今回は、
「おひるねアート+親子写真」
「親子写真」
「親子写真+おひるねアートスペシャルパック」
の3つのリターン提供にご協力くださった、カメラマン&日本おひるねアート協会認定講師のリサさんについてお話したいと思います。
【リサさん】
リサさんは現在、大阪北部を中心に医療的ケア児や障がい児とそのご家族を対象としたカメラマン活動、そして日本おひるねアート協会認定講師として、ママたちにおひるねアートの指導を行うといった活動を行っています。
また、児童発達支援・放課後等デイサービス事業所にて指導員としても勤務し、日頃から医療的ケア児に携わっています。
また、医療的ケア児やそのご家族が参加しやすいイベントの企画、開催など、精力的に各地を飛び回っています。
しかし、そんなパワフルなリサさんの活動のバックボーンにおいて、今はお空にいる「2人の命」の存在を語らずには、先に進むことができません。
【2人の命】
リサさんには、2人の息子さんがいます。
遥(はる)ちゃん
と
圭(けい)ちゃん
2人とも、世界で2人だけの病を持って生まれ、今は2人とも、お空にいます。
リサさんご自身も、医療的ケア児ママであり、天使ママなのです。
リサさんは、誰よりもお子さんを大切に想い、愛されているママです。
それなのに、最愛お子さんを2人、幼くして亡くされるというのは、それまでの経緯も含めて、辛い、悲しい、悔しい、寂しい、どんな言葉を使っても表現しきることのできない、筆舌に尽くしがたい経験です。
受け入れるとか、立ち直るとか、そんな簡単に過去の出来事にはできない。きっと、いつまでもリサさんの心のなかで、2人の兄弟は生き続ける。本当の死は、生きていたことを誰もが忘れたとき。
だから、出かけるときはいつも一緒。
【二度と戻らない「今」】
「命は大切」
「尊い命」
「命は有限」
そんな、道徳の教科書に載っているような感情論や倫理観とは違う。大人がこどもに言って聞かせてわかるものでもない。「命の尊さ」は、容易に言語化できるものではないから。
失って初めて、当たり前だと思っていたことが、こんなに大事なものだったのかと気づく。
命あること、生きるということが、いかに奇跡的なことか。
そのことを、身を持って、体感として知っているリサさんだからこそ、一回一回シャッターを押す指の重みが違う。
リサさんと、リターンの打ち合わせでお話したとき、こう仰られていました。
「すべての医療的ケア児ママに伝えたい想いはあるけど、伝え方がわからなくて…わたし、伝えるの上手くないから…」
重要なのは、「伝え方」ではなく「伝えたい想い」があるかどうか。
リサさんが撮る写真1枚1枚に、その「想い」がこもっていて、それは受け取った人に必ず伝わる。
写真って、そういうパワーがあります。
二度と戻らない今を残すことの重み。
この世界は理不尽かもしれない。
ただ、生きてほしい。
そんな願いすら、叶わないこともある。
科学が進歩して、人類は何もかもコントロールできていると錯覚しているけど、
どのように生まれて、どのように生きて、どのように死ぬか
命と環境、その巡り合わせたる「運命」は、我々にはどうすることもできない。コントロールできない。
だから、尊いものなんだ。
いつ、お迎えが来ても後悔しないように生きてほしい。
それが、リサさんが伝えたいことなんじゃないかと、私は理解しています。
私がリサさんにリターンの依頼をしようと思ったのは、リサさんのことを多くの人に知ってもらいたいということと、壮絶な経験をされたリサさんにしか撮れないものがあると感じたからです。
ぜひ、そんなリサさんが心を込めて取り組まれている、親子写真やおひるねアートのリターンを選んでいただけると嬉しく思いますので、よろしくお願いいたします。
【残り26日】
まだまだ、目標達成に向けて頑張ります!
どうぞ、ご支援、応援、シェアのほど、よろしくお願いします。