9月5日(木)、ご支援をいただきました皆様のおかげで、目標金額を達成できました!
おひとり、おひとりからいただいた応援コメントを読むたびに励まされ、「挑戦してよかった、頑張ろう!」という気持ちになり、背中を押していただきました。
改めて、ご支援いただきまして誠にありがとうございます。
「ネクストゴールの挑戦をいたします!」と先日お伝えしたのですが、次の金額設定をせず、今回のプロジェクト・私の気持ちに共感・応援していただける方が他にもいらっしゃいましたら、終了の10月9日(木)まで、引き続きお力をお借りしたいと思っております。
より多くの方々に今回のカシミヤの活動を知っていただけるよう、最後まで発信して参りますので、お友達や周りの方々にご紹介していただけますと幸いです。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします!
<目次>
1.はじめに
2.『カシミヤ』について
3.水玉バターサンドを札幌から全国へ届けたい!
4.スケジュール・リターンについて
5.さいごに
6.応援コメント
9/9(月)追記:ネクストゴールについて・「お茶会プラン」について・応援コメント
1.はじめに
はじめまして、矢野 佳糸美(やの かしみ)と申します。
私は、26年間グラフィックデザイナー・アートディレクターとしてデザインに携わってきました。
その経験を活かし、北海道札幌市で菓子工房『菓子を仕立てるカシミヤ』のアートディレクター・パティシエとして、焼菓子やオーダーケーキを創作しています。
これまでマンスリースイーツやイベントなど期間限定で販売していた当店人気の『水玉バターサンド』を全国の皆様に食べていただきたい!という強い想いはありましたが、製造から発送までを一人で行っているため、どうしても販売数や販売期間が限られていました。
この度、札幌から全国の皆様にいつでもお買い求めいただけるよう、機材・配送システムを再構築に向け、クラウドファンディングに挑戦いたします。
2.カシミヤについて
どうしてグラフィックデザイナーからお菓子屋さんになったのか?
幼少の頃の私の夢はお菓子屋さんでした。
母にドーナツやクッキーの生地を作ってもらい、私が型抜きしたり、丸めたりした生地を、母に揚げたり焼いたりしてもらって食べるというのが大好きでした。暇さえあれば母にせがんで作ってもらった記憶があります。
ですが、中学2年生の時に「グラフィックデザイナーになりたい!」と心変わりしました。
美術の授業で自分の好きな曲のレコードジャケットをデザインする機会があり、それがあまりにもワクワクして楽しかったからです。
その想いはブレることなく、デザインの専門学校を卒業しグラフィックデザイナーになりました。
素敵な会社・仲間・お客様に恵まれてデザイナー生活が二十数年を過ぎた頃、これからの将来を考えた時に「なんだかお菓子作りしたいなぁ〜、そういえば小さい頃お菓子屋さんになりたかったよね」と思い立ちました。
数年ぶりにお菓子作りを趣味として復活させると
「こんなデザインのお菓子を見てみたい」
「こんな味を組み合わせたらどうだろう?」
と、アイデアが浮かんできました。
「 これからは、お菓子でデザインがしたい! 」
それからは隙間時間を見つけてはお菓子のデザインを考え、こんなの、あんなのと作っていると止まらなくなりました。
「もっとお菓子でデザインがしたい」
「やっぱりお菓子屋さんになりたい」
という想いが大きくなり、お菓子を作る人になる事を決意し2020年1月に会社を退職しました。
石橋を叩き過ぎて壊して渡れなくなるというくらい慎重な私なので、とても勇気がいることでした。
それでも「やりたい!」という気持ちが勝ち、準備期間経て2022年5月に「菓子を仕立てるカシミヤ」を開業しました。
元デザイナーだからこそ生み出せる、見た目も魅力的なお菓子たち。
美味しさはもちろんですが「お菓子を魅力的に見せること」にもこだわっています。
