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自転車じゃなきゃ勿体無い!ひこねレンタサイクルを作り観光サイクリングを広めたい

自転車だからこそめぐることのできる観光の楽しさが彦根にはある。彦根駅徒歩1分の街乗り用電動アシスト自転車を完備した、ひこねレンタサイクルを作ることで観光と地域住民の多様なニーズに応えたい。

現在の支援総額

696,000

53%

目標金額は1,300,000円

支援者数

67

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/08/01に募集を開始し、 67人の支援により 696,000円の資金を集め、 2024/09/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

696,000

53%達成

終了

目標金額1,300,000

支援者数67

このプロジェクトは、2024/08/01に募集を開始し、 67人の支援により 696,000円の資金を集め、 2024/09/30に募集を終了しました

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安達です。

今日は実はひこちゃりで一日中店番してました。たまに、バイトスタッフさん誰も都合つかず職員が入らなければならない日があって今日がその日でした。でも入ってよかったです。いろんな出会いがありました。もとより自転車貸出接客は大好きで、お客さまがどこへどんなプランでサイクリングされるのかヒアリング出来るし、こちらが知っているディープな巡り方を教えてあげることも出来るし、返却時には感想も聞けるし、お客さまが開拓してこちらが知らなかった場所の情報をフィードバックいただくこともあるし、その延長で自転車や彦根に関して話がとても盛り上がることもあって、非常に楽しいです。

今日のお客さまのうちご紹介したいのが2件あります。

ひとつめは、自転車通勤を考えているがためのその試乗としてスポーツバイクのレンタルをされた男性。来店されたとき、てっきりビジネス利用だと思ったくらいしっかりスーツに身を固めビジネスリュックでしたが、行先を尋ねると自宅だとおっしゃり、そこでご利用目的をお話してくれました。家は彦根の南の方で、職場は市内中心部。これまでは車で30分かけて来ていたけれど、自転車通勤が心身の健康にいいと聞いて、こもることも仕事のストレスもあるし、仕事の前後でサイクリングすることによって毎日を気分よく過ごしたい、という動機でした。本格的に検討したいがためにリアルなシミュレーションになるように実際の仕事スタイルで来られるという真面目さ。その素晴らしいモチベーションに是非とも自転車生活を始めてほしいと思い、私もあれこれと自転車通勤する際のアドバイス、スポーツバイクの特徴をお伝えしました。爽快感を求めたいので通勤自転車はスポーツバイクと決められていて、でも乗ったことがないとのことでしたので。返却時感想を聞くと、気持ちよかったし想定していた時間で行けたので是非購入したいと思う、でもお尻が痛いんですねと苦笑されました。周辺部品は取り替えたりなんぼでもアレンジ利きますよと言って背中を押しました。ひこちゃり利用が彼の自転車生活の後押しを出来たとしたら、これは本望です!

そしてもう1件、この写真のお二人。もと滋賀大生県大生の方で、今回は久しぶりに学生時代を過ごしたまち彦根を自転車で巡り、且つどちらも行ったことがなかった多景島に彦根港から出てるクルーズ船で訪れてみるというプランでした。在学中はお互い知らずそれぞれのエリアで過ごしていて、滋賀大生の彼はボート部時代によく多景島の周りまで練習で行ったけど上陸したことはない、県大生の彼女は通学時に琵琶湖を眺めながら自転車をこいでいるときに必ず多景島が見えていたけど行ったことないなあ、というのがそれぞれの多景島を訪れてみたいという動機。お二人は彦根を離れてから大阪でお出会いされて偶然にもお互い彦根のまちが第二の故郷だったということがわかって今回の彦根旅に至ったようです。あー素敵。お帰りになった際に話聞いてみると、まちを巡っている時、同じ彦根と言っても当時の行動範囲エリアが違っていたので、お互いの知っている場所を巡っていたら他方は知らないところばかりで新鮮だったらしいです。ですよねー!そして。このお写真を撮らせていただいた後に彼がまた違うエピソードをお話してくれて、なんとボート部のあとサイクリング部に入って、そのときに五環生活の方に誘われて一緒にサイクリングした思い出がありますと言ってくれたんです!もう10年前だそうで、生憎当時は私はまだ別の仕事をしていて五環生活にはいなかったので学生だった彼と走ったひとりではないのですが、昨日の記事でも少し触れましたが「ひこね自転車生活をすすめる会」の『自転車生活。』会報データをゲットして初期メンバーに県大生も滋賀大生もいたということを知った昨日の今日だったので、タイミングは違えど(会報は22年前、彼が在学していたのは10年前)、なんだか不思議に繋がった流れが来たと思わずにはおれず、勝手に興奮しておりました。どちらも前身めぐりんこのことも存じておられたので、それは終わって五環生活独自で新たにひこちゃりをスタートしていることを知り応援してくれました。

実はひこちゃりスタート以来、ちょくちょくこういった「昔学生の頃に住んでいて懐かしいまちを巡りたくて」利用しに来たというお客さまがいらっしゃいます。なんせ彦根には大学が3つもありますからね。そして学生さんはやはり大半自転車しか足がない人たちで、自転車であの場所やこの店によく行った・通った、という実体験が、やはり同じように自転車であの感覚で再訪したいと思わせるのだろうと思います。気持ちわかります。私自身は大阪の北の方で学生時代を過ごしましたが、もう一度訪れるなら、車でもバスでもなく、通った同じ道を自転車で駆け抜けたいです。きっといろんなものが変わっている。でも、走る中で見える景色の大まかなものはきっとあまり変わってない。いつもとまったあの信号さえ懐かしい。とこう来るはずです。いや、実際、ちょっと違うルートでしたが一部完全に当時の通学ルートと交差して重なったところを、数年前にお友だちの大阪のRoad Bike Rental Japanさんのレンタサイクルでガイドツアーの中で走って、懐かしくて胸がいっぱいというか密かに押し潰されそうにさえなりました。体験を重ねる。まちへの愛しさがこみあげてくる。ここで起こったいろんなことがフラッシュバックしてくる。ちょっと、時空を駆け抜けている感さえあります。

自分の体験とも重なって熱が入って今回少々長くなってしまいましたが、彦根で青春を過ごしたみなさんに、是非ひこちゃりで自転車をゲットして、もう一度まちを巡ってほしいなあと思います!


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