高校生の扶養控除縮小を阻止するも予断を許さない
先日、与党税制調査会から「令和7年度税制改正大綱」が昨日発表され、この大綱で今年度は、高校生の扶養控除縮小が見送られることになりました。
皆様からいただいた10万筆を超える署名が、縮小を阻止する上で大きな力となりました。署名にご協力下さった皆様、募金にご協力下さった皆様、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました!
ただし「見送り」であるため、まだ楽観できないのも事実です。令和7年度税制改正での縮小は阻止できても、現状の方針では、縮小を既定路線として毎年議論することを示唆しています。
来年の参議院選挙に向けて年少扶養控除復活の活動を検討中
高校生の扶養控除縮小がずっと議論されている背景には、廃止された年少扶養控除との関係があります。本来、年少扶養控除が廃止されていることこそがおかしいと私たちは考えています。
来年は夏に参議院議員選挙を控えています。高校生の扶養控除縮小議論に終止符を打ち、またあって然るべき廃止された年少扶養控除の復活を実現すべく、次の選挙では「年少扶養控除の復活」を各政党の公約に入れていただくよう働きかけたいと考えています。そのための活動を来年に向けて検討しています。
本キャンペーンの拡散のお願い
本日がクラウドファンディングの最終日となります。こども税制協議会・子育て支援拡充を目指す会では、引き続き高校生の扶養控除縮小の撤回と、年少扶養控除の復活を求めて活動してまいりますので、最後に一日となりますが、ぜひ本キャンペーンの拡散をお願いします。
集まった寄付金の具体的な支出についてはスプレッドシートで閲覧できるようにしており、透明な資金管理及び運営を行います。収支は以下のリンクよりご確認いただけます。
今年も残すところわずかとなりました。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
今後とも応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。