それは時にはお菓子で広告のビジュアルを作ったり、町おこしのプロジェクトに参加してレシピ開発をしたり…
お菓子の制作・販売という枠を超えてお菓子を使った表現を追求しています。
『カシミヤ』のオーダーケーキ
『カシミヤのメニューはいつも真っ白 』をコンセプトに、決まったメニューを作らずオーダーケーキをメインに予約販売専門の菓子工房としてオープンしました。
しだいにケーキに限らず、焼き菓子セットなどもオーダーしていただくようになりました。
お菓子のジャンルにこだわらず、お菓子を食べるシーンやイメージを伺い、どんな種類のお菓子を作るかも提案させていただいてデザインし、お作りしていくようになりました。
お客様の要望を伺いながら一緒に作り上げていくお菓子は、前職でアートディレクターという立場でお客様の要望を伺い、デザインを制作してきたことと共通する部分があり、同じような喜びを感じています。
出来上がったケーキを見て喜んでいただけるととても嬉しく、お菓子屋さんになってよかった!と心の底から思います。
創作したオーダーケーキのいくつかはインスタグラムに投稿しており、それを見て「このケーキと同じものを」とオーダーされることも増えてきました。
中でも惑星の形をしたチョコレートや星型のクッキーをあしらい、宇宙をモチーフにした「銀河ケーキ」は多くの方からリピートされるケーキになり、とても嬉しく思っています。
マンスリースイーツ
一方で、私がただ作りたくて作った季節のお菓子を「マンスリースイーツ」と名付けて販売しています。
「こんなデザインのお菓子見てみたいな」
「この味の組み合わせで作ってみたいな」
という想いをあれこれ試作しながら形にしています。
そんな自分のこだわりをぎゅっと詰め込んだマンスリースイーツでしたが、最初はなかなか予約が入りませんでした。
誰からもオーダーされていないものを販売し、手にとってもらう大変さを痛感しました。
ですが、求められて作る「オーダーケーキ」と自分が作りたくて作る「マンスリースイーツ」は、私にとってはそれぞれに喜びがあり、とても大切なやりたいことなので、どちらも続けていくことにしました。
どうして水玉なの?
ストライプ、ボーダー、チェックなど模様は様々ありますが、私は幼い頃から断然水玉模様が好きで、てんとう虫のモチーフの小物を集めていました。
今思うとデザイナー時代からデザインにも自然と有機的なシェイプを用いることが多かったかもしれません。
でも、私の周りには水玉好きが結構いて「水玉好き」と名乗るのはおこがましいと思って言えなかったんです。
その人たちは皆、水玉の服を着て、水玉のバッグを持って、全身に水玉を取り入れてて!
会う度に私はそこまで水玉を取り入れていないなぁって思い、人知れず水玉愛をあたためておりました。
退職し独立してから自由にお菓子を作れるようになり、1年くらい気の向くままにお菓子を作っていた時も自然と水玉モチーフのお菓子を作っていたのは、そんな経験からきているのかもしれません。
実は、インスタの投稿を遡っていただくといろんなお菓子に水玉模様が散らばっています。
イベントへの出店
オープンしてからの1年間はオーダーをメインにケーキや焼き菓子を創作してきました。
2年目を迎える頃には、マルシェやイベントの出店にも挑戦しましたが、新たな壁に直面しました。
これまでオーダーを受けて作る少量の制作ばかりをしていたため、道具・機材が足りませんでした。
何よりも大量仕込みの作業手順が全くわからず、制作にかかる時間も読めないことに気づき呆然としました。
お菓子屋さんで働いていた経験もなく、「お菓子でデザインがしたい」という想いだけで飛び込んでしまったのだから当然でした。
やりながら覚えていくしかないと気を取り直し、試行錯誤をしながら深夜まで作業する日々が続き、とうとうお祭用お菓子の納品前夜に倒れてしまうこともありました。
