、長崎大学4年生) ←私の息子ですが…。
この2人のお陰で素敵な雛山の制作の旅?となりました。2人とも自費での参加。自分の成長への投資と思って合流してくれました。
本当に頭が下がる思いです。こちらも感謝で一杯です。
さて、今回はサンパウロの雛山についてご報告させて頂きましたが、あと2か所(モジダスクルーゼス、ヴィトリア)については、また追ってご報告させて頂きます。
簡単ですが、とりあえず第1報という事でご了承ください。
本当にありがとうございます。
綾日伯文化交流実行委員会
奥 誠司