9月7日(土)~8日(日)に開催された日本病院総合診療医学会学術総会に、当会はME/CFS啓発のためのブース出展をいたしました。朝7時半から展示の準備スタート!ME/CFSを知ってもらうことと、ME/CFS診療をしている医師や病院の情報を集めることもミッションにしました。学会に参加している医師ご自身、または身近な人が、新型コロナ後遺症またはワクチン後遺症で苦しんだ経験を話してくださったり、ME/CFSを実際に診療している医師も複数名いらっしゃいました。新型コロナ後遺症との関連からME/CFSという病名は知っていても、治療法が確立していないことから、患者の対応に戸惑う医師の方々が多数でした。そこで、当会作成の「ME/CFS患者の実態調査報告書」「ME/CFS療養生活の手引き」等をお渡しし、患者の困りごとや、全国都道府県で最低1カ所の診察が可能になることを目指していることなどを説明させて頂きました。「治療法がないから診断をつけることに意味がない」と感じている医師もおられましたので、休職するにも療養するうえでも、診断書が必要であり、患者の生活を大きく左右するものであることをお話しました。また、「医師を対象にしたME/CFS認知度・受け入れ状況調査」アンケートのQRコード入りチラシを、あわせてお渡ししました。医療の現場の声を集めた貴重な集計になることを期待しています。今後も啓発のため、関係が深いと思われる様々な学会などへ、ブース出展活動を継続してきたいと思っています。ご支援のほど、よろしくお願いいたします。