幸いにもお菓子はほぼ完成していたので、場所をシェアしているお隣のデザイン会社の皆さんに梱包作業と納品をお願いして、なんとか納めることができました。
この出来事を通して、知っておかなくてはいけないことがまだまだたくさんあると思い、その後も積極的にいくつかのイベントに出店しながら実践を重ねていきました。
札幌大丸店で行われた『SaTeMa』というイベントでは1週間連続で出店するため、大量仕込みの経験がある方に来てもらい、材料の仕入れ・仕込み・作業工程などを教わりながら作業をしました。
これまで効率の悪い作業の仕方をしていたのがわかり、多くの事を学ぶことができました。
イベント出店は大変な事もたくさんありますが、お客様の顔を見ながら私がお菓子の説明をして販売できる事がとても楽しいです。
当初は不定期に工房を開けていたので、お客様から直接お菓子の感想を聞かせていただいたり、「インスタグラム見てますよ!」と、お声がけくださるのが貴重だったのでとても嬉しく励みになりました。
そんな中、今年初めて髙島屋の北海道物産展で「ぜひ水玉バターサンドを取り扱いたい」と声をかけていただき出店しました。さらに髙島屋オンラインストアでもマンスリースイーツとして期間限定で販売していただきました。
水玉バターサンドを目当てに足を運んでいただけたこともあり、「水玉バターサンドをブランド化し、どんどん商品開発して種類を増やしていきたい!」と思うようになりました。
こうして時々イベント出店をしながらオーダーケーキを創作し、マンスリースイーツを試作して販売するということがルーティンになっていきました。
素材選びへのこだわり
メインの素材となる発酵バターや小麦粉・卵は北海道産ですが、全てが“北海道産=美味しい”というわけではないと思っています。
ひとつ、ひとつ自分で選んで納得した素材を使うこと、お菓子に使用する素材はできる限り手作りすることが私のこだわりです。
お菓子に使用しているレモンピールやレモンカード 、いちごのコンフィチュールなど全て手作りしています。
季節の素材は、その時々で微妙に甘さや酸味が違うので味や状態を見ながら、砂糖の配合を変えたり、煮詰める時間を短くしたり、使うお菓子に合わせて素材のゴロッとした食感を残したり…
例えばマロングラッセは、茹でて硬い鬼皮と渋皮をむき、一粒一粒ガーゼに包んで、また茹でて…
茹で上がってからも、何日もかけて砂糖を少しづつ加えて仕上げていきます。
時間も手間もすごーくかかるのですが、「思い描いたように仕上がるかな?」とワクワクしたり、栗を包み終わった時の達成感を感じながらのこの作業が私はとても好きです。
出来上がった時にはなんとも言えない幸福感があり、時間をかけて作る自家製のピールやグラッセは、とても可愛く、愛おしいです。
この一から手作りしている素材がエッセンスとなり、カシミヤらしいオリジナリティのあるお菓子になっていると思います。
3.水玉バターサンドを札幌から全国へ届けたい!
マンスリースイーツで『水玉マロンバターサンド』を販売した時のこと。
これまでにないご予約をいただき、期間限定販売が終了した後もたくさんの再販希望やお問い合わせをいただきました。
そもそも『水玉バターサンド』は、水玉とバターが好きな私が単純に掛け合わせたお菓子を食べたいなぁと思って作ってみたお菓子で、すごく自分らしくていいなと思える大好きなお菓子になりました。
お客様のオーダーを受けて「予想を超えるようなケーキにして、喜んでもらいたい!」と、相手のことを想って作るオーダーケーキを創作することはもちろん好きです。
ですが、私が心の底から作りたいと思ってデザインしたお菓子を「食べてみたい!」と求めてくれるお客様がいることがとても嬉しかったです。
そのような経験から、
自分の作りたい気持ちと、お客様が欲しいと言って求めてくれる商品でブランドが作れたら素敵だな
という気持ちになり、
『水玉バターサンド』をひとつのブランドとして全国にお届けできるようにしたい!
