
6月26、27日に冷凍生姜餃子と発酵生姜シロップのリターン発送を予定しています。
今回のリターンに入れていた「生姜の冊子」について、リーフレット止まりで、冊子まで行き着けませんでした。

生姜の話は、薬効や栽培の観点からも話したい事は沢山あって、同時に生姜の活用方法についてもいくつもあるので、どの様にまとめるか本当に悩みまくりましたが、最終、お客様が読んでてダルくならない程度の文字情報に纏めました。「生姜の本」として書き出せば、一冊の本ができるイメージを持っているのですが、これを完成させるには、まだまだかなりの時間が掛かる事を実感しました。逆に言えば、今やっている事をやり続けた先で一冊の本になったら良いなーと思っています。
情報や言葉を文字にするって本当に大変ですよね。全部出せば良いってものでもないから、片面はシンプルな言葉で力強さを全面に出しました。もう片面では、理念や思いを全面に出しました。やっと、、というか、一先ず、私たちの精一杯のパフォーマンスをご披露できる準備はほぼ整ったかな。。と思っています。
なんか、沢山のことがあるんですよね。栽培もしている、加工もしている、販売もしている。。その過程では、それぞれに異なる世界があって、どれもが独立した宇宙なんですよね。栽培だけでも一仕事、加工もそう、販売も。。そんな中で、初めてというか、そう、初めてゼロイチで完成度の高い商品を創ることが出来たと、今は思っています。本気の密度には自信があります。本当にまだまだなんですけど、でも、一つ一つ、心を込めて、時間を込めて、大切にお届けしたいと思います。
今回お届けするリーフレットの片面いっぱいに描いた詩。
これは、栽培、加工、販売と全ての工程に関わる私たちの世界観と思いを、私の友人であり詩人の秋元里美さんに詩にしてもらいました。私は、今までにないのか、以前はあったのか分からないけど、農業の概念を表す新しい言葉の表現が必要だと思ったところから、彼女を植え付けの手伝いに誘ったんですけど、本当に短い言葉で、45億年の今を詩にしてもらえたと思っています。この詩のまんまです。私たちがやりたいこと。皆さんに贈りたいもの。
はじまりは空 降りそそぐ雨
きっかけは海 降りそそぐ光
水がすべてを育み 生命が囁きあい
永い永い時と共に変化をもたらした
水は天と地を行ったり来たりして
地球の記憶を繰り返した
そしていつしか
沢山の生命が重なり合って
土が生まれた
気の遠くなる
果てしない生命のやりとりの末
わたしたちはここにいる
いま、人が壊してしまった自然界から
「おかえり」と行ってもらえる世界に
戻りたい
戻したい
それもきっとまた、果てしない道のり
その小さな一歩として
空からもらえるものすべてを
生姜に込めて届けたい
あなたへ
現在、皆さんにお届けするGINGER BEER を醸造中です。今回は、試作タンクの十倍の仕込み量になるので、レシピ通りに進めても一定の誤差が出ることが想定されます。今回も仕込み前に、ブリュワーと念入りな打ち合わせをしました。想定出来る限りを想定して、共有して挑んでいます。一回一回が勝負なので、最後の最後まで未知ですが、この過程に悔いはないので、結果を皆さんと楽しみたいと思います。
それでは、リターンお届けまで今しばらくお待ち下さい。





