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京都を愛する学生を熱狂させた音楽フェス「京都学生狂奏祭」を、今年も開催したい!!

昨年夏、京都大学熊野寮で開催された音楽フェス「京都学生狂奏祭」は、京都大学の学生のみならず、他の京都の学生や学生以外の人々も巻き込んだイベントとなりました!再びの開催を願う多くの人の期待に答え、2024年も、「京都学生狂奏祭」を9月19日・20日の2日間に渡り開催します!是非、ご協力お願いします!!

現在の支援総額

174,500

58%

目標金額は300,000円

支援者数

28

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/07/23に募集を開始し、 28人の支援により 174,500円の資金を集め、 2024/09/27に募集を終了しました

京都を愛する学生を熱狂させた音楽フェス「京都学生狂奏祭」を、今年も開催したい!!

現在の支援総額

174,500

58%達成

終了

目標金額300,000

支援者数28

このプロジェクトは、2024/07/23に募集を開始し、 28人の支援により 174,500円の資金を集め、 2024/09/27に募集を終了しました

昨年夏、京都大学熊野寮で開催された音楽フェス「京都学生狂奏祭」は、京都大学の学生のみならず、他の京都の学生や学生以外の人々も巻き込んだイベントとなりました!再びの開催を願う多くの人の期待に答え、2024年も、「京都学生狂奏祭」を9月19日・20日の2日間に渡り開催します!是非、ご協力お願いします!!

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〇ご挨拶

 みなさんこんにちは!京都大学熊野寮です!

 私たちは昨年夏、京大の学生寮である熊野寮を舞台に、京都中の学生や音楽好きを集めた音楽フェス「京都学生狂奏祭」を開催しました。京都の学生バンドからプロのミュージシャンまで多様な出演者が活躍したステージや、多くのDJを集めて朝まで続いたクラブイベントでは、熊野寮という自由な空間を活用し、観客と一体になって最高のフェスを作りあげることができました!

 多くの方々の期待の声に答え、今年も「京都学生狂奏祭」を開催します!

 今年も入場料は無料!学生を中心に、学生ではない人も含めた多くの方を巻き込み、音楽を通じた自由な表現や京都を愛する人々の交流の場を作り上げたいと考えています!また、今年の狂奏祭では去年に無かったような企画も同時に行う予定ですので、興味のある方は是非、プロジェクト内容を見ていただけたら幸いです!

・狂奏祭HP:https://kyososai.com/

・リンク集:くまる-京大熊野寮

昨年の狂奏祭の様子

〇熊野寮について

 京都大学熊野寮は寮生による運営の行われている「自治寮」です。月4300円という破格の値段で住むことができ、平日には安くて美味しい寮食を食べることができます。現在400人以上が共同生活しており、寮生の自由な発想と、住人という当事者の視点によって、より良い寮を目指して日々学生が対話を重ねながら運営しています。具体的には、イベント時には寮生有志がハラスメント対策チームを作り、ハラスメントのないイベントを目指したり、オールジェンダートイレを作ったりなどの施策で誰もが住みやすい寮を目指して運営しています。また、寮内の音楽室利用者会議によるライブやclub kumanoというクラブパーティーなど、音楽文化も盛んです。熊野寮が安い寮費で住むことができたり、これらのイベントを自由に開催できるのは、学生が主体となり運営してきたからこそなのです。

 一方で熊野寮は国による大学改革の一環として、全国にある他の学生自治寮と共に現在進行形で廃寮化攻撃を受けています。安く住めて自由な空間である熊野寮を守るために、現在寮生は様々な施策を行っており、このイベントもその一環であると言えます。

熊野寮

熊野寮についてのもっと詳しい情報はこちら↓ 

・熊野寮HP:https://kumano-ryo.jimdofree.com/ 

・twitter:https://twitter.com/kumanoryo

・Instagram:https://www.instagram.com/kumano_advertising/

寮の食堂は、安価な寮食の提供の場であり、イベントの際にはライブの会場ともなる

〇寮外連携局について

 今回のイベントを主催する寮外連携局は、イベントを打つことで、人々に寮を訪れてもらい、実際にそこで楽しむことで寮へのイメージアップや寮の活動に賛同してもらうことを狙っています。