という想いに至りました。
これまで、製造から発送までを一人で行っていたため、どうしても販売数や販売期間が限られてしまいましたが、機材・配送システムを再構築し、いつでもお買い求めいただけるようにしたいと考えております。
この挑戦を通して水玉バターサンドをはじめ、カシミヤのお菓子を一人でも多くの方に知ってもらいたいです。
ぜひ応援していただけたら嬉しいです!どうぞよろしくお願いいたします。
4.スケジュール・リターンについて
スケジュール
2024年9月2日:クラウドファンディング開始
2024年10月9日:クラウドファンディング終了
2024年11月〜:順次発送開始
資金の使い道
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
ご支援いただいた資金は主に下記の用途等で活用させていただきます。
・クラウドファンディング手数料
・機材設備
・会計ソフトと輸送システムの連携にかかる費用
・品質管理設備
・箱、パッケージの制作費 など
リターン
※原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。
法人様向け・領収書(請求書)発行について
当工房から領収書の発行が可能ですので、メッセージでお申し付けください。
請求書の発行もご希望される場合は、その旨お申し付けください。
※領収書は「品代」として発行いたします。
※ 本プロジェクトは、購入型クラウドファンディングのため寄附金控除の対象とはなりません。
水玉バターサンドについて
【いちご】
いちごの果肉感をしっかりと残しながら煮詰めた自家製のコンフィチュールと北海道産の発酵バターと合わせて作ったバタークリームをしっかりと焼き上げたクッキーでサンドしました。
クッキーには、自家製いちごジャムを絞り、赤色の水玉模様をあしらいました。
いちごの甘さとバターのコクが溶け合う贅沢な味わいです。
【レモン】
国産レモンの自家製レモンピールを北海道産の発酵バターと合わせて作った甘酸っぱいレモンクリームを、しっかりと焼き上げたクッキーでサンドしました。
クッキーには、自家製レモンカードを絞り、黄色の水玉模様をあしらいました。
爽やかなレモンの香りとバターのまろやかさが絶妙です。
【マロン】
厳選された和栗「ぽろたん」を使い、一粒一粒丁寧に仕上げた自家製マロングラッセと北海道産の発酵バターを合わせて作った栗の風味豊かなマロンバタークリームを、水玉模様のしっかりと焼き上げたクッキーでサンドしました。
栗の香りとバターのコクが広がる贅沢な味わいに仕上げました。
CAMPFIRE先行予約販売!【塩】
オホーツクの塩と風味豊かな北海道産発酵バターを合わせた甘じょっぱいクリームを、北海道産全粒粉を混ぜ込んだ生地で作ったザクザク食感のクッキーでサンドしました。
クッキーには、北海道産の牛乳・生クリームで時間をかけて丁寧にお作りしたミルクジャムを絞り、水色の水玉模様をあしらいました。
北海道の豊かな素材を存分に味わうことができます。
『カシミヤとコラボ!個展プラン』について
あなたの個展のテーマや作品の世界観に合わせたオリジナルスイーツをお作りいたします。
アートとスイーツのコラボレーションが展示空間をより魅力的に彩ります。
例えば…
「このポスターにあうようなお菓子を作ってほしい」
「個展のコンセプトに合ったホールケーキを作ってほしい」
「この曲に合った焼き菓子を作ってほしい」 など
『お茶会プラン』について
「こんなお菓子があったらいいな♪」をリクエストできるお茶会です。
普段工房で販売していない特別なお菓子を楽しみながら、お菓子作りの裏話やこだわりについてご紹介しながらおしゃべりしませんか?
お菓子のリクエストがなくても構いませんので、お気軽にご支援(ご参加)いただけますと嬉しいです…!
