
2月も最後の週に入り、2025年度の作付け準備を始めています。今年度は新たに3反弱の耕作放棄された圃場を借りました。耕作放棄地とはいえ、容易く開墾できる程度の圃場なので、ただただ楽しく作業ができてる事に感謝。9割苦しみ1割の感動と100ぱーの希望しかない中で、ハードな開墾をやりつづけた過去の経験と、今、目標に向かって力を掛け合わす事の出来る仲間のお陰で、とにかく今農業が楽しい。目に映る地上の先にある地下構造とそこに住む微生物を見ている時間が何より楽しいのです。加えて、地道に資金を作って購入したハンマーナイフのお陰でかなり作業が軽減されています。自然と科学に感謝!
自然栽培は機械を使わないのが美徳的な発想は私たちにはありません。「機械を使ったら自然やないやん」などのツッコミは、私たちのマインドには掠りもしません。ただ、機械に使われたくないとは思う。私たちが手にする圃場の多くは一枚が小さい事が多いので、数百万もするトラクターではなく、数十万の手押し耕運機を主に使います。慣行栽培に向いている農機具が、必ずしも私達の栽培に合うわけではなく、常に私たちは、自分たちが目指す栽培と、これに必要な機材、道具を考えながら、圃場設計と土作りを行っています。
今年は、全部で4反の作付けを行います。目標収量に向けた今年の作付けプランとスケジュールを社内共有してからのスタート。種生姜の手配も終え、後は実行あるのみです。農業は、全ての創造性の始まりだと心底思う今日この頃です。
今週26日に今年2回目の商談展示会があるので目下準備中です。商談会のような場所より畑にいたい私ですが、こんなに美味しいビールができた以上、これを世に出す為に次なる努力をせねばならぬ!と3日前に思い立ち!(弱っ) とりあえずは、学びを深める為に行って参ります!
続く・・





