ぽはっくに通っている中学生です!ボクは絵を描くのが好きです!ぽはっくでは、イラストのカタログを買ったり、友達と一緒にお絵描きをする時間がつくれたりと、自らの手で絵を描く環境を整えることができたので、ぽはっくに来ることで、自分のペースで絵を描くことが出来るようになりました!上の画像は、小学二年生の時に描いた絵を久しぶりに発見して、リメイクしたものです!自分の絵の成長としてご紹介します!
『不登校』になるきっかけは当人以外にとっては、ほんのささいなことであるかもしれません。それは給食を食べるのがお友たちよりちょっと遅かったり、「起立性調節障害」で午前中が少し苦手だったり、中にはみかんの薄皮が食べられなかったりと、周囲の人間にしてみたら「どうでもいいじゃん」と思えるようなことでも、当人にとっては「大問題」なのです。そんなことでも「自己肯定感」を失うには充分な要因になりうるのです。「ぽはっく」はそんな子どもたちにとって「自分は自分のままでいいんだ!」と思わせてくれる最後の砦です。きらきら眼を輝かせて毎日を過ごす、そんな子どもたちを一人でも多くしていく活動にお力添えをお願いします。東京大仏乗蓮寺住職 若林隆壽
こんにちは。こども∞感ぱにーの田中雅子です。子どもと関わる仕事に就いて約25年になります。児童養護施設で勤務していた20代から30代、寄宿生のフリースクールで『不登校』や青少年犯罪の若者たちとの大家族生活をおくった40代…そして、子どもの遊びや居場所活動をおこなっている今、50歳代の私ですが、子どもと関わる時の考え方がどんどん変化してきているのを感じています。20代の頃の私が目の前にいたら、今の私は「もっと子どもを信じてあげてね。子どもは自分で考える力を持っていているんだよ」って声をかけると思います。若いころの私は、子どもに手を差しのべることが正しいことだと思っていました。子育てをしたことがない私が、様々な事情で施設入所となった子ども達に何ができるか模索した結果が「やってあげる」でした。もちろん、甘えさせてあげることも必要だと思いますが、はき違えていたこともたくさんありました。でも今、振り返って感じるのは、“子どもの可能性を奪っていた”ということです。例えば、子どもがプレーパークの大工コーナーで初めてトンカチで釘を打っているとします。子どもは何回も釘を曲げながら、椅子らしきものをつくり始めますがなかなか完成しません。その時、隣で見ていた大人がしびれをきらし、子どもが持っているトンカチと釘を手に取り、きれいな椅子を完成させてしまいます。大人は満足気に子どもに向かって「上手にできてよかったね」と声をかけますが、子どもは全く嬉しそうではありません。子どもにとって、椅子が上手にできることが目的ではありません。自分でトンカチを使って椅子をつくるプロセスを楽しんでいて、できあがったもので満足するかしないかはその子が決めます。足がぐらぐらで、座ってみたら一発で壊れたとしても、それでいいんです。自分でやり遂げたことが子どもの心を育てていると、私は思います。一方、大人が大切にしているのは、上手に仕上げるという結果です。この目的の違いは、子どもの可能性を大人が奪っているように、今の私には見えています。大人にとっては何度も経験していることも、子どもにとっては初めてのことばかりです。今この子に手を差しのべることが必要なことか、見守る方がいいのか、いつも頭のなかで考えながら子どもと関わるようにしている私です。認定NPO法人こども∞感ぱにー 代表理事 田中雅子
みなさんこんにちは!認定NPO法人こども∞感ぱにーの勝又大海です。子どもたちからは『かっちゃん』の愛称で呼ばれています!クラウドファンディングが始まり、今日で20日が経過しました。ご支援・ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございます!!!私は中学生の頃、学校に行けなかった時期があり「中学生の頃にぽはっくがあったらな~」と空想することがあります。学校に行けていない時期は、家にいても遊んでいても不安や劣等感を感じていたのですが、当時を振り返りながらぽはっくに通いたいと思った理由をお伝えします。私が学校に通えなくなった時、なぜ行きたくないのかは自分でも上手く言葉にできず、学校に行きなさいと親に言われるのも、学校に来なよと同級生から言われるのも嫌でした。家にいても退屈なので、本屋で立ち読みをしたりゲームセンターで過ごしていたこともあったのですが、中学生が平日の昼間に出歩いていることで大人から注意されたこともあり、いつ叱られるのかと思うと落ち着きませんでした。ある日、家の近くに「みんなのとしょかん」という社団法人がボランティアで運営している小さな図書館を見つけました。そこには机と本棚とウォーターサーバーが置いてあり、スタッフの方から「いつ来てもいいからね」と言われたことで安心感を抱いたことを覚えています。中学生の私には学校に復帰するという選択肢しか見えていなかったので、「みんなのとしょかん」を利用しながら少しずつ学校に通っていました。中学生の頃の自分が通いたいと思うぽはっくの魅力は以下の3つです。・決まったプログラムはなく、自分が「やってみたい」と思ったことを尊重してくれるため、やりたいことに集中できること。・毎月2回開かれる「こども会議」では他の子どもたちと自分の意見を出し合うことができ、最後まで話を聞いてくれる大人がいること。・同じような境遇の友達ができ、学校長の判断次第で出席扱いになるので学校に通っているという自信を持つことができること。何らかの理由から学校に行くことができない、行かないことを選択した子どもたちにとって、学校に復帰する以外の選択肢があるということはその子自身の安心につながると思います。勝手なお願いとは存じますが、ひとりでも多くの子どもが安全で安心して過ごせる居場所に出会えるために、今後ともご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。プレーパーク担当 勝又大海(愛称:かっちゃん)
みなさんこんにちは!フリースクールぽはっく担当の千葉拓己(愛称:ロッキー)です!8月17日(土)0時現在、632,500円のご支援をいただいております!いつもご支援・ご協力・応援、本当にありがとうございます!引き続きよろしくお願いいたします!今日は、少し前の出来事をご紹介!昨年度の川開き祭りにも「合宿をしたりボードゲーム買ったり…」と、自分たちで自由に使えるお金を稼ぐ目的で出店しました。売り上げの使い方を考えている時に、一人の子が声を上げました。「けろちゃん(代表田中)に靴を買ってあげたい!」詳しく話を聞くと、「誕生日とかではないけど、普段お世話になってるし、何よりけろちゃんの靴がボロボロだから…」と、なんとも優しい考え。思い立ったが吉日。この意見が出たその日に、けろちゃんにサプライズで靴を買うことになりました!「けろちゃんに似合う色やデザインはどんなだろう…?」そんなことを考えながら悩み、いろんな靴を手に取り、何軒も靴屋さんを回り、4軒目の靴屋さんでやっと「これだ!」という靴に出会うことができました。購入した靴を持って、ぽはっくの呼び出しチャイムを鳴らします。中からはけろちゃんの「どうぞー」という声が聞こえますが、あえて扉を開けない子どもたち。中から現れたけろちゃんの目には、靴を持って並ぶ子どもたちが映り、少しずつ涙でぼやけ始めました。サプライズ大成功!!!「どんなものだと相手は喜ぶかな?」「どんなことをしたら相手は嬉しくなるかな?」このような「人のことを想いやる心」が、ぽはっくでは様々な人との関わりの中で身に付きます。よく聞く言葉で表現すると、「非認知能力が育つ」「社会性が身に付く」ですね。たとえ学校に通っていなくても、たとえ勉強が不得意だとしても、人のことを考えて行動できることが、社会的自立をする上で大切だと考えています!フリースクールぽはっく担当 千葉拓己(愛称:ロッキー)