5.さいごに
ときめきく時間を大切にしたい
可能な限り北海道の素材を使って、北海道で生まれ育った私が北海道で創作するという環境から、よく「北海道に貢献したいという思いがあるのですか?」と聞かれるのですが……そのような壮大な理念があるわけじゃありません。
カシミヤのお菓子が誰かの小さな動機になってほしい。
そんな些細なことですが、想いは熱いです。
「今日はちょっと頑張ったから、あのお菓子買って帰ろう」
「誕生日にはとっておきのオーダーケーキでお祝いしたいな」
「落ち込んでいたけれど、お菓子食べたらちょっと癒された」
日常的なことかもしれませんが、人に行動してもらうことの難しさはデザイナー時代から身をもって経験してきました。
カシミヤのお菓子が少しの時間でも誰かをときめかせ、幸せにすることができたら嬉しいなという思いで、今日もお菓子を作っています。
声をあげて力を貸してくださいなんて言えない性格ですが、「水玉バターサンドを全国の皆様に食べていただきたい!」という想いが募り、一大決心をしてクラウドファンディングを始めました。
この挑戦が一人でも多くの方にカシミヤを知っていただけるきっかけになれば幸いです。
お菓子を通して皆様と繋がれることを心待ちにしております!
ご支援のほどよろしくお願いいたします。
6.応援コメント
寺島デザイン制作室 代表/アートディレクター 寺島 賢幸
僕の事務所に20年以上デザイナーとして在籍していた矢野さんは、グラフィックデザインの経験値が高く、引き出しをたくさん持っていて、お菓子の世界に行っても一般のパティシエとはひと味違うユニークな造形性で個性的なケーキや焼菓子を生み出し続けています。
お菓子を専門に学んでこなかったからこその新しい視点が、新鮮で驚きのあるスイーツづくりにつながっているように思います。
今回の水玉バターサンドをきっかけに、さらにワクワクするお菓子が登場するのは間違いありませんので、ぜひ多くの方に応援いただいてスケールアップのために彼女の背中を押していただけるとうれしいですね。
シオリグラフィック(株) 代表/アートディレクター・グラフィックデザイナー 足立詩織
私はカシミヤさんと同じオフィス空間をシェアし、グラフィックデザイン事務所を運営しています。
入り口の扉を開けるとまずカシミヤのお菓子が目に入り、焼き菓子のいい香り。
その横にあるパーテーションの向こうには、デザイナーたちが打ち合わせをしたりアイデアを出している、お菓子とデザインの創作空間が広がっています。
実は20代の前半を、上記事で応援コメントをされている寺島さんの元で働かせてもらい、そこで出会ったのが先輩の矢野さんです。
隣の席で、片手にはマウスを、もう片手ではグミやチョコレートをつまみながら、日夜充実した日々を過ごさせてもらっていました。
私が独立し十数年を経て、今度は同じビルのフロアで彼女と職場をシェアすることになるなんて、想像もしなかったことです。^^
お菓子作りとグラフィックデザインは、一見違うものに見えますが、そばで見ていると共通点があると気づかせてくれます。
グラフィックデザインはクライアントと共に導き出したコンセプトに合わせ、技術とこだわりを持って生み出されていきます。
できればそれが、自分の内から湧き出たアイデアや手法で、相手の心を満たすことができた時、とてもやりがいを感じるものです。
それが『菓子』であっても、その手法や想いは同じなんだなぁと感じます。今回のバターサンドのブランドは、もちろん自分自身で始めるブランドなのでクライアントワークではなく、しかし一方で彼女のアートワークでもないのです。
いつだって、『誰かの心に届ける』ことを大切にグラフィックデザインをしてきた彼女は、お菓子を作る時にも、みなさんに喜んでもらえる菓子を仕立てたいとずっと考えていました。
北海道バターをはじめとした厳選された素材、生地の厚さ、食感、そして丁寧に配置された水玉には、矢野さんの味・デザインへのこだわりと、喜んでもらいたい、という純粋な想いが込められています。
もうひとつ伝えたいのは、彼女の小さな工房はとてつもなく清潔で、整理整頓されていて、それでいて彼女の頭の中にはいつもアイデアで溢れています。
そんなクリエイティブで清潔な環境で生み出されたお菓子たちは、きっと喜びに溢れているに違いない。