 寮外連携局のメンバーは熊野寮生を中心としていますが、寮外の京大生や吉田寮生、さらには同志社や立命館、京都産業大など他大学の学生もいます。寮外生の視点も取り入れた開かれたイベント運営を心がけています。

 2022年12月に設立した新しい部局ではありますが、昨年度の「京都学生狂奏祭」では2日間で1300人を超える来場者の方に来ていただきました。他にもサークルが熊野寮でライブや撮影をしたい際の窓口業務も行っています。

寮外連携局についてのもっと詳しい情報はこちら↓

・twitter:https://twitter.com/KUMARU_kyoto

・Instagram:https://www.instagram.com/kumaru_kyoto/?i

・メールアドレス:kumano.gairen@gmail.com

寮外連携局〇これまでの活動・昨年の狂奏祭

 寮外連携局は設立して一年ほどの部局ではありますが、熊野寮を知ってもらうという目的だけでなく、熊野寮という学生自治の空間を多くの学生に還元するために、いくつかのイベントを開催してきました。学生を中心に昨年2月に実施した文芸誌即売会「熊野文芸市場」、2年連続で開催した新入生を対象とした新歓イベントである「サークル合同新歓」などです。そして熊野寮という場所を最大限活かし、学生の音楽文化を爆発させたのが、昨年の狂奏祭でした。

 昨年2月に実施した「熊野文芸市場」は寮外連携局が運営する初のイベントでしたが、寮内外から30ほどの団体・個人が出店し100人ほどの来場者を記録しました。短歌や小説、サークルの会誌など多岐に渡る文芸作品が集まっていたことに加えて、飲食の出店や講演会などのイベントも実施しました。出店者と来場者の交流はもちろん、出店者間や来場者間でも様々な交流が生まれています。

熊野文芸市場にて並ぶ作品 今年・昨年ともに4月に実施した「サークル合同新歓」は京大の多様なサークルを呼んでブース出展すると共に、熊野寮の地下にある音楽室にて音楽系サークルによるライブを実施しました。両年とも数百人の来場者を記録し、2023年には、実施された京大の新歓イベントにおいて最大規模のものとなりました。このイベントだけで10人ほどの新入生がLINEグループに参加してくれたというサークルもあったようです。

各団体・サークルが説明会を行った食堂の様子 そして昨年8月に実施した京都学生狂奏祭では、32の団体が出演し1300人ほどの来場者を記録し、私たちの掲げていた「学生を初めとして、音楽を通した自由な表現や交流の場を求める全ての人が集い楽しむことのできるイベントを作り上げる」という目標を達成することができました。また、SNS上では「学生主体でこんなDIY感溢れるイベントを秩序を保って開催できるのは、熊野寮が掲げる自治の精神の賜物なのだろうなとただただ感服しました良いもの見させてもらったな〜」「熊野寮イベント、すごいDIY感あって大学時代に自分たちの力でこんなことできるの本当に憧れますね」などの声もあり、学生自治によって運営されている熊野寮の魅力を発信するという役割も果たすことができました。

プロのミュージシャンや京都の学生バンドなど、多くの団体が出演
 以上のように、寮外連携局はイベントコンセプトを絞りつつ多くの方に来場していただけるように工夫したイベントを実施し、成功させてきました!また、これらのイベントの成果を見て、新たに興味を持ち運営として参加してくれたメンバーも多くいます。

〇プロジェクトの内容

・日時について

 日程は2024年9月19日と9月20日で時刻は未定です。この時期は京都大学や周辺の大学の夏季休業期間であり、多くの学生が訪れやすいと想定しています。

・ステージについて

 駐輪場に作る幻野ステージ(キャパ400人)と食堂にステージを立てる食堂ステージ(キャパ200人)を想定しています。機材については現在検討中です。

幻野ステージのイメージ

食堂ステージのイメージ
・クラブ自治寮

 熊野寮では、国際交流局中心に月1ほどの頻度でクラブクマノを開催し、留学生を含む多くの来場者を集めていますが、クラブイベントを開催する自治寮は京都大学吉田寮、東北大学日就寮など全国に存在しています。今回の狂奏祭では初めて、そうしたクラブのコラボイベントを実現!各自治寮で活躍するDJが熊野寮に集います!

