障がい児を抱えるママたちが歩む暗いトンネルを、いかに明るく照らせるか。
「大丈夫」とか、
「元気だして」とか、
「前向きになろう」とか、
「障がいなんて個性だから」とか、
そんな言葉を並べるだけなら、書籍になんかする意味はありません。
僕が小児障がい児とそのご家族と関わりながら、そしていろんな知識を学んでいくなかで、
感情論や倫理観やべき論ではなく、
理屈を積み重ねた先に得た「感覚」。
その「感覚」を、文章で共有しようという試み。
書籍の内容は、実はまもなくすべての章を書き終えます。
でも、その最後がなかなか進まない。
パズルに例えるなら、四隅すべて埋めたのに、真ん中のピースがうまくハマらない感じ。
理屈を並べるだけだと、感覚は伝わらない。
感覚的な話だけだと、ただの感情論のようになる。
どうしたら良いかわからないママたちに、どんな言葉なら伝わるのか。
そこに苦心しています。
でも、考え過ぎて書きたいことを書けなくなるくらいなら、読み手を信頼して、僕の言葉で書き綴るしかない。
読んで良かった!と思える本にするために、執筆活動も頑張っています。