(里山ホテルから望む風景、4月下旬に撮影)
▼はじめにご挨拶
わたしたちは、「里山体験を通じて家族の絆が深まるホテル」をコンセプトに、奥常陸(茨城県北エリア)に活きる「個人」の魅力や、そのくらしの一部を、訪れる方に識ってもらいたい、体験頂きたいと活動しているホテルです。
(ホテルの菜園「里山ポタジェ」のネモフィラ、4月下旬撮影)
この度、この地元出身で、地元への愛いっぱいの料理を目指す金成を料理長に迎え、私たちの取り組みは、さらに多くの方を巻き込んだ、より本格的なものへとシフトアップする段階に入りました。
(地元で力強い野菜をつくる木の里農園の布施様と料理長)
その中心となるホテル内レストランを、この7月6日にオープンする準備を進めています。地域の季節の味覚を手軽かつ本格的に味わっていただきたい、地元農家さんの驚くほど美味しい野菜を味わって頂きたい、手作り・無添加にこだわり子供と一緒に安心して楽しめる食体験の場を提供したい。そんな思いを届けるレストランです。
▼このプロジェクトで実現したいこと
【お食事をされる方に・・・】
地元で活躍する様々な陶芸家さんに焼いていただいた、ひとコースごとに異なる趣き・味わいの器で、地元のこだわり生産者さんの野菜や魚、和牛などの食材を召し上がっていただく。器にも食材にもストーリーがある。それぞれ全てが、この地域で活きる「個人」に繋がる。そんな食体験を実現したいです!
(陶器に盛り付けたアンティパストのイメージ)
【地域で活躍する陶芸家さまと・・・】
里山ホテルと、そのレストランの「Rocco」の取り組みや目指すビジョンをご理解頂く機会とし、今後地域を盛り立てていく機運づくりに活かしたいです。
【サポート頂く皆様と・・・】
ホテルは、その地域が魅力と個性を発揮し、またその地域との密接な協力関係が無いと成り立ちません。だからこそ、地域の皆様との繋がりを大切にし、またその機会を多く持ちたいと考えています。このCAMPFIREでサポート頂く皆様には、その縁を取り持つ「接着剤」となっていただき、一緒に奥常陸(茨城県北)エリアを盛り上げていけたらと思っています。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
野菜を多く用いるイタリア料理こそ、この茨城には相応しいと思い、5月から提供を始めました。お客様には大変喜んでいただけているのですが、喜んで頂くほどに洋食器でお出しすることに「いまひとつ」感が否めなくなりました。もっと地域色を前面に押し出したい、そう思った矢先に、周辺に多くの陶芸家さんがいらっしゃることを知りました。
里山ホテルでは、もともと地域の「個性」に焦点をあてることを、そのコアバリューのひとつに定めて、ホテルスタッフの個性が活きる魅力づくりを進めてきました。そこで、大きな窯元に一度に発注をするのではなく、地域の数多くの陶芸家さまから広くご協力を頂きたいと思ったのかきっかけです。
▼これまでの活動
今春から、域内の生産者さまを巡って、そのこだわり食材を改めて勉強し、食材の仕入れ方法を確立し、メニューをバージョンアップしてきました。
6月よりサービスインした新・特別ディナーコース「Satoyama Nuovo」では、当初は失敗を繰り返しながらも、今はお客様からは高評価をいたただいています。
「金成シェフの作る料理は、優しくてせつない美味しさでした。
ここまで来るから食べれる!来なきゃ食べられない贅沢です。美食家の友人達を連れて来たい。驚きでした!」(試食を頂いたお客様より)
そして、よりたくさんの方に、地域の食の魅力を里山ホテルで体感してほしいと、「Rocco」の7月6日オープンに向けて準備を進めています。
▼資金の使い道
イタリア料理コースで用いる7種類の皿を、目標額達成で10セット、最高20セット製作頂く費用に充てさせて頂きます。
ひとコースごとに趣きの異なる陶器を用いた、特別コースを実現するために、常陸太田市内の千寿窯の小林健氏、工房ツクルテの根本博幸氏、工房スワの諏訪幸雄氏のほか、地域で活動するさまざまな陶芸家さんに焼いていただく予定です!
▼リターンについて
【レストランでのお食事】
多くの方に、この地の食の魅力を知っていただきたいという想いもあり、基本的にはお食事にご招待する形でお返しをさせて頂きます!
季節毎に変わるメニューを、ぜひ味わいにいらしてください!!
