【RTA欧州遠征レポ(8月19日)】林原が惜敗も、逃げ集団を左右する動きを連発。
フランスでは年に3000程度のアマチュアレースが開催される関係で、レース慣れした選手のスタート前は異様に和やか。しかし一旦スタートが切られるとすぐに激戦が始まる。
レース中盤。林原が9名からなる決定的な逃げ集団に乗り、優勝争いに加わった。チームメイトたちはすかさずメイン集団のスピードを上げさせない動きをし、林原の好成績をアシストする。
しかし最後は絶対的なレース巧者、ECサンテティエンヌチームのアントワーヌ・ルセルが優勝。実に8月7日、10日のレースに続き再度ルセルが優勝を掻っ攫う。
林原は地域の強豪を攻略できずに9位。しかし今遠征中、最も活発なレース展開にて劇的な成長の感覚を掴んだ。
【レース情報】
・レース名:Grand Prix Danièle Masdupuy à Lubersac(グランプリ・マデュピュイ)
・開催地:リュベルサック
・カテゴリー:オープン
・距離:93.5km(5.5km x 17周)
<リザルト>
1位:Antoine ROUSSEL (EC Saint-Etienne Loire)
2位:Axel CHATELUS (EC Saint-Etienne Loire)
9位:林原 聖真(U23/明治大学/2003年生)
完走:渡辺 一気、楠本 颯太、税所蓮、風間大和、辻洸之介、
引き続き、8月末まで続く遠征で最大限の成果を残せるよう、RTA一同全力を尽くしますので、応援のほどよろしくお願い申し上げます。