10月に開催される世界最大級の総合食品見本市「SIAL Paris (シアル・パリ)」に出展する事となりました。熊本県内で共に輸出にチャレンジする仲間達(企業)と共に出展いたします。シアル・パリは今年で60周年の節目を迎えるという事もあり、盛り上がりに期待が高まります。イクラちゃんやプチルに、ヨーロッパの人たちはどんな反応をされるのか。いまから楽しみです^^エシカルプロダクツでは昨年、コロナが5類移行したあと....後半戦から海外の市場調査や商談に少しずつチャレンジしています。<ドイツでの商談の様子>昨年から今年前半にかけては、ドイツ、オーストラリア、ドバイへ行きました。ドイツではANUGAという、フランスのSIALと毎年交代で開催されている国際的な食の展示会へ、視察と個別商談をしに行きました。オーストラリアは個別商談をメインに、市場調査を行い、ドバイでは共同でのブース出展にチャレンジしました。海外で戦う日本の企業の姿を見てきましたが、全ての会社が海外事業部を持っている訳ではなく、英語ができなくても、勇気を持って果敢にチャレンジされている姿に、とても良い刺激をもらいました。また、昨年のANUGAでは、プラントベースフードを紹介する企業がかなり多く見受けられました。ほとんどがお肉系でした。ソーセージやハンバーグ、など、かなりクオリティが上がっていて、言われなければ分からないですし、満足感も得られるレベルです。それに比べて魚介系のプラントベースフードはまだ種類も少なく、美味しさもイマイチ....まだまだこれからという印象を受けました。ちなみに魚卵のプラントベースフードは、会場をくまなく見て回りましたが見当たりませんでした。フランスでの初チャレンジ、良いご報告ができるように頑張って参ります!
熊本県では、今年新しく就任された木村知事新体制のもと、新たに基本方針及び総合戦略等の策定を行うこととしており、「熊本県地方創生会議」による大所高所からの御意見に加えて、現場の意見を県政に反映させるための「ともに未来を創るワーキンググループ」を設置しました。同ワーキンググループの委員には、教育・福祉・防災等々、各分野から1名の委員が選出され、「食と農分野」においてはエシカルプロダクツ代表の永井香織が就任しております。2回目の意見交換となる今回は、農業に関する意見陳述を行い、ここから20年後の農業の未来について、未来の農業を担う若手農業者への支援、全体の40%超を占める女性農業者の活躍支援についての話に加え、具体的なアクションプランを策定する担当部署とも建設的に意見交換をする機会が欲しいという事を意見して参りました。エシカルプロダクツは加工食品メーカーであり、農業は関係ないと思われてしまうかもしれませんが、加工食品の原料は農作物や海産物であり、農業の未来は私達にとっても重要な事であると考えております。限られた時間での話になるため、各委員も話足りない部分もあるのですが、会議終了後には知事公舎にて親睦会を行い、そこでもざっくばらんに様々な意見を交わす時間を頂戴しました。また、常に実験と検証をしたい私は、地域資源の有効活用のためにエシカルプロダクツが今年開発した新商品「甘夏の花シロップ」を持参して、木村知事や参加者の皆さんにお酒や炭酸水など、色々な飲み物と合わせていただき感想をもらったのですが、好評だったのがよほど嬉しかったのか、満面の笑みですね(笑)ともに未来を創るワーキンググループ 一同県政に県民の(現場)の声を反映させたい!という、木村知事の強いお考えのもと設置されたこのグループ。知事は他にも「おでかけ知事室」で各地を回ったり、「こどもまんなか熊本」では小4~大学生までの子供達や子育てや保育教育の現場で働く大人の声を聞くなど、多くの県民から直接現場の声を聞く事を大切にされています。そして、それだけでなく、すぐに実行できることは本当にすぐ実行されます。こちらがビックリするスピード感です。徹底した現場主義である所と有言実行である所が、本当に素晴らしく、尊敬しております。私の大好きな熊本県が、これからもっと素敵な場所になるのは確定ですが、そのために私も もっと世の中や人の為になれるよう頑張りたい。そう思えた1日でした。私の人生に、このような貴重な機会を与えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。エシカルプロダクツ 永井香織
TECH PLANTER(テックプランター)は、株式会社リバネスが運営する「未解決の課題(ディープイシュー)を科学技術の集合体(ディープテック)で解決する」プラットフォームです。様々な科学技術、課題に対する解決策のエントリーを募り、このプラットフォームに関わる研究者、ベンチャー企業、中小企業、大企業とともにPoCを回し、量産設計を進め、事業として社会に実装することでディープイシューの解決を図る取り組みを毎年積み重ねています。7月には熊本県のテックプラングランプリへファイナリストとして登壇させていただきましたが、今回は全国規模で分野別に開催される7部門のうち、フードテックグランプリのファイナリストとして選出していただきました。フードテックグランプリ2024の詳細は▶▶▶コチラリアルテック領域の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある個人やチームがエントリーするこのグランプリ。ちなみに本イベントのデモデーは10/5ですが、限られた人だけが参加するクローズドイベントとなります。おそらくこれは、技術情報など繊細な話題が含まれる為だと思います。今回はじめての登壇となりますが、想いを届けられるように精一杯プレゼンテーションして参ります。みなさま、10/5は心の中で応援していてくださいね^^エシカルプロダクツ 永井香織
2024年7月20日 熊本テックプラングランプリが開催されました。第9回目となる今回は、課題解決へのパッションをもつ研究者・技術者のチームが19チームエントリーし、書類選考を経て選ばれた9チームが口頭発表を行いました。会場現地では182名が参加、オンライン配信では44名が当日の様子を聴講しました。エシカルプロダクツもファイナリストとして選ばれ、「浸透圧による液体変換技術を活用した粒状組成物」というタイトルで、発明者である代表の永井香織が登壇いたしました。結果は……リアルテックファンド賞と、企業賞のSENSTYLE賞を、W受賞!!そして、会場のリアルタイム投票ではなんと、1位の評価をいただきました!!実際に会場でプレゼンテーションを聞いてくださったオーディエンスの皆様に選んでいただけた事が、本当に嬉しかったです。アカデミックなコンテストに、一般の中小企業が出るのはとても勇気がいることでしたが、大健闘だったと思います。やはり、何でもやる前から諦めてしまっては、何も成し得ない。いただいたチャンスから逃げずにチャレンジする事の大切さを改めて学ばせていただきました。エシカルプロダクツでは、これからも世界中の人がより良く生きられる社会を創造できるよう、今後も様々な社会課題に寄り添った商品やサービスを創出してまいります。みなさま、応援のほどよろしくお願いいたします!