皆様、応援ありがとうございます。昨日(9月12日)に140万円を超えました。残り20日を切りましたので、少し焦りもありますが、引き続き、応援いただけるよう、プロジェクトのこと、しっかり伝えていこうと思っています。
報告⑥で、ミンダナオツアーの報告をさせていただきました。今回は「その2」として、「私たちの手元に届くまで、本当に大変なんだなー」と思ったことを報告したいと思います。
バランゴンバナナの圃場は本当に様々です。平坦に近いところもあれば、今回のツアーで訪れたように、山間部の勾配のきついところもあります。メインの画像にあげた、山の中腹にある、バランゴンバナナ。立っているのも大変なくらいな斜面にあります。実際にそこまで行けませんでしたが、そこでの作業の大変さは、想像がつきます。
さらにそこまで行くのも大変です。私の足だったら1時間以上は絶対かかります。でも、生産者の方は20分で行くんだそうです。慣れているとはいえ、信じられません。
バランゴンバナナは高いので、収穫も大変です。写真から高さがわかるでしょうか?
絵本にも収穫のシーンが出てきます。幹(茎)にナタで切り込みを入れて倒して収穫するのですが、切り込みを入れる位置もそもそも高いし、かたいので、切り込みを入れる自体が大変でした。私たちは何回も、10回くらい切り込みを入れて、なんとか倒しましたが、生産者の方はほんの2、3回やるだけで、倒れてきました。
そして、重いです。絵本には、生産者が「へいきななかおで はこんでる」とありますが、本当にその通りで、軽く見えるくらいでした。私は持てませんでした。
場面が変わりまして、こちらはパッキングセンターです。
収穫されたバランゴンバナナがここに集まります。基準にあっているか確認して、洗って、箱に入れていきます。絵本に「みずで ばしゃばしゃ からだをあらってもらって はこのなかにおさまった」とでてくる場面です。いつ作業が終わるのか?と思うほど、大量のバナナが運ばれていました。
いくつかの水槽に分かれていて、それぞれに役割がありますが、バナナについたゴミなどが1つ1つ丁寧にのぞかれていきます。勤続18年にもなるというベテランのスタッフの方は、私たちと話しながらも、作業のスピードは落ちませんでした。
本当に一部を、限られた時間見ただけでも、作業の大変さを感じました。私たちが見ていない多くの部分で、大変なご苦労と努力があると思います。絵本にはバナナを送り出すまでの作業を、少しでも皆さんに伝わるように、多く入れたつもりです。
絵本を予約購入してくださって皆様、楽しみに待っていてください。
大変な作業の中でも皆さんの笑顔がとても印象的でした。