【葡萄の枝と木の実のオーナメント】
また、数多くある森を楽しむワークショップの中から、小さなお子様にもお楽しみ頂いている、オーナメントづくりをプレゼントいたします!好みの葡萄の枝を選び、松ぼっくり、どんぐり、緑色の苔などをアレンジして、オーナメントを作ります。壁に飾ったり、ドアノブにかけてみたりいろいろな楽しみ方ができます。
【里山の宙(そら)ガールと楽しむ「星空トーク」】
「星空案内人」の資格所有者、里山ホテルの宙(そら)ガールが、その季節を代表する星座の成り立ちや天体観測のコツをご案内する、里山の澄んだ空気の中で楽しむ「星空トーク」は、ご宿泊のお客様にも人気のアクティビティ。参加者には星座早見盤キットをプレゼント中!
【里山グランピング「マッシュルームキャンプ」】
世界初!里山ホテルがご提案する、里山式グランピングの第一弾、森の中の空中キャンプです。
地上2メートルの特設プラットフォームに設置された大きなテントで、茨城のアウトドアショップ「ナムチェバザール」さん監修の最新のキャンプツールとホテル設備を用いた、快適なキャンプライフをお楽しみ頂けます。
大人4名がゆったりと過ごせる広々したテントと、森林浴や星空をお楽しみ頂けるテラスリビングで本格的なアウトドア体験をしつつ、大浴場やレストラン、トイレといったホテルの設備は自由にお使い頂ける、キャンプ初心者や小さなお子様連れのご家族にもお勧めの、里山ホテルのオリジナルコンテンツです。
【特製Roccoオリジナル箸置き】
常陸太田はぶどうの産地でもあります。近隣ぶどう農家様で剪定の際に出るぶどうの枝をおすそ分け頂いて、客室のカギのキーチェーンやオーナメントづくりWS、レストランの箸置きといった形で皆様に楽しんで頂いているのですが、その枝は陶器の釉薬としても優れています。今回ご協力いただく陶芸家さまに、この釉薬を用いた箸置きを限定数作成、ご協力いただいた皆様にお配りいたします。(レストラン利用時に手渡し、または焼き上がり次第郵送)
▼料理長プロフィール
里山ホテル ときわ路 料理長。1982年茨城県北茨城市生まれ。
18歳からイタリア料理の世界で修業を重ね、カジュアルなイタリアンから高級イタリア料理、婚礼料理まで手広く手掛ける。
茨城に戻ってからは、婚礼会場での料理を料理長として一手に担いながら、プライベートでは水戸の老舗フランス料理店オー・ボン・ヴィヴェールの佐藤料理長に師事、フランス料理の薫陶を受ける。
2016年5月より現職。趣味は農園巡りと、いつか子供と愉しみたいと始めた釣り。
▼イベント情報!
7月23日に、CAMPFIREつくば拠点開設を記念したイベント「家入一真さんと考えるクラウドファンディングの未来」が開催されます。私たち里山ホテル・森のリストランテ「Rocco」チームからは、取締役の藤野がプレゼンターの一人として参加します!
当日までにご支援いただいた上で、このイベントに来てくださった方には、通常のリターンに加えて、リストランテオリジナルコースターとカトラリーレスト(上記写真)をセットでご用意させて頂きます!(レストランご利用の際にお渡し)
私たちだけでなく、茨城県内で様々な熱い取り組みを知りに、ぜひお越しください。
最新の活動報告
もっと見る【ご報告】焼けました!