クラブヨシダ(京大吉田寮)

クラブ日就(東北大学日就寮)

・出演者について

 主に京都大学の音楽サークルに出演してもらいます。軽音サークルからjazzサークル、ブルーグラスサークルや邦楽サークルなどジャンルレスに集めます。また、京都の学生オリジナルバンドやプロとして活躍しているアーティストにも声をかけていきます。

・飲食や物販について

 会場内で飲食物の販売を行い、落ち着ける空間も設置することで熊野寮の中で多様な楽しみ方ができるように工夫します。 京都学生狂奏祭のオリジナルグッズを制作し、販売します。また、出演する団体の音源やグッズも販売します。

・当日運営について

 当日運営は寮外連携局メンバーに加え、熊野寮生や学生のボランティアスタッフで行います。PAや機材転換についても技術のある学生を集めて行います。

・集客について

 寮外連携局のイベントは学内でのビラ配りやSNSで集客をおこなっています。これに加え、今回はクラウドファンディングやSNS広告によってより多くの広報を行います。

 昨年度は2日間で1300人を超える来場者の方に来ていただきました。

・入場料と出演料について

 来場者の入場料も、出演者の出演費も取らず、無料で参加できるイベントにします。音楽を楽しむためには、スタジオ代や楽器代、ライブのチケット代などたくさんのお金がかかりますが、京都学生狂奏祭では誰もに開かれたイベントにするために、完全無料カンパ制で行います。そのため、必要な経費は協賛企業様やクラウドファンディングをメインに、当日のカンパや物販の利益などで賄う予定です。

・現在の準備状況について

 寮外連携局が中心となり、20名ほどのメンバーで仕事を分担しプロジェクト準備を進めています。具体的には、各サークルやバンドへの営業、会場デザインの考案、オリジナルグッズデザインの考案などを現在行っております。今後参加するサークル・バンドが確定してきますと、より具体的な当日のスケジュール設計やSNS等での広報を進めていく予定です。

〇プロジェクトの目的

 京都学生狂奏祭は利益非追求のイベントです。大幅な赤字が出なければそれで構いません。そのため、来場者からの入場料は取らず、無料カンパ制のイベントにしています。音楽はみんなが楽しめるものであるべきだという理由はもちろんありますが、それだけではありません。なぜ、金銭的利益を追求していないのか、それは他に目的がある、お金稼ぎのためのイベントではなく政治的実践としてのイベントだからです。

  イベントの目的として大きく、熊野寮の広報・自治思想の拡大・学生文化の結集と創出の3つがあります。

 一つ目の熊野寮の広報とは、イベントをきっかけに熊野寮に実際に訪れてもらい、イベントを楽しんでもらうことで熊野寮にいいイメージを持ってもらうということです。熊野寮は学生から「怖い」「やばい」等、曖昧なマイナスイメージを持たれることが多くあり、それらは警察による本来必要のない機動隊を動員した家宅捜索や、京都大学によるさまざまな告示や文書上のネガティブキャンペーンによって生み出されています。なぜなら熊野寮の自治の思想は、学生を管理しようとする大学や国の潮流に対立するものであるからです。しかし熊野寮の自治は、学生の権利を保障し、自由な活動を担保する魅力的なものです。だからこそ、管理強化に抗い、この自治を守り・広げようとしています。また、熊野寮は吉田寮や他大学の学生自治寮のように大学や国による不当な扱いを受けています。この大学や国による不当な扱いに対抗するには熊野寮生だけでなく、より多くの人の力が必要です。熊野寮へのイメージを上げ、熊野寮に賛同してくれる人をイベントで増やすことで大学や国による不当な扱いへ対抗したいと考えています。

 二つ目の自治思想の拡大とは、熊野寮で行なっているような自治をキャンパスや社会に広げていこうというものです。大学自治が形骸化しつつあり、もはや今、大学の意思決定に学生が関わる隙はありません。みんなの公園や道路もさまざまな条例で活動が制限されており、ストリートライブもタテカンも自由にできません。我々は「誰かに決められた空間」を拒否し、「みんなで決める空間」を志向します。寮に帰ってきたら地域の人が集まってライブをやっている。本来、学生が住んでいるというだけの場所が地域に開かれたお祭りをしている。そんな豊かさを産む空間の在り方をこのイベントに関わる全ての人に伝えたい。公共的な空間を広げ、公共的な利益を追求しよう・自分たちのことは自分たちで決めようという自治の思想をこのイベントをきっかけにキャンパスや社会に少しでも広げてより良いものにしたいと思っています。

