【唐辛子と日本人の食文化についてのお話し】
このゆべし風味の鳶色火煉り柚子胡椒の唐辛子の
ストーリーのついて、
壱岐産柚子の素晴らしさはさることながら、
唐辛子の辛味のリズムにポイントは本文中でお伝えしましたが、
柚子胡椒が完成に近づく終盤戦、唐辛子にお詳しい
他県の有名なおじいさまを訪ねて、
思い立ったら吉日!
公園近くのカフェでお会いすることになった時の話
お話しの中でより深く唐辛子の魅力ついて気がつけたきっかけとなる会話ありました。
唐辛子と我々日本人との関わりについてのお話。
世界と比べると、我々日本人の唐辛子と食の関わり合いはあまり深くはなく、
一味や七味のように、自己責任で「辛味」を加えるというのが主な付き合い方です。
唐辛子の特性を活かした日本料理というのは
あまり聞こえてきません。
対照的に世界では、料理自体に唐辛子を入れたり、香りを移したものを使用し、
多種多様な唐辛子それぞれの特色を理解し、使い分けやブレンドもされています。
目的は辛味だけでなく、その奥にある「香りと旨み」です。
〝唐辛子には「香りと旨み」が詰まっている“
これこそが日本人があまり気が付けていない、唐辛子の魅力。
「その魅力に感覚的に気がつけているというのはとても興味深いです」というお言葉をその方から頂き。
日本人があまり知らない辛味の奥の旨みの文化を広めてみたいとあの時心の奥に火が灯りました
そこで解像度がグッと上がり、今回8年をかけてこれが最終系だ!というものにたどりつけたのです
新しい味わいをより遠くへ届ける機会を、応援して頂けますと嬉しいです