初めて宗像みあれ芸術祭のお話を伺ったときに、宗像市のような小さなまちで果たしてこのような規模の芸術祭ができるのだろうかと疑問や不安がある中で、関係者の熱さに心打たれたのを覚えています。
その後仕事として直接関わるようになり、この芸術祭が単にアーティストの芸術性を表現するだけではなく、宗像の歴史、地域の人々、そして子どもたちと、様々な宗像の要素と融和、協調しながら、唯一無二の存在になっていったことを実感できました。
歴史ある宗像で現代アート。多くの現代アートのアーティストが、"アートの日常化"に挑んできましたが、この宗像において誰もが見て、参加して、体験できるすばらしい芸術祭として宗像みあれ芸術祭が今年も開催されます。
今後も子どもたちや地域とのつながりを持ちつつ、文化都市宗像の代表的なイベントとして発展していくことを願っております。
宗像市教育委員会 地域教育連携室 室長
南 宏和(みなみ ひろかず)