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【千葉県長南町】小学校跡地を再び地元の子供の笑顔であふれる安全な遊び場にしたい!

千葉のちょうど真ん中「長南町」。町内に4つあった小学校は1つに統合され、その内の1校の廃校をリノベーションした「ちょうなん西小」は、地域の活性化を目指した宿泊・カフェ等の複合施設です。公園がなく、安全な遊び場の少ない長南町の地域の子どもたちが安心して遊べる場づくりを目指し、大型遊具を設置します!

現在の支援総額

776,000

15%

目標金額は5,000,000円

支援者数

51

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/02/25に募集を開始し、 51人の支援により 776,000円の資金を集め、 2020/05/10に募集を終了しました

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【千葉県長南町】小学校跡地を再び地元の子供の笑顔であふれる安全な遊び場にしたい!

現在の支援総額

776,000

15%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数51

このプロジェクトは、2020/02/25に募集を開始し、 51人の支援により 776,000円の資金を集め、 2020/05/10に募集を終了しました

千葉のちょうど真ん中「長南町」。町内に4つあった小学校は1つに統合され、その内の1校の廃校をリノベーションした「ちょうなん西小」は、地域の活性化を目指した宿泊・カフェ等の複合施設です。公園がなく、安全な遊び場の少ない長南町の地域の子どもたちが安心して遊べる場づくりを目指し、大型遊具を設置します!

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「仲間と泊まる学校 ちょうなん西小」は、2018年7月に一棟貸の宿泊施設としてオープンして以来、多くの方に宿泊していただいております。誰もが「懐かしさ」を感じる小学校の雰囲気をそのままに、教室も、グラウンドも、体育館も、自由に使えるスペースと時間を提供しています。今回は、私たちがこの場所に「仲間と泊まる学校 ちょうなん西小」を作ろうと思った時のことについて少しお話させていただきます。私がここを訪れたのは、2016年の秋のことでした。旧・長南町立西小学校が廃校となることが決まり、次の活用方法について検討されている時でした。西小学校に到着すると、赤レンガの校舎と広々とした校庭が出迎えてくれ、とても温かい気持ちになったのと同時に次の活用方法がすぐに思いつきました。学校としての役割を終えてしまっても、これからは、年齢も居住地も超えた、人と人との交流の拠点にしようと。宿泊施設として生まれ変わらせ、カフェも作ろう! そうしてできたのが「仲間と泊まる学校 ちょうなん西小」です。「ちょうなん西小」は、卒業生はもちろん、宿泊者や地域のみなさん、すべての方の「母校」でありたいと願っています。小学校は昔も今も、地域の中心、私たちの記憶の中に存在します。だからこそ、誰もが帰れる場所、いつでも気軽に立ち寄れる空間にしたいと考えています。そこで今回は、地域のこどもたちのために、安全かつのびのび過ごせる遊び場を作りたいと考えています。いつまでも「ちょうなん西小」が、こどもたちの笑い声で溢れ、地域の方々の憩いの場となりますよう願っています。


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現在、ちょうなん西小の運営を担うのは、パルハティ・アリフジャンと、小巻拓平(こまきたくへい)、鋤崎慶太(すきざきけいた)の3名と、地域スタッフのみなさん。地域創生という大きなテーマを掲げ、宿泊・飲食事業を通して、交流人口の増加、地域活性化策の展開など、長南町と、この町の住民の方々、ここを訪れるすべての人のためにできることを企画し、実践しています。日々向き合っている大小様々な取り組みの中で、「わんぱくランドの再生」は、3人の思い入れが特に強い計画です。「学校の主役は子どもたち。公園に行くにも、歩いては遠い彼らの身近な遊び場は、地域の中心に立地する学校の跡地が最適」と鋤崎は話し、小巻は「地域を明るく、元気にするのは地域のみなさん。自分たちはそのサポートしかできないけれど“この町のために”という想いを共有し、一緒に汗をかくことで、地域の和に溶け込みたい。地域を活性化させる原動力は“資本”ではなく“想い”だということを実践したい」と希望を語ります。新疆ウイグル自治区出身のパルハティは「以前のわんぱくランドがそうだったように、私たちが新しく設置する遊具エリアが、子どもたちの記憶に残る空間にしたい。子どもたちにとっても、私自身にとっても、そして、このプロジェクトに携わってくださるすべての方にとっても、かけがえのない“ふるさと”と思える場所にしたい」と言います。小学校が廃校になった過疎の町と烙印を押すことは簡単です。けれど、今もそこに暮らす人々がいます。子どもたちがいます。その一人一人が誇れる「ふるさと」を作りたい。「ちょうなん西小」の「子どもの笑顔であふれる安全な遊び場づくり」にぜひ、ご支援ください


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日本が高度成長期の真っただ中にあった1970年代後半、長南町立西小学校にも600人以上の児童が通っていた時代。校庭の南側の小高い丘に「わんぱくランド」が誕生しました。ターザンロープや、木を組んだアスレチック遊具の数々。「わんぱくランド」は、当時のPTAが中心になって、1年の月日をかけて整備した児童の遊び場でした。「休み時間も放課後も、いつだって子どもたちの笑顔で溢れていました」西小学校の元校長先生は、当時の様子を懐かしそうに話してくださいました。「児童の父兄はもちろん、地域と学校が密接に結びついていたことの象徴がわんぱくランド。平日は児童たちが元気に過ごし、土日はお父さんたちが登校して、遊具づくりをする。いつでも誰かがいるにぎやかな学校でした」時を経て、西小学校が「ちょうなん西小」となった今日。かつてのにぎわいとまでは行きませんが、地域の子どもたちや、ここを訪れてくださるお子さんたちに、笑顔で過ごしていただけるスペースを作りたい。ちょうなん西小の大型遊具の設置の夢は、小学校と地域の絆。その素敵な文化を継承するという思いが込められています。


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「仲間と泊まる学校 ちょうなん西小」は、2017年の春まで、長南町立西小学校でした。房総半島のちょうど真ん中に位置する長南町は、今でも野生動物が姿を現したり、初夏にはホタル観測ができるなど、里山の風景が残る緑豊かな町です。自然と調和する環境に包まれた敷地の中の丘の上に、かつて「わんぱくランド」と名付けられた、手作り遊具が揃った子どもたちの遊び場がありました。木で組んだシーソーや、メリーゴーランド気分を味わえる木馬など、子どもたちを夢中にさせた遊具はすべて、父兄や地域の方たちが手作りしたものだったそうです。当然、どれもが一点もののオリジナル。自分たちの学校にしかない手作り遊具のワンダーランドは、児童たちの自慢の空間でした。それから30数年の時を経た現在。児童数の減少や、公園遊具の安全基準への適応、小学校の閉校など、時代の流れとともに「わんぱくランド」は草木に覆われ、自然に還って行きました。旧西小学校を「ちょうなん西小」として、新たに活用しようと計画を立ち上げた際、私たちは「わんぱくランド」のエピソードに出会いました。生まれ変わったかつての「西小学校」が、宿泊者だけでなく、再び地域の子どもたちの集いの場となるように、いつか、私たちの手で「わんぱくランドのような空間を再生したい―」そう願い続けて、もうすぐ「ちょうなん西小」は3回目の夏を迎えようとしています。※写真 左側・プール上がかつてのわんぱくランド