皆さん、こんにちは!
MAAHA CHOCOLATE代表の田口です。
約1ヶ月間のガーナでの活動を終え、先日、日本に帰国しました。
お陰様で、ガーナ・Amanfrom村での活動も今年で7年目を迎えることができました。
最初は誰も取り組んだことのないプロジェクトに手探りの状態でしたが、今では現地との信頼関係を構築し、徐々に活動範囲を広げています。
これまで具体的に何を行っているのかをお伝えする機会は少なかったですが、今回は私たちの活動とその成果をお伝えさせていただきます。
・チョコレート工場の建設
MAAHA CHOCOLATEの活動でよく知られているのが、ガーナでのチョコレート工場の建設です。2022年にガーナのAmanfrom村に完成した工場は、今では村の象徴となっています。工場の稼働開始で、約40名の雇用が生まれています。
工事中に地面からたくさん芋が出てきて、スタッフが仕事を中断して喜んで持って帰ってしまったりと、予想外のハプニングに翻弄された想い出も(笑)
・ショコラティエの養成
現地のメンバーへの、チョコレート製造技術の教育も行っています。現在までに、約10名のショコラティエを養成しました。
・「CHOCOLATE FREE DAY」の制定
ガーナではチョコレートが一般的でなく、現地にはチョコレートを知らない方が多くいます。
そこで、2023年に「CHOCOLATE FREE DAY」を制定しました。毎月1回の「CHOCOLATE FREE DAY」の日には、Amanfrom村でチョコレートの無料配布を行い、チョコレートの普及を行っています。
・カカオ豆栽培・加工方法の改善
MAAHA CHOCOLATEは、チョコレートの原材料となるカカオ豆栽培・加工に対してもアプローチしています。土壌調査と農薬使用法の改善、発酵工程や乾燥工程の改善で、カカオ豆品質の改善・安定を実現しています。
特に、発酵工程の改善では、芳醇な香りの豆を作り出すことに成功しました。
・カカオ豆農家による農協の設立
また、MAAHA CHOCOLATEがリードして、40の農家からなる農協を設立しました。
農協では、農家間でのノウハウ共有や、農業機械や備品等の共同購買・シェアリングが行われています。MAAHA CHOCOLATEからは、長靴の配布等を行っています。
・奨学金の設立
工場のあるAmanfrom村の中学生・高校生・大学生への学費等の支援を行いました。金銭的問題で進学を諦めざるをえなかった子どもたち14名が学校に通えるようになりました。
・マラリア薬の配布
工場のあるAmanfrom村では、マラリアに罹っても金銭的理由から治療薬を購入できず、後遺症が残る人や、命を落とす人が多くいる状況でした。そこで、定期的なマラリア治療薬の配布を行っています。
マラリア薬は、一定数の在庫を常備し、マラリアに罹患した患者がすぐに治療薬を使える状態となっています。
皆さまからの応援のお陰で、私たちのガーナでの活動は年々拡大を続けています。
これからも、ガーナでのチョコレート産業の立ち上げに向け、活動を広げていきたく思っています。
今回のクラウドファンディングも残り2日となりました。
既に多くのご支援をいただいており、大変ありがたく思っています。
Next Goalの600万円の達成も、あと少しのところまできています。
是非、私たちの活動を応援していただけると嬉しいです!
よろしくお願いいたします!