安心して楽しんでいただけます、ということも、そばで見ている身としてお伝えしたいところです。^^
今回のバターサンドブランドをきっかけに、『菓子を仕立てる カシミヤ』にときめくファンが増えることを、心から願っています。
ヘアサロン an'tico オーナー 浦谷由美
佳糸美ちゃんと出会ったのは27年前。出会った頃から同じクリエイターとして活躍していた事もありすぐに意気投合しました。佳糸美ちゃんが「お菓子作りを仕事にしたい!」と聞いた時、「絶対適職!」と思いました。
オーダーケーキは特にお客様に寄り添い細かな希望を叶える素晴らしい試みだと思います。
実際にオーダー注文してみて細かな心配りやデザインだけではなく味も最高に美味しくてプレゼントする方もされた方も幸せな気持ちになれるまさに【幸せケーキ】。
焼き菓子も思わず『可愛い〜』と声が漏れてしまう程。
更に食べても美味しくて、男女問わず『好き』 になってしまうと思います。
私のサロンでも時々カシミヤさんの焼き菓子を 販売させていただいてますがお客様からのリクエストも多くいただいています。
大好きなカシミヤさんをこれからも全力で応援させて下さい♡
経歴・店舗情報
北海道札幌市で菓子工房『菓子を仕立てるカシミヤ』のアートディレクター・パティシエとして、お誕生日・ブライダル・記念日・企業様からのご依頼など、お客様のイメージに合わせてデザインから制作までを手掛けています。
大切な人と過ごす日も、何でもない日も、カシミヤのお菓子が皆様の喜びと結びつき、ときめく時間をお届けしたい。そんな思いを込めて日々、制作しています。
当店のメニューはいつも真っ白で週や日によって、並べるお菓子を自由な発想で仕立てています。
営業日はInstagramやホームページにてカレンダーを掲載しています。お近くをお通りの際は是非お立ち寄りいただけますと幸いです!
販売情報に関しては営業日の11時ごろにInstagramのストーリーズでお知らせしております。
※焼き菓子の詰め合わせなどのギフトセットをお求めの場合は 事前(2,3日前)にご連絡いただけますと幸いです。
※オーダーケーキご希望の場合は、 受け取り希望日の8日前までにホームページからお問い合わせください。
住所
〒060-0004 北海道札幌市中央区北4条西14丁目1-35 かねそビル2F
※専用の駐車場はございません。お車でご来店の際はお近くの有料駐車場をご利用くださいますようよろしくお願いいたします。
公式ホームページ
https://www.kashimiya-sweets.com/
公式Instagram
最新の活動報告
もっと見る「水玉バターサンド塩」完成!
2024/12/03 17:38菓子を仕立てるカシミヤの矢野佳糸美です。11月29日、クラウドファンディングのリータンの1回目の発送を終えました!無事に届いていることを祈りつつ、届いてないなど何かありましたらご連絡くださいね。そして、「水玉バターサンド塩」が完成しました!北海道産の素材をたっぷり使った、ザクザクとした堅焼きクッキーに甘じょっぱいバタークリームをサンドしてミルキーなジャムをトッピングした水玉模様の北海道型バターサンド。コロンとした北海道のクッキー型は、COVOの鈴木さんにお願いして作ってもらいました。(鈴木さんは前職の後輩で、月餅の型も作ってもらいました!)バタークリームの塩加減は何度も調整して、お気に入りの甘じょっぱさに仕上がりました。バターサンドの厚さは食べやすくも満足感もある厚さに。(他のバターサンドよりも少し薄めです)いままでのバターサンドももちろんお気に入りですが今回の水玉バターサンド塩は、堅焼きクッキーのザクザク感と塩気と甘さのバランスが特にお気に入りです!もしよろしければ、お気軽にInstagramのDMなどで感想をお聞かせいただけたら嬉しいです。12月分、1月分の発送の皆様もお届けを楽しみにしていただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。【カシミヤからのお知らせ】Instagramには投稿させていただきましたが、UHB北海道文化放送のテレビ番組「SASARU」でカシミヤのオーダーケーキを紹介していたきました!さらに詳しく、WEB記事にもしていただいております。お時間ある時にぜひご覧いただけたらと思います。☆テレビ動画https://sasaru.media/program/?id=20241114☆ WEB記事https://sasaru.media/article/gourmet/20241114_003/ もっと見る
