11月16日、支援している学校を管轄するサブシティー(日本の"区“に当たります)の教育事務所を訪問。クラウドファンディングでいただいた支援で行いたいプロジェクトの具体的内容をレター(上記写真)を示して説明しました。
理数科の生徒実験・実習教材を来年2月には21校分の準備はできます。それを管轄の21の小学校に配るだけでなく、生徒実験・実習教材の意義と指導の仕方についてもぜひ教員セミナーを開催していきたいという提案を教育事務所の方から頂くことができました。
【昨年の理科教員セミナーの一場面――蒸留実験――】エチオピアの7年生(日本の中学1年)の教科書には高価なリービッヒ冷却器の図が掲載されていますが、生徒自身が実験するにはゴム栓が足りなくても発泡スチロールで、ゴム管やガラス管がなくてもストローで十分に代用することができることを教員自身に体験していただいている場面。
教員に『物づくり』の面白さを知っていただくことで、生徒実験が持続可能なものにできることも、このプロジェクトの中で伝えていきたいと願っています。
※ コルクボーラー<ゴム栓等にガラス管を通す穴をあける用具>をもってい ないがない学校がほとんどですが、ゴム栓代わりに発泡スチロールを使って熱した太い釘でストローを通す穴をあけることができます。費用はほとんどかかりませんし、また簡単です。