先日、バルコニーの改修が無事に終わりました。真新しい檜のバルコニーは、森の中で白く輝いています。行くたび痛みの進むバルコニーに胸を痛めていたので、嬉しいです。古い雨戸の木材と色が異なりますが、現時点では色合わせは行わず、来年以降の外壁の改修の際に色合わせを行います。これで、屋根・手摺が更新され、残るは駐車場と玄関扉、一部の電気配線となりました。手すりの完成に合わせ、週末実は雑誌の撮影が入りました。発売はクラファン終了後なのですが、ご支援を頂いた皆様には、慈善にお知らせが出来そうです。また原稿が来まり、掲載見えましたら共有させて頂きます。***先ほど、新たなリターンを追加させて頂きました。真っ白なコットンのトートバッグ、くるりと丸められるマルシェバッグ。加えて、すぐに売り切れてしまっていた見学会チケットも、若干数追加させて頂いています。現地では新たに見つかった土の中の排水マスの蓋を改修する必要があり、工事費が嵩んだりしています。ネクストゴールに向け、もしよろしければご覧頂けますと幸いです。
こんにちは、管理人の辻林です。箱根は大きな土砂崩れなく、やっと晴れ、山荘も無事であることが確認出来ました。***手摺はその後解体され、全ての材が痛んで再利用できる状態では無かったことからヒノキで図面と実測寸法により部材を再現し、設置しました。床下の長い材を、木槌でコーン、コーンと打つ音が森にこだましてとても心地よい音でした。材料は大工さんが現地でカンナで調整しながら作ってくれたもの。ヒノキの香りが山荘を包んでいました。辻林
手摺の解体前。手摺下から建物との取り合いを見てみると建物下の梁と外壁のサイディングが直接接しており、元の杉板の外壁は取り外されていることがわかりました。来年以降、外壁を改修する際には、このサイディングを外すと、その下の柱や斜め材などがそのまま見えてくると思います。***昨日、貸切見学チケットのリターンを追加させて頂きました。全く同じ支援額、内容でのリターンの追加は景品法上出来ないとのこと、少し変更させて頂いています。また、一日貸切については10月・11月の予約がすでに満員のため、12月以降の予約となりますが、来年もお使い頂けますので焦らずご予約ください。通常の見学チケットも来週中にも少し追加予定ですが、こちらも支援額が前回と少し異なることになります。ご容赦頂けますと幸いです。Tシャツなどは試作品が届くのを待っているところです。通常の見学チケットと併せて公開できるかは、仕上がり次第。引き続きご覧頂けますと幸いです。今日もどうぞ良い1日をお過ごしください。辻林
おはようございます。毎日雨が続いた1週間でしたが、やっと雨の降らない朝を迎えています。手摺は解体前に、実測と記録を行ないました。手摺の支柱と横板の取り合いは、支柱を欠き込んで収められていましたコーナー部は、横板同士が小口を利用して留められており、板厚12mmの中でよく留まっていたなと思います。一つ一つ、楽しみながら記録しています。***さて、見学会のリターンが無くなっておりましたが、1時間貸切りチケット・1日貸切りチケットを若干数追加します。現在申請中のため、一両日中に承認が降り、公開されるかと思います。普通見学チケットの追加についても検討中で、今週末までにこちらも数十枚の追加が出来るかと思います。併せてTシャツのリターンも公開出来ればと考えております。すでに年内の見学会の予約をスタートしており、埋まりつつある月もありますが、来年3月からの冬を超えた見学会にも使用出来ますので、売り切れで入手出来なかった方には、恐縮ですがぜひご検討頂けますと幸いです。辻林
こんにちは、山荘管理人の辻林です。先ほど、都内の自宅に避難指示が出まして、とてもびっくりしました。仙石原は土砂災害も注意レベル止まりで、都内の自宅よりもむしろ安全かもしれません。***先週は屋根と同時進行で、手摺の改修も行っていました。昨年の台風でとうとう片側が崩れてしまい、なんとも痛々しい外観になっていました。まずは実測から。残っている図面では読み取れないことが、実測してみると色々わかります。手すりの交差部をよく見てみると、先端がナナメに形成されていることがわかります。軽やかに見せる効果があるように思います。また、図面では直径60mmの丸い断面のヒノキ材なのですが、現地の手すりはご覧の通り、角断面。さてこれは、当初から角だったのか、外壁の改修の際に角に変えたのか。今回手すりを改修するにあたり、1番悩んだ点はここでした。選んだのは図面通りの丸材に戻すこと。軽井沢の山荘の手すりも丸材だったこともあり、本当にやりたかったのは丸材ですか?もしかして最初は丸材でしたか?と、山荘に語りかけながら、もの決めを行う夏でした。このあと解体したのですが、そのご報告はまた次の機会に。辻林