現在、ちょうなん西小の運営を担うのは、パルハティ・アリフジャンと、小巻拓平(こまきたくへい)、鋤崎慶太(すきざきけいた)の3名と、地域スタッフのみなさん。
地域創生という大きなテーマを掲げ、宿泊・飲食事業を通して、交流人口の増加、地域活性化策の展開など、長南町と、この町の住民の方々、ここを訪れるすべての人のためにできることを企画し、実践しています。日々向き合っている大小様々な取り組みの中で、「わんぱくランドの再生」は、3人の思い入れが特に強い計画です。
「学校の主役は子どもたち。公園に行くにも、歩いては遠い彼らの身近な遊び場は、地域の中心に立地する学校の跡地が最適」と鋤崎は話し、小巻は「地域を明るく、元気にするのは地域のみなさん。自分たちはそのサポートしかできないけれど“この町のために”という想いを共有し、一緒に汗をかくことで、地域の和に溶け込みたい。地域を活性化させる原動力は“資本”ではなく“想い”だということを実践したい」と希望を語ります。
新疆ウイグル自治区出身のパルハティは「以前のわんぱくランドがそうだったように、私たちが新しく設置する遊具エリアが、子どもたちの記憶に残る空間にしたい。子どもたちにとっても、私自身にとっても、そして、このプロジェクトに携わってくださるすべての方にとっても、かけがえのない“ふるさと”と思える場所にしたい」と言います。
小学校が廃校になった過疎の町と烙印を押すことは簡単です。けれど、今もそこに暮らす人々がいます。子どもたちがいます。その一人一人が誇れる「ふるさと」を作りたい。
「ちょうなん西小」の「子どもの笑顔であふれる安全な遊び場づくり」にぜひ、ご支援ください