狂奏祭に向けた寮外連携局の会議

 三つ目の学生文化の結集・創出とは、学生が集まれる場を作ることで、今までになかった学生のムーヴメントを作るという目的です。大学による学園祭や学生の自主的な自治活動への介入は止まりません。学生が自由に交流できる場所は数少なくなっています。京都学生狂奏祭では軽音サークルもjazzサークルも、ブルーグラスサークルも和楽器サークルも、音楽であればボーダーレスにサークルを集めます。学生が自由に音楽を楽しめて、自由に集まって交流できる場を作り出したいと考えています。

 これらの目的を達成するためには、熊野寮だけでなく、参加される方々や賛同していただける方々の支援が必要です。熊野寮の広報を行い、学生の集まれる自治空間を残すためにも、皆さまが目的に賛同していただけるような最高のプロジェクトを目指します!

〇リターンについて

 ご支援いただいた方全員に、お礼のメッセージと2日間のライブ動画(編集有り)をお送りいたします。また、支援額に応じてオリジナルグッズやその他特別なリターンもお送りいたします(詳細欄をご覧ください)。

 オリジナルグッズ(ステッカー、タオル、Tシャツ)のデザインは進捗があり次第公開していきます!

 また今回のリターンには、「振る舞い酒」もあります!「振る舞い酒」をリターンに選択いただくと、狂奏祭の会場でビール10Lが来場者・出演者の方々に振舞われます!是非「振る舞い酒」をリターンに選択してご支援ください。狂奏祭会場の盛り上がりもより一層激しいものになります!

リターン早見表

〇最後に

 最後に、局員の一人としてこのページを作成した私の思いを少し書かせていただきたいと思います。私は昨年春に入寮した熊野寮生で、今年から寮外連携局に入り、サークル合同新歓で寮外のサークルの人と交流したり、これまで狂奏祭の会議に参加して他の局員と話し合ったりしてきました。こうして寮外連携局の活動に関わるようになったきっかけは、やはり昨年夏の狂奏祭でした。半年間暮らしただけでも、熊野寮は共同生活を営む寮生たちが自分たちの寮を運営していく魅力的な場所となりましたが、夏の狂奏祭で、多くのミュージシャンや京都のサークルが音楽を通じて自由な表現をし、交流している、そして熊野寮がそのイベントの開催地であり、主催となっているということに圧倒されました。まさに熊野寮が学生文化・京都の音楽文化を活気づける空間となるようなイベントをもう一度開催し、熊野寮の魅力を多くの人に伝え、学生のエネルギーを音楽と共に昇華させたいと思っています!是非、このプロジェクトをご支援下さい!皆様の支援がイベントの成功へとつながります!!