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2024/11/08 19:00菓子を仕立てるカシミヤの矢野佳糸美です。クラウドファンディングで先行予約した新作の『塩の水玉バターサンド』にトッピングする青いミルクジャムが完成しました!北海道の牛乳・生クリーム・てんさい糖を使用した、コクのあるとってもミルキーなジャム。試作を繰り返し、オホーツクの塩と北海道産発酵バターを合わせた甘じょっぱいクリームにトッピングした時にアクセントになるような甘さ&とろみに仕上がりました。とてもミルキーな仕上がりなかなか難しかったのは色作り。イメージした青は北海道の湖のような、少しくすんだ青 。北海道の有名な湖の一つ、摩周湖着色は、藻類のスピルリナから抽出した天然系青色素のリナブルーでつけています。色見本帳からイメージに近い青色を選んで少しづつ調整して、リナブルーのグラム数と色番号の組み合わせをいくつか作り完成しました。色々な青を探すのは楽しい全粒粉のザクザク食感のクッキーと合わせた様子はまた次回ご報告させていただきますね。日々のお菓子作りと並行して進めている試作は大変な時もありますが、色々な発見があり、思わぬ新作お菓子が思いついたりする大切で楽しい時間でもあります。皆様にお届けする日を心待ちにしながら、楽しく試行錯誤しています♪またお知らせさせていただきますのでお待ちいただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします!⑅ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅11月14日(木)〜16日(土)、札幌中心部 地下歩行空間(チカホ)にある22%MARKETにてPOP UP SHOPを行います!カシミヤの定番であるフィナンシェやガレットブルトンヌ、スノーボールなど数種類の焼き菓子を販売予定です。(クッキーボックスもあるかも…!)バターサンドはございませんが、是非お越しいただけますと嬉しいです♪ もっと見る
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2024/10/25 19:00菓子を仕立てるカシミヤの矢野です。今回は「ケータリングプラン」のご報告をいたします。友人が結婚式の引き出物の焼き菓子セットと式の当日に出席していただく皆様へのお茶菓子として「ケータリングプラン」を支援していただきました!新婦は私の友人で和寒町の町おこしの一環でメロンを栽培しており、新郎は蕎麦農家さんです。今回お作りした引き出物の焼き菓子セットは、和栗のマロングラッセをのせて焼き上げたこの時期限定のフィナンシェ、ゲランドの塩がきいたガレットブルトンヌ、紫芋とプレーンの紅白のスノーボールクッキーなどカシミヤ定番の焼き菓子にオリジナルクッキーをプラスしました。オリジナルクッキーは北海道産蕎麦粉と北海道産発酵バター・卵を使ったザクザクとした食感の素朴なクッキーに抹茶味のクッキーでメロンをあしらいました。抹茶クッキーで作るメロンこれらの焼き菓子をカシミヤオリジナルギフトボックスに詰め合わせてリボンと二人のネーム入りタグでラッピングし完成!箱の内側が水玉模様のオリジナルギフトボックスお茶菓子は新婦と一緒に開発した「和寒さん家の月餅」をお作りしました。思えば、この月餅を開発している時は、まさか彼女の結婚式にこの月餅を作ることになるなんて想像もしていませんでした。和寒町のかぼちゃとペポナッツペーストを使った月餅そして、私がクラウドファンディングに挑戦するタイミングに結婚式が重なり、大切な友人の晴れの日のお菓子を作ることができてとても嬉しかったです。ありがとうございました!末永くお幸せに! もっと見る
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