2016/10/30 18:00ご当地器イタリアンコース(仮称)専用陶器、第一弾納品! お待たせをいたしました!去る10月27日に、常陸窯の武藤雄岳さま、諏訪工房の諏訪幸雄さま・根本典子さまの作品、合計5コース分が納品されました!! 上の写真では、手前側が根本さま、奥が諏訪さまの作品たちです!ピンぼけしてみずらいですが、その微妙な色味や風合いは、ぜひお食事の際に、その時届いた食材を乗せた状態で、ぜひお楽しみください! と言いつつ、ちょっとだけスニークピークです。 (上)諏訪さまの作品と、久慈漁港のヒラメを用いた魚料理(下)根本さまの作品と、里美牛のビスティッカ ご当地器コースのサポーターの皆さまへ 本当にお待たせをいたしました! 全10セットの納品はまだ先ですが、上記を含む5セットでのコースの予約受付を開始させて頂きます。つきましては、ご都合の良い日程を招待状記載の番号にまでご連絡ください。 なお、通常はディナーコースとなりますが、ご希望があればランチでの提供ももちろん可能です。皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております! もっと見る
【お披露目第一弾】オリジナル箸置きが完成しました!&新商品のお知らせ
2016/09/29 19:39バイオアートの動く苔玉を鑑賞したあとは・・・ 2週間前から開催中の、茨城県北芸術祭。各会場ともにかなりの方が訪れているのですが、里山ホテルから徒歩2分の会場、旧自然休養村管理センターでも、バイオアートをテーマに6組のアーティストが作品を展示中です。 その中でも話題なのが、京都のバイオアーティスト 三原氏による「動く」苔玉!本来じっとして動くはずのない苔玉が、微かな歌声とともにおもむろに転がる様に、多くの方が「かわいい!」と心を奪われているようです。 その三原氏との連動プロジェクトで、里山ホテルでは開催期間中限定のカフェ営業「Moss Cafe」を実施中。しかも、食べちゃいたいくらいかわいい苔玉を、実際に食べちゃえます!(実際は、苔玉を模したデザートですが・・・) コーヒーセットで1,300円(税込)、11時から16時の間で提供中です!料理長が工夫して作る手作り「苔ドルチェ」を、芸術祭鑑賞にお越しの際にぜひご賞味を! 本日の本題、オリジナル箸置きのお披露目! 遅れに遅れてしまっていましたが、サポーターの皆さまに26日に「ご招待券」をメールで送付させていただきました!大変お待たせいたしました!(届いていない方がいらしたら、ご一報ください。) そして、皆様をお迎えするにあたり重要なリターンがついに完成しました! じゃじゃーん! 里山ホテルが葡萄園に囲まれていることから、葡萄の葉を模したオリジナルの箸置きです!作は、今回のプロジェクトで食器も製作くださっている、諏訪工房の諏訪さん。 しかも、使用した釉薬まで葡萄の枝というこだわりよう!その釉薬も、諏訪さんが里山ホテルで作ってくださったものなので、これぞまさに「オリジナル」な素敵なコラボレーションアイテムになりました! (釉薬づくりの様子) 色は二色!色の違いは土の違いだそうなのですが、その繊細な色合いは、わたくしの写真撮影技術では表現できず・・・。ぜひお手に取ってお楽しみください!(数に限りがあるため、色のご希望には副えない場合がございますが、ご了承ください。) もっと見る
【進捗報告】陶芸家の方と打ち合わせ!
2016/08/27 17:03陶芸家の方と仕様や希望を打ち合わせ! 7月末からの合宿シーズンと、お盆の繁忙期を乗り越えて、ようやく本番打ち合わせの第一弾が実施できました。大変長らくお待たせしました! 最終的にコース料理用の皿10点(当初7点から大幅増!)での発注となりました。色合いは、黒からアイボリー、葡萄の枝を釉薬に用いた茶色、模様あり/なしまで、形も料理を載せるベーススペース以外はすべて陶芸家さま任せ、存分に楽しんで作ってくださいという内容のお話を、料理長からさせて頂きました。 皿を通じた握手?!いえいえ、「四角い器も好きなんですよね~」と猛アピールする金成料理長の図です。 サポーターの皆さまへ、ご利用券の発行について あまり見栄えはしないかもしれませんが、伺っているE-mailアドレス宛に、9月上旬に順次ご利用券をお送りさせていただく予定です。なお、携帯アドレスでご登録されている方で、添付ファイルが受け取れないという場合は、その旨をご連絡ください。別の方法にてお送りさせていただきます。 また、里山グランピング「マッシュルームキャンプ」付のリターンでサポート頂いた方向けには、専用の予約URLをまもなく発行いたしますので、こちらも今しばらくお待ちください。 おまけ情報 金成料理長、本日の陶芸家さまとの打ち合わせの直前まで、なんとテレビ取材を受けておりましたっ! 里山ホテルのある常陸太田市は、ただいま「ぶどう・なしフェス2016」の真っ最中です。(2016年9月11日まで)森のリストランテRoccoが参画する、常陸太田ファーム&キッチンという地域の若い生産者と飲食店が連携するプロジェクトの取材の一環で立ち寄って頂き、常陸青龍を中心としたさまざまな葡萄を用いたデザートをお召し上がりいただきました! 放送予定など分かり次第またご報告いたします! もっと見る
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