〇資金の使い道

 集めさせていただいた資金は会場の設営費や運営費、オリジナルグッズの作成などにあてさせていただきます。

また資金の一部はCAMPFIRE手数料としても使用させていただきます。

<募集方式について>
 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • Yといいます。京大の3回生で寮に住んで3年目です。私は狂奏祭を運営している寮外連携局に立ち上げ当時から関わっているメンバーの1人で、最近はでかいものを建てたり、バルコニーを解体したり、いろいろ議論したり、物を運んだり、買い物をしたりいろいろやっています。特に得意なことはありませんが、自分なりにできることをやったり、自分だけでは出来ないことをみんなと一緒に何かをしています。私からは、自治と音楽とお金の話から、狂奏祭についての考えを書きたいと思います。・音楽のはなしイベントの目的として、私たちは熊野寮の広報・自治思想の拡大・学生文化の結集と創出の3つを掲げています。これらの目的を達成するために、どうして音楽フェスなのか。いろいろ理由はありますが、私は音楽の持つ性質が重要だと思っています。音楽をはじめとした表現活動では、表現する側とそれを受け取る側がありますが、音楽では演奏する側のみならず、聞く側の主体性が発揮しやすいと私は勝手に考えています。受け取る側は演奏を聞いて、表現を解釈して身体を揺らしたり踊ったりできる、その受け取る側の表現の自由度が特に高いのが音楽です。みんなと盛り上がりつつも個々人の個性が活きる、寮自治のようだとも思います。参加者の主体性を引き出すことで、このイベントを「みんなのもの」に出来ると思っています。・自治についてこのイベントは熊野寮という学生自治寮で行われ、イベントの運営はその学生自治会が担っています。この「自治」とはひとことで言えば、自分たちのことは自分たちで決めることです。わかりやすいですね。至極当たり前のことだと思います。熊野寮に引き付けて自治を話すと、自分たち = 住民である学生たちが日々集まり、自分たちの生活のことや寮がどうあるべきかなどを議論していろいろ決めています。もしかすると自分たちのことを自分たちで決めることは、自分たちのことしか考えておらず、自分勝手というイメージがあるかもしれません。でもそうではありません。「自分たち」のことを考えるとき、今住んでいる私たちのことだけでなく、将来寮に住む可能性のある人のことも考えます。寮が教育の機会均等のための社会の財産として存在しているという自覚の上で、社会に対して自信をもって説明できる運営が必要なのです。このようなことを常に考え、議論して運営しているのが自治寮です。自治による運営では、誰かに押し付けられたルールや規範から自由になることができます。熊野寮では寮生が議論し、団結し、行動することで、自分たちを縛るルールや規範から解放され、自信を持って、自由に何かを実現することができます。やりたいことを提起して、集まって話して、一人ではできないことも、みんなの力で形にしていくことができます。そしてそれは空間を豊かにして、今度は誰かの創造力を掻き立てます。自治は人と場所を豊かにしていきます。そしてその過程で、自分たちの可能性に触れることができます。この狂奏祭ができるのも自治寮であるからこそだと思っています。去年来てくれた人ならわかると思いますが、あれほどめちゃくちゃで生の熱を持ったものは、自治によって維持された空間でしか成し得ないと私は思っています。こんな自治寮はしかし、全国津々浦々で廃寮の流れの中にあります。大学から一方的に入寮募集停止を通告されたり、寮食堂の労働者の人員を一方的に削減されたり、設備の補修要求を無視されたり、訴訟をおこされたり。言いがかりのような家宅捜索がされたり。大学の決定に唯々諾々と従っていては、熊野寮は既になくなっているでしょう。寮を残すための自治では、大学、警察、常識や社会通念といった権威的なものへの抵抗が必要になります。なので私は自治を【権力に抗って】自分たちのことは自分たちで決めること、と一歩踏み込んで捉えています。このイベントは許可を取ってやっているんですか、とよく聞かれますが、そのような許可は必要ありません。この寮を運営する寮生たちが、議論して決めたことです。寮内の活動においては、権力からの禁止という概念を前提にした許可という概念はありません。そういう日々の自治の実践のひとつとして、この狂奏祭があります。・なぜ無料なのか端的に言うとお金を目的としていないからです。イベントの目的として、私たちは熊野寮の広報・自治思想の拡大・学生文化の結集と創出の3つを掲げています。