藤井風は、私と同じ岡山県の出身です。彼がデビューしたのは、2020年コロナの直前
この曲の配信が、2020年の4月
その頃、私は、まだこの「親なきあと」の事業を本格化する前でした。
この「優しさ」を聞いて、この事業をもっと真剣に、自分の最後の仕事として取り組むべきと考えました。
詩の中に
「優しさに触れるたび、私は、小さくて、優しさに触れるたび、私は、恥ずかしい」
というフレーズがあります。
まさに、障害のある子の親御様とお話をするたびに、感じていたことでした。
我が子のいく末を心配し、助けてほしいと相談される私は、その度に、
自分の小ささや、何かとても恥ずかしい 思いを抱きました。
親御様の子供に対する「優しさ」は、人間の中で最強だと思いました。
振り返って、自分は、そこまでの優しさを持って、人に接してきただろうか?
とても恥ずかしく 思いました。
私も、その「親の優しさ」に何か協力できるのであれば、やらねければ、、、
少しでも、その優しさが、子供に伝わるように、何ができるかを考えてきました。
「親なきあと」お金の相談惑口のロゴや、リーフレットや、ホームページを作成する際は、
必ず、作成を依頼したデザイナーさんに、この曲を聞いてもらい「なんせ”優しさ”が伝わるもの」にしてほしいとお願いしました。
歌の最後は
「いま何を見ていたあなたの目を見てた 優しさに殺られた あの人の木陰で
それだけでよかった 何より強かった 優しさでよかった ただそれだけで」
です。
親御様の優しさを、いつも感じながら、恥ずかしいと思いながら、なんとかお役に立ちたいと強い気持ちになれる この活動の原点です。
よろしくお願いいたします。梶野