この目的を達成するためでも、イベントを運営するとなればある程度お金はかかりますが、そこはカンパなどで集めるつもりですしこのクラファンもその一つです(支援して頂いた方、ありがとうございます)。入場料をとって参加のハードルを多少なりとも上げることは、私たちの掲げる目的から遠ざかってしまいます。私たちは金銭的な事情を問わず出来るだけ多くの人に、(安価に住める学生寮という性質上、お金があまりない学生には特に)寮の存在、魅力、意義を知ってほしいのです。もう一つ理由があり、私が特にこだわっているのが、来場者をお客様にしないためという理由です。「お客様根性粉砕」というスローガンを私はよく提唱しています。粉砕という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、熊野寮ではよく使われていて、厳密には完膚なきまでに叩き潰すという派手な意味を持っていますが、ここでは単に反対するだけでなく、よりよいものを示して解体するくらいの意味です(まだ派手かもしれません)。寮内でもコンパ(炊き出しをしてみんなで食べ語り、飲み語り、語る会)などのイベントがあり、そこには運営する人たちがいるのですが、同じ寮生として準備片付けなどをみんなでやることが、寮のことを自分事として捉える自治の重要な部分だと思います。何が言いたいかというと、来場者や出演者が、イベントを楽しむだけにとどまらず、一緒にイベントを作る存在になってほしいということです。お金を払うと、やはり意識としてお客様になりやすいと思っています。あとは、お金を払う側と受け取る側で明確に分かれてしまい、その垣根を越えにくくなってしまいます。少し話はそれますが、いま国立大学では学費の値上げが話題になっています。国立大に通う学生として、私も無関心ではいられないのですが、それに関連する話で、学費を払うこと(=お金を支払うこと)によって、学生は大学教育をサービスとして受け取る意識が芽生え、大学の運営に本来参加できるはずなのに、参加する意識を持てなくなっている・奪われているという問題が議論されています。お金を払うことで生じてしまう意識を認識して、それを入場料を無料にすることで取っ払っているのが狂奏祭です。寮生だけでは出来ないことがあり、分からないことが多くあります。寮生以外の力や、まだ話したことのない人の存在は、寮を守り発展させんとする私たちにとって大きな可能性を持っています。その可能性を信じるからこそ、まだ見ぬ主体の入り口を広くしておきたいのです。・最後に先ほど一緒にイベントを作りたいと書きましたが、正直、私は本イベントを通じて熊野寮や狂奏祭に関わってもらうことに必ずしもこだわっていません。イベントに来て、私たちの発信する自治の考え方をイベントで知り、自由な空間の魅力や人間の可能性、学生の力を体感してほしい。そしてその先に、関わってくれた人の考えや行動を少しでも変えて、不自由でつまらない、問題ばかりの社会を変えたい。2つくらい前の活動報告のno山future夫さんのいう「ある種の危険な企み」はまさに、前回の狂奏祭が社会を変える可能性を感じさせるものであったことを表しているのだと私は思います。表明するのも変かもしれませんが、私たちは今年は去年より、もっと危険に企みます。熊野寮のような空間や狂奏祭のような時間が、特別でなくなるような社会を目指して。 もっと見る
  • こんにちは、学生サークルや学生アーティストとの連絡を担当しているHTです。狂奏祭までのこり三日ですね、はやい。思い返せば、この狂奏祭の運営は刺激的な体験でした。私は去年の狂奏祭に出演者として関わったのですが、今年も狂奏祭を開催してほしい、いや、今年は一緒に狂奏祭をつくりたいと思い、今年度より寮外連携局に加入しました。寮外連携局では毎週木曜日に会議があり、そこでは多様な得意分野を持ったメンバーがいろとりどりのアイデアを持ち込み、狂奏祭の実現に向けて動いています。飲食について考える人、グッズなどデザインをする人、会場を設計する人など、自分にはないものを持っている人ばかりの環境で、刺激的です。私も負けじと貢献しようと思い、自分なりにできることを頑張ってきました。二つの軽音サークルに入っていることを活かし、機材の貸し出しなど軽音サークルとの連携を円滑に行えるようにしたり、こういうアーティストがいたら狂奏祭の熱量はさらに高まるんじゃないかと提案したり、できることはあまり役割の垣根に縛られずにやってきたように思います。私がいることでよりよい狂奏祭になるといいなあ、貢献できていればいいなあと願っています。ところで、今年の狂奏祭のテーマは熱量の底上げだと考えています。去年、ヘッドライナーアーティスト出演時にあったあの熱量が、二日間ずっと続けば最高だと思います。そこで鍵になるのはやはり学生アーティスト、学生サークルの力です。いかに学生の演奏がこの狂奏祭を盛り上げられるかに、狂奏祭の成功がかかっていると思います。私は学生の力を信じています。去年も出演していただいていたアーティストの方々はことごとくパワーアップしていますし、どの出演者もすばらしいアーティストであると知っています。運営側としてできることは、そのすばらしい出演者の方々が、その力を存分に発揮できる環境を用意することです。一つ意識したことは、できるだけタイムテーブルの被りをなくす、ということです。来場者の方々にはなるべく多くの演奏を見ていただきたいし、出演者の方々にはなるべく多くのオーディエンスの前で演奏していただきたい、というふうに考えています。各出演者の要望を取り入れながら、なかなか良いタイムテーブルができたのではないかと思っています。今年の狂奏祭に来た全員が、心から楽しみ、自分を解放し、のびのびと踊ることができる、そんな場をつくることができていれば、幸せです。HT もっと見る
  • (昨年の狂奏祭に参加された、no山future夫@nofuturedays様にレポを書いていただきました)2023年の「狂奏祭」は、ただの学園祭ではなかった。8月10日、河原町でいつも通りの仕事を終え、職場から徒歩で30分程度。日本有数の観光地である京都も、夏休み期間とはいえ夜になると少しは静かだ。しかし、あらかじめ予想していたがそれ以上に、近付くにつれてどうも様子がおかしい建物がひとつ。熊野寮だ。到着するや否や、中庭からはみ出る勢いで(しかしみんな偉いので、モラルやルールはきちんと守った上で)ひしめく出店やステージのテント、学生たち。その主張。フィクションやルポで触れることはあれど、直接目の当たりにすることが叶わなかった学生運動全盛、さながらその時代の再演。突拍子のない若いドライブ感に突如巻き込まれ、30代を目前に控えて草臥れていた自分は、思わず胸がいっぱいになる。人混みをかき分け、食堂へ向かうと、程なくして、イベントそのものの大トリでもあるパソコン音楽クラブの演奏がはじまった。何度か暑さに機材がやられ、音が止まるアクシデントもあったが、むしろそのライブ感こそが観客の魂を揺さぶり、煽り、煮え立つボルテージの最高到達点をこれでもかと、上へ上へと引き上げる。というか、仕方がない。そりゃ音も止まるだろう、という熱気の中である。運営、演者、観客が三竦みでぶつけあった凄まじい高揚感はフロアからステージへ、そして普段はそれぞれの生活が――友情や恋や、軋轢や和解や、成功や諦念が――営まれているであろうそれぞれの部屋、繋ぐ廊下、寮全体の其処此処で、眼が眩むような眩しさと熱量を湛え、本日限りという短い消費期限が切れる寸前、持て余されたエネルギー達が、灯を絶やさんとして必死に燃え盛っていた。普段から外界との隔絶がある(……それを望んで享受している、かのような佇まいでもある)独特の生活空間として「寮」が存在しているとはいえ、この日は更に異様なスピードでその独自性、異常性を拡張、加速させ、内に閉じながらにして今にも外へ向けて開かんとする、漂流教室か、はたまたビューティフル・ドリーマーか、いやいや、つまるところ、世代や性別、思想を超え、参加者はきっと皆一様に。出来るだけ今が長く続いてほしい。この時間が終わってほしくない。という祈りを乗せてそれぞれに、主張や気持ちのやりとりや、演奏、ダンスなどを、中庭で、食堂で、そこかしこで繰り広げていた。思い起こせば、もう戻れないあの日に、その事実が美しく、何にも代えがたい。終始蒸し風呂状態だった食堂では、学生たちの未来に幸あれという思いも込めつつ、いくらかのドリンクと、適当な食べ物を購入し、いただきながらライブを鑑賞していた。汗まみれの帰り際、実行委員の方がステージに立ち、感謝を語りはじめる。そそくさと部屋から出ようとしていた自分も思わず足を止めてしまう名演説。それもまた熱い。せっかくこんなに良いものを体感させてもらったのだからと、財布の中にあった数千円を気持ちよくカンパ箱に投げ入れ、会場を後にした。自分が滞在した時間は終演までの90分弱と短いが、それでも改めて、2023年の「狂奏祭」は間違いなく、ただの学園祭ではなかった。青春とか、モラトリアムとか、そういう言葉では片付けてはいけないレベルの、ある種の危険な企み。時代のしっぽを掴んで振り回してやるという謀略、その爆発。あの狂乱の宴が毎年、連綿と続いていくのなら、日本の未来だって少しは明るいのかもしれない。「狂奏祭」がひとりでも多くの人からの共感と支持を得ながら、可能な限り自由に、今年も、そしてこれからも開催され、永く運営されていくことを願ってやみません